あけましておめでとうございます~


アベ山谷右岸尾根~伊勢辻山~馬駈ヶ辻界隈【台高北部】



待ちに待った樹氷鑑賞~♪


レポはケルト


2016年01月16日(曇り時々晴れ)

にょきにょき霜柱

大又Pに着くとすでにたくさんの車が止まっているので、明神平は賑やかになりそうだ。
お天気がいいのも今日までだもんね。そりゃ多いはず!!。


早速、用意をして7時半出発~
駐車地すぐの緑橋を渡り、植林帯尾根をゆっくり呼吸を整えながら登って行く。1ヶ月振りなのでバテないように。


植林帯の中は、静かだ。
こちらから登る人はまだまだ少ないが、先行者2名?の足跡がある。


稜線に出ました

少しの急登を終え左が雑木林となる境目歩きとなれば、傾斜も緩み違った景色を楽しみながら歩ける。
緩い尾根登りも終わり目の前の傾斜が増してくると、右植林帯のトラバース道へと入り緩やかに高度を稼ぐ。


間伐・枝打ち共に手入れが行き届いた植林で、整然と並んでいる。
木の長さ、太さともに揃っているからか、何回歩いても気持ちよくなれる美しい植林帯だ。


この時期にしか見られない何かはないかとキョロキョロしながら足元も気をつけながら進んで行く。
積雪もチラチラと現れてきた。


針霧氷

土の帽子を被った霜柱がにょきにょきとたくさん成長している。
クルリンとカーブしてたり、真っすぐだったりいろんな伸び方をしていて透明さがとても綺麗!。


先行者の足跡は、1150m付近の谷を横切り赤ゾレ方面に向かったようだけど、今回も伊勢辻方面へと左の尾根を登る。


このアベ山谷右岸尾根も稜線まで長く感じたが、歩き慣れてきたせいか早く稜線に出られたように感じる。大又~明神平が1時間50分、こちらは1時間40分くらいかな。


松霧氷

稜線の積雪は5cm程で、葉の落ちた灌木に針のように尖った透明な霧氷がたくさん付いていた。


赤い実を付けた灌木や松も芸術作品みたいな感じで針霧氷に覆われている。
冬枯れの山には色彩が少ないので、赤い実や松葉を見るだけで嬉しくなる。


縦走路を左に折れ、伊勢辻山へ向かい振り返ると国見山方面の稜線が白くなった景観が広がる。


曇空だけど、風もなく穏やかな雪道を楽しみながら赤ゾレ方面へ戻り歩くと少し青空も出てきた。


雪少ないねぇ~

赤ゾレ池が見えてきた。piccoloさんが全面凍った池を足でツンツンしている。「まだまだ薄いなぁ~、例年なら上を歩けるのになぁ~」凍った池と周りの雪との色合いが綺麗。


とりあえず桧塚が見える所まで歩こうというころになり、霧氷のトンネルを楽しみながら進んで行く。青空も長くは続かず、太陽もちらっと出てはすぐに雲に隠れてしまう。でも、霧氷が解け落ちないので長く見られるから良しとしよう!!


馬駆ヶ辻を過ぎると積雪も10cm程となり、木梶山方面がほとんど積雪していないのも見え、こちらだけ雪山なんだと感動できる。


たまに青空が~

稜線上を風が吹き抜ける所の樹々は、樹氷がびっちりと張り付いている。


檜塚稜線が見渡せる台地に来たが、相変わらず曇っていてあまりよい景観ではないのと、風が吹き始め寒くなってきた。

明神平か国見山へ周回しても、林道歩きがつまらないので赤ゾレに戻り青空待ちする事に。


赤ゾレ池まで戻ると雲がきれて青空が出て来た。
ツェルトを張ってまずはランチの準備でバーナーを点ける。


青空待機しまぁ~す

ツェルトに日差しが当たると途端に暑くなり、雲に隠れると程よく、バーナーを消すと寒くなってくる。
冬山にツェルトは必需品だとつくづく感じながら、温かいうどんと残り汁雑炊のランチで身体はホクホク。


お天道様は出たり隠れたりで、周辺の霧氷もすっかり解け落ちてしまった。
1時過ぎとなりスッキリ青空がこれ以上期待できないので、ツェルトを片付けて下山に入る。


霧氷と青空叶わず~(;_;)

朝の先行者の足跡を、赤ゾレ山西側鞍部に登ってきてるのを確認出来たのでそれを辿り植林帯へと下って行く。


植林内は、ふかふかの土なので足の負担もなく稜線から1時間ほどで駐車地まで戻れました。


植林帯の土も稜線の雪もふかふかで足にはすごく優しく、強風なく自然の造形美をいっぱい楽しめた今回の山行。1ヶ月ぶりの山歩も幸先の良いスタートになりました~。

山の神様、本年もよろしくお願い致します~。            (*^^*)



マーキングとブナ模様がお猿さんだね!
木梶山も吊り尾根も積雪なし!

               




[PR]