薊岳(1406m)〜明神平 (奈良県吉野郡)
2003年4月13日(曇天)
この薊岳を歩けば高見山からの北部台高の最北端を歩き通したことになる一つの目標。
2002年10月に和佐羅滝〜明神平経由で戻ってきたときに林道終点から大又バス停
までのアスファルト道を1時間少し歩いてメチャ疲れたので、今日は車に自転車を積み込み
林道終点のPに車をデポ、自転車を降ろしいざ下りはじめると『後ろのブレ−キが戻らない!』
どうもワイヤ−がほつれて引っかかってるみたいなので、前ブレ−キのみでペダルを漕ぐこと
なくビビリながら快適に下り10分弱でバス停まで戻り駐輪。
アクセス 名阪国道針インターからR369を南へ榛原町内からR166で菟田野町を経て 松阪方面に向かうと“東吉野村やはた温泉”のカンバンを右折し大又バス停前 の笹野神社横より |
コースタイム
笹野神社→90分→巨岩→45分→大鏡池→20分→薊雌岳→
→60分→薊岳→65分→前山→115分→林道下駐車場
(全行程時間7時間30分)【歩数は約17.300】
周辺地図 | 3D地図 | コ−ス断面図 |
←笹野神社 神社右手横の階段を登りすぐに立派な民家がある ので左に回ると登山口。 よく手入れされた緩い植林帯の中、足元にクロ−バ− に似た3枚葉でうつむき加減に白く小さな花がたくさん 咲いているのを見ながら、ゆ〜〜っくりと高度を稼ぐ。 |
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歩き始めて90分 いまだに植林帯の中を歩いている と左手に大きな岩がデンと居座ってる。前回の貝ヶ平 山でも巨岩を見たので“続くもんやなぁ!”と写真を 撮り、しばし休憩のあと歩き出してすぐに右斜面上に 目をやると高さが9m(一番高い所で)幅は25mはあ る超巨岩に L(・o・)」 オーマイガ てな感じで早歩きでその場を去ることに!!。 |
←大鏡池 長々と続いた植林帯がやっと終わり空が開けたところ の右手に『大鏡池』。この池に水が張ってるのを見た ことが無い方もいるのでラッキ−だったかも。 池の周りには鹿のフンがたくさんあるので水場になって いるんでしょうね。 |
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←大鏡池を過ぎると見えてくる薊岳。 大鏡池からはヒメシャラなどの雑木林の尾根道を 左には伊勢辻山や国見山、右に二階岳・木ノ実ヤ塚 を眺めながらのんびりと歩いていると、休憩中の女 性(3人組)に、あいさつをして先に進む。 話しながら最後尾を歩いていると後ろから枝を踏む 足音が聞こえたので『んん〜何か後ろにおる』 振り向くと、すぐ真後ろに人が!! 『あぁ〜〜びっくりしたぁ〜』と思わず大声を出 してしまい若者も『すいませ〜ん鈴付けて無くて』と 早い足取りで消えてしまった。 |
ありゃ!まぁ!目の前には岩場が現れたよ〜 巻き道は無さそうなので、樹や岩に手を掛けよじ 登るとやせ細った岩場の尾根じゃあ〜りませんか! |
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少しスリルを味わいながら進むと足元が土になった 所で、“薊雌岳”と案内板に書いてある。 山の地図では判りづらかったが『ここかぁ!』んじゃ “雄岳”が“薊岳”?!。 『まあええわ〜?!』とまた岩をよじ登ったり降りたり 『ヨイショ!んん!!』と気合いを入れ、半分楽しみな がら進む。こんな岩場でもシャクナゲや他の木がずい ぶんと茂ってる!自然の力強さを感じる!!。 |
←薊岳山頂 テ−プが二手に分かれてる!。 左直登は登りづらそうなので右を巻くことにする 足場が少し悪いので注意しながら進むと木に 手製の“薊岳”と書いたプレ−ト発見。 すぐ上が頂上みたいなので上がると狭い山頂に。 先ほどの若者が岩場に腰掛けていた。 聞くと1時間後に歩き出している!!。 少し霞んでいるが大普賢岳や八経ヶ岳も見える。 昼食を食べ休憩していると先ほどの女性組も来られ 写真を撮ってあげてお先に失礼する。 |
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←北側斜面では30pの残雪。 薊岳からは下るだけなので隆史も元気モリモリ!!。 ブナやヒメシャラの自然林帯の広い尾根道では バイケイソウが顔を覗かしはじめているので踏まない ように避けて歩く。ウグイス他様々な小鳥のさえずり を聞いていると『山はええなぁ〜』とあらためて思う。 鳴き声で鳥の種類が判るように覚えなければなぁ!! |
←前山 前方に明神岳や明神平が見え始めてきたら前山 時間があれば明神岳へ足を延ばそうと予定してい たが、嫁っこの足指の具合が悪いので少し長い休憩 をしてこのまま下ることに。 |
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←明神平・水無山 明神平を反対方向から眺めるのは初めてだけど、こち らから水無山方面の眺望は最高やね 向かいの傾斜をゾロゾロと降りてくる十数人の登山者 まるで人形みたい!。 時間もPM2:30になり人気もなくなってきたので嫁っこ に合わせてゆっくりと何回も休憩しながら駐車場に戻り バス停で自転車を積み帰宅。 翌朝少し筋肉痛になっちゃいました〜。 |