稜線では霧氷が見れたよ　【台高北部】

カラフルな樹々

駐車地を6時半に出発～。
谷を渡ると鮮やかな真っ赤な紅葉が出迎えてくれた。登り上がって行く樹々がカラフルで心が躍る。
標高200ｍも登れば汗がにじみ出てきてダウンを脱ぐ。

周りの景色は植林に変わる。
途中、杉の皮が剥がされていて真新しいのから古いのまで数本あった。プーさんの仕業かもね。

音楽を鳴らしながら登って行く。（毎度のグラナドです。）
稜線近くまで来ると広葉樹の落ち葉の絨毯が綺麗。風があるのでダウンを羽織る。寒い～～～。

大きく綺麗なコシカケ

もう稜線にある広葉樹は全て落葉している。
赤ゾレ山から国見山を見ると霧氷が付いているが、西からガスがどんどん流れてるのでたまにしか山頂は見えない。

そこだけが真っ白になっていて、摩訶不思議な景色だ。下からガスや冷たい風が吹いているからだろう。

今まで歩いていなかった斜面を上下に分かれて歩いて行く。
トラバース歩きは足にくる、鹿道よ出てきておくれ。

霧氷トンネル入り口

piccoloさんが大きなサルノコシカケを発見。下側が真っ白できれいだ。
本当に腰を掛けたがビクともしない。何年物なんだろう？

先日、知り合いに小さなサルノコシカケをプレゼントしたら喜んでもらえた。
サルノコシカケって実は凄い効力の持ち主なんだなぁ。

獣の糞があった、どんな動物か分からないけどそう古くない。

霧氷のお山

この先、プーさんの生息地に入るけど今日も会いませんようにと祈りながら歩いて行く。

また稜線へと戻ると先程見えていた霧氷のトンネルだ。
まだ華が落ちないで、繊細な形を保ってくれている。
綺麗だわ～と思いながら写真を撮っていく。

木の幹には彫り込んだ模様に見えるように綺麗な形で張り付いている。
風が吹くたび、欠片が飛ばされて当たって痛い。

キャワイイ～

国見若水に寄り、枯葉で埋もれていたのでお掃除をする。今もコンコンと綺麗な水が湧き出していました。
ご神木にもご挨拶して、ノートに書き込みをする。

少し尾根を下りながらトラバースしていく。いつの間にやら音楽はブルーノマーズやドラゴンアッシュに変わっていた。

新しい靴なので、靴ズレで踵が痛くなってきた。
皮が捲れる前に処置をする。よし大丈夫だと歩き出す。

わんさか～

とうせんぼしてシダに半分埋もれた倒木にpiccoloさんが何かを発見したみたい。

それはピカーっと光っているではないか！！
ナメコの幼菌だった。やっと会えました～、でも少ない。
赤だし1回分くらいかな～(>_<)、なんて可愛らしいお姿。これはいただくことに。

しばらく行くと、上にあるあの倒木を見といでと言われ行ってみると、わんさかナメコが出ているではないか～～～。

霧氷には青空ですね

開いていて丁度採り頃、ヌメリもいい感じで新鮮。
ゴミが付かないよう丁寧に採るのが一苦労でしたが、袋もそこそこの重さとなる。
帰って計ったら3.8kgあった～(^^♪。

もう12時過ぎなのでランチにする。ここは無風で居心地よい。
ランチを終え、ザックを背負って支尾根に乗ると風が吹いていて肌寒いよ～。

登って行くとお日様が顔を覗かしてくれ、ナメコが採れてよかったねと言ってくれているようだ。

稜線に出たら、まだ霧氷が落ちずに残っている。

ムッヒョー(^^♪

13時過ぎているのに、よっぽど冷たい風が吹いていたんだな～。

綺麗な霧氷がこんな時間まで見られるなんて珍しい。
真っ青なお空に真っ白な霧氷が映えて凄く綺麗だ。足元には風で落ちた霧氷の欠片で、一面真っ白になっている。

11月の半ばなのに素敵な景観が見られた。感動ものです。

散った華

下山して行くと、うん？？？と目を疑う場所にマウンテンバイクの人が困っているような感じで往生していた。

piccoloさんが声掛けすると、登山道を見誤り変なとこへ出てしまったので戻ってきたらしい。
しかし、このガレ場を横切るのは危険なような感じ。

何とかして横切りますと言われたので、心配だったがではお気をつけてと下ったがマウンテンバイクの真下側10mに来た所で見上げるとまだ往生している様子。

今シーズンお初でした～♪

piccoloさんが横切るより、こちらに下る方がまだ安全かと判断、上にいるマウンテンバイクの人にアドバイスする。

お助けロープを用意して待機、なんとか無事に降りてくることが出来てよかった～。
桧塚まで行ったそうで、こんな所をマウンテンバイクで来るなんて凄い人だ。

ズンズン下るとたくさんのサルナシを発見。触るとフニュとして熟れ頃。
手が届くところの4個だけ採った。熟したキウイのような味で甘酸っぱくて美味しかった。