上谷〜伯母谷覗き〜大普賢岳(1779.9m)
2005年10月30日(快晴)
 単独
(奈良県)
                             

紅葉の季節になると訪れたくなる伯母谷覗き!ロングコ−スだが上谷からのなだらかな
この道が気に入ってしまい今回で2度目。

久久能智神社前の2台ほどの駐車スペ−スに先客は居ない、一番乗りである。
空もうっすらと明るくなり始め植林帯の道を歩きはじめるが、一昨年は結構きつく感じたの
がそこそこ体力がついてきたのか山ノ神の頭での急登を経験したからなのか!今年はかな
り余裕で上谷分岐着。

風景スライドショ−

コースタイム  (全行程約9時間半)

上谷登山口6:20→上谷・柏木との分岐6:50→伯母谷覗9:15〜9:45→阿弥陀が森10:45 
→大普賢岳11:10〜11:45→(昼食12:00〜12:35)→阿弥陀が森13:05→伯母谷覗13:25
〜13:40→上谷登山口15:45

画像をクリックすると大きな画像を見られます。
周辺地図 3D地図 コ−ス断面図

←尾根道。
上谷分岐から約1時間は植林帯のなだらかな尾根道歩き、まったく眺望もないが登山道脇のキノコなどを撮影しながら退屈しのぎ、道は尾根から西の斜面へと移り植林帯を抜けると、この辺りから約1時間は上谷川を挟んだ山の斜面の色付いた木々が垣間見られるようになる。

←枯れ沢の岩場。
しばらく景観を楽しみながら進むと高木が多くなり陰の道となると上多古川支流の源流部になるのだろうか?枯れ沢の岩場を斜めに横切り大きな岩の下の巻き道を過ぎると遭難碑があり小休止、帰りに回収すればいいかと思いお菓子をお供えし合掌。

さぁ、ここから伯母谷覗きまではもう少し!黄・紅・緑の鮮やかなキャンプ適地の森を抜け、沢を渡り10分で行く手の岩の上には空だけが見える伯母谷覗き着。

←伯母谷覗きより
怖々絶壁から覗くと、見事なまでの景観!少し霞んでいるが澄んだ青空に色とりどりの樹々、大台ヶ原や和佐又のロッジは目視できる、これから目指す大普賢岳
方向は戻ってきた時には逆光になるからと今のうちに写真を撮りまくる事に!あっという間に30分の時間が過ぎザックを背負い緩やかな上りから阿弥陀ヶ森ピ−クも巻き道を過ぎると山上ヶ岳からの奥駈道に合流、女人結界門横には女人禁制についての真新しい案内板が設置されてあった。ここから少し下り登り返すと脇宿を過ぎると右手には時折尖った大日山が見え隠れ
したり、左を振り返ると色付いた山腹には伯母谷の絶壁がよく見える。
←大普賢岳 H・EIさんと。
周囲にシャクナゲが多くなり始めた所で初めての登山者とすれ違う、“覗きに行くそう”です。
大普賢手前のピ−クを越え和佐又への分岐まで来るとぞくぞくと登山者が歩いてくるので、足早に最後を登り詰め山頂着、狭い山頂は人だらけ!快晴に恵まれ見事な360°の大パノラマに魅せられる。

満員御礼で昼食は無理なので和佐又分岐を過ぎた辺りまで戻りのんびりと昼食にする。

←雑炊(^u^ 
この季節になるとアルミ鍋うどんが定番、残り汁で雑炊と山の中では御馳走かな〜(=^^=)
コ−ヒ−も飲みながらくつろぐがそろそろ戻らなければならない時間、重くなった腰を上げ女人結界門まで戻ってくると往路で出会った登山者と出会い少し会話をする。
覗きでも少し休憩の後来た道を戻り遭難碑でお菓子を回収、上谷分岐まで戻ると“ホッ”としたのか、植林帯の道を下っているときに4段しかない木の階段で樹皮が剥がれ“スッ〜テ〜ン”お尻から見事に着地
(;>_<;) するも無事?神社前に下山。

大普賢山頂より稲村ヶ岳方面。
                             今日の出来事
@ 大普賢山頂でpiccoloさんと声を掛けられる、H・EIさんだった、掲示板でここへ来るのを知っていたらしく、“もしかして”と、お互い名前は知っていたが初対面、私の顔はHPで見ていましたとの事でした。

A H・EIさんが下りられた後に背後に来られた方を斜め後ろから見るとwolfgangさんに似てるなぁ?
確認しようにも接近しすぎているので覗き込む事になるので出来なかったのですが、帰宅後HPで確認したらやはりそうでした

B 復路で伯母谷覗き手前では前方から賑やかな鈴の音が近づき単独の登山者とすれ違うが、軽装備なのに今頃からどこまで行くのだろうか?と絶壁で休憩中に考えていたら鈴の音が又近づいてきた!戻ってこられ一息ついた後すぐに下って行ったので少し距離をおいて歩き始める。
 枯れ沢の岩場で追いついた時でした、かなり下から単独で岩を登ってくる姿が見えたので、“?あんな所にも別ル−トがあるのか?”確認しようと待機する、なんと前日に山上ヶ岳からこちらに来て迷いビバ−クしたとの事!道案内などしてると先ほどの単独登山者は岩場をどんどん下っている、“道はこっちですよ〜!”と叫び上がってくるのを待つ事に、下からビバ−クした方が来られたので間違ったようだ。
 ここからは私が先行し後方で鈴の音が聞こえる、岩場では30分少しロスしたのでペ−スを早めるが鈴の音が遠のいてきたので小休止、もう迷い込むような道もないだろうから後方を歩く事にするが、いつの間にか鈴の音が聞こえないなぁ?外したのかな?と思いつつ上谷へと下山。
 
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