木梶不動滝木梶林道雲ヶ瀬山〜赤ゾレ山 
(台高)

2006年12月17日(雨後時々雪) 単独
                             

村民のpさんが最近頻繁に行かれている赤ゾレ山周辺のレポを拝読して、「おっ!いい感じ〜」
地図を見て「どこから取り付いても迷う事ないなぁ〜」沢沿いを歩くなら長靴がいいと書いてある
ので早速買いに走るf(^^;)
高見トンネル東口を抜け駐車場横を右折し木梶林道へと入ると駐車場付きの“木梶不動滝展望休憩所”
が現れる、ベンチも設置されなんと目の前には木梶不動滝(落差約30m)もあるo( ^_^ )o 、
さぁここから先は道も細くなり地道でもある、私の車で行けるかが不安なのでここに車を止める事
にする。

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3D地図 コ−ス断面図

コースタイム  (全行程約6時間半)
木梶不動滝前08:05→名無し沢取り付き08:20→雲ヶ瀬山10:00→ハンシ山11:05
→伊勢辻(昼食)11:45〜12:20→伊勢辻山12:30→赤ゾレ山12:50→北東尾根林道出合
13:55→木梶不動滝前14:40

←木梶不動滝前。
予報では昼から雨やったけど、もうすでに降っている雨具を着て長靴に履き替え林道を歩く、15分くらい歩いただろうか、右斜面に水量はさほど多くない小さな谷が現れ地図で確認するが記載されていない沢だが木には赤いテ−プも巻かれている、取り付きは急で足元も悪いがとりあえずここから入ってみようと木を掴んで這い上がる、右に谷を見下ろしながら進むとやがて谷のえぐれも緩やかになり沢沿いに進めるようになる。雨もみぞれに変わり苔の上に乗っかっているのが綺麗だ。
名無しの谷
うっすらと霧に包まれた谷には落ち葉の絨毯が敷き詰められ、苔生した岩と水のせせらぎがとってもいい〜、『やっぱ日本の森はいいわぁ〜!』今日は長靴!気兼ねなく“ジャバジャバ”沢歩き、最初の二俣は右へ歩き次の二俣では左へ、適当に進んでいる気もするが一応〇〇〇山に近い所に出たいという予定であった。いよいよ沢の源流部も過ぎると谷の傾斜はきつくなっているので左の尾根へと上がり小休止。さぁこの尾根は縦走路の何処に出るのかお楽しみだぁ〜。
なんて余裕でした〜〜!

←縦走路より見る。
尾根を歩く事5分程で植林帯の縦走路に飛び出す予定では自然林やねんけど『う〜んここは何処らへん?』と思いつつ南下すれば5分で山名プレ−トが見えてきた“雲ヶ瀬山”『げっ!予定より遙か彼方♪〜じゃあ〜りませんかo(;△;)o 』こりゃトットコ南下しやなぁという事で“南のタワ”を過ぎ少し開けた“ハッピノタワ”へ着いた時だった、獣の吠えるような声がしたので立ち止まり耳を澄ます!数ヶ月前高見山で熊出没情報があったのを思い出すと余計に不気味に聞こえるが、なんの事はない樹が風で擦れている音やん。
赤ゾレ山
気を取り直しアップダウンを繰り返し眺望無しの“ハンシ山、池のタワ、地蔵谷頭”を過ぎると足元には雪がうっすらと積もり12時前に伊勢辻着。丁度腹ペコだったので風を避けられる場所でラ−メンを茹で昼食にする、体の芯から温まったが汗ばんだシャツが体温を奪うし足先が冷たくなってきたので“伊勢辻山”へと向かうが相変わらず真っ白け〜で眺望無しなのでそそくさと足を運ぶと赤い実のようなものがたくさんぶら下がった低木があちこちで結構目立っている。赤ゾレ山への登り返し辺りからの雪道には左の谷から登ってきたと思える足跡が赤ゾレへの分岐も通り過ぎ南下しているが、ここで赤ゾレ山頂へ登る。

←北東尾根道。
山頂からは北東へと続く尾根の踏み跡を辿り下り始める、緩やかな下りで歩きやすい!足元の雪もなくなり右は植林に変わるが、左下にはブナなどが点在する雰囲気のいい広場もあったり、この時期でもいろんなキノコもまだまだ存在している感じのいい尾根道である。少しづつ傾斜がきつくなり木梶川の川面も見えたので尾根から斜面をトラバ−ス、川を渡り林道に上がり駐車場へ戻るが、途中の沢や谷で取り付けそうな場所も確認しながらトコトコ歩く事40分で展望休憩所着。近場でもありゆっくりと徘徊出来そうなこの一帯が気に入ってしまいました   (^-^*))。

木梶不動滝 ミニ樹氷!
馬酔木 プチ!エビの尻尾
変なキノコ〜 うまそ〜な色(=^^=)

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