春の陽射しを浴びに赤ゾレ山界隈へ【台高北部】 シャクナゲは裏年?ダニは当たり年かも! 2015年04月25日(快晴) レポはケルト |
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4月に入ってからの毎週末は、山菜取りに明け暮れ天ぷらやお浸しを堪能。山の恵み探しは毎年楽しい!
そろそろ台高にも春のお花が咲き始めている頃、地蔵谷へ行く事になった。
前回訪れたのは2月末、林道は大きな落石が道の真ん中に落ちていたので、今回も不動滝前の駐車地から林道を歩いて行く。
以前よりも落石が増えていた。植林仕事が無い限り整備される事はないのでしょうね。
でも、林道を歩いているといろんな発見もある。モミジイチゴの花が咲いていたり、三つ葉ツツジのピンクが鮮やかだったり、道々のスミレもかわいい。ヤマザクラもまだまだ健在。
あ~~春がやってきたんだなぁ~と感動しながら、歩ける。
駐車地から歩く事40分後、木梶川を長靴でジャブジャブ渡渉、左岸斜面の木を掴み少しヒヤヒヤしながら水平道へと登る。!!!
尾根を回り込み谷へと斜面を下ると、ニリンソウが咲いていて早速piccoloさんは写真を撮り始める。
トリカブトやハシリドコロの緑の葉も目立つ。
沢を右岸、左岸と渡渉しながら先を進む。
ミヤマカタバミも咲いていたりで何度も撮影タイム。
久々の谷をゆっくりペースで楽しんでいく。あ~~~~素敵な世界。
キョロキョロしなが歩いていると、谷の水が澱んだ所になんだか揺れ動く物が・・・良く見るとヒキガエルの卵だ。透明で綺麗~ しかしめちゃくちゃ長~い。直径2cm長さ4・5mあるかも
カエルのおなかにこんな長い物が入っていたのか?もう少ししたらオタマちゃんが誕生するんだなぁ~。
何度も訪れているが、時期によって新たな発見があるって楽しい。
数日違いで見られるものが変わっていくんだものね。
谷の両斜面の木々はまだ葉が付いていないが(少し遅れているように感じます)トリカブト・バイケイソウは緑を添えてくれ、ハシリドコロは真紅のお花を鈴のように付けている。
トリカブトやバイケイソウは7月頃になれば満開のお花畑が見られるんでしょうね。
谷でお昼用の水を汲んで、赤ゾレ山への尾根に取り付く。
急斜面を登らなければならないのでなかなかキツイ・・・ ふくらはぎにくる~~~少し登っては足を止め、小休止を何度も繰り返しながら、ようやく赤ゾレ山着。
お天気がいいので周りの山々がくっきりと見える。
赤ゾレ池へと下りて行く。前回来た時は凍っていたがすっかり春の陽射しで融けていた。
ヒキガエルの卵はあるかな?周りを周回しながら覗いたが見かけなかったけど、水色の糸トンボが飛んでいた。
piccoloさんが「まだ下に赤ゾレ小池があるよ」というので見に行ってみた。
「わああぁぁ~~~凄い~~~~」小池の中に卵から孵ったばかりで5mmくらいのオタマジャクシがわんさか~、日当たりよく水温が高い池だから孵ったのかなぁ?しかし卵も凄い量だし、オタマジャクシの楽園になっている!びっくりの光景
これまた面白い物が発見出来た。
馬駆ヶ場稜線へと移動して日本庭園でお昼のランチを食べる。アセビの低い木々がいっぱい。少し咲きはじめているので、もう少ししたら満開になるのでそれもまた素晴らしい世界でしょう。
なんて思いに耽っていたら、レジャーシートの上を這い回る体長1.5mm程のダニが2匹!休憩時にシート上で見たのははじめて!そそくさと片付ける事に。
稜線から枝尾根を下ると葉の無い木に白い花がたくさぁ~んのタムシバ。
さらに下ればミツバツツジのピンクも見えてきた。
お花を見つける度に心がふわっとする。お花の力って凄い。
シャクナゲも多いこの枝尾根だけど、葉の色艶はよくなくまったくと言っていいほど蕾が付いていないので今年は裏年のようです。
昨年は花付きよくて綺麗だったのをふと思い出したのでした!。
木梶川上流部の谷まで、木を掴みゲキ下って行くんだけど、先行するpiccoloさんも立ち枯れした木を掴んだりで何本か折れた。あぶないあぶない。
上流部の谷に着地、陽射しが入って谷はキラキラしている。トリカブト・ハシリドコロ・バイケイソウがここでもかなり群生している。
15時に駐車地へと戻った。久々にしては結構な距離を歩いたようで少し足が痛い。
でも素敵な出会いがいっぱいあったのでやっぱり山は楽しい!。
モミジイチゴ | ここにも山の恵み~ | アセビ |
---|---|---|
カラマツ | ミツバツツジ | ミツバツツジ |
??? | ヤマルリソウ | ハシリドコロ |
ニリンソウ | なんとかエンゴサク | トリカブト |
タムシバ | タムシバ | バイケイソウ |
ニリンソウ | ミヤマカタバミ | タニギキョウ |
なんとかスミレf(^^;) | ハコベ | ハルリンドウ |
ツツジと山桜とおっさんf(^^;) | 爽やかな谷歩き~♪ | |