開始日時 | 2013/11/09 06:49:50 | 終了日時 | 2013/11/09 15:24:52 |
水平距離 | 8.93km | 沿面距離 | 9.33km |
経過時間 | 8時間35分02秒 | 移動時間 | 4時間54分34秒 |
全体平均速度 | 1.09km/h | 移動平均速度 | 1.90km/h |
最高速度 | 10.95km/h | 昇降量合計 | 1707m |
総上昇量 | 869m | 総下降量 | 838m |
最高高度 | 1742m | 最低高度 | 863m |
今日は天川もみじまつり(9,10日)、時間が早いのでみたらい渓谷で車を停めゆっくり紅葉を観賞しつつ、写真を撮る。
国道から白倉林道に入ると“わおぉ~”こちらの紅葉はもっと見応えがありゆっくりと車を走らせる。
落ち葉に埋もれた林道を進むとやがて岩本谷を横切る橋がありここに車を停める。
この沢は初めて。岩本谷~水晶谷そして大日キレットから登山道に詰め上がる面白いコースらしい。
ここの沢の透明度も素晴らしい!! 周囲も紅葉している。
いいなあ~ きれいなあ~ いいとこだ~ 長靴なので渡渉は、楽しい。\(~o~)/緑深い苔や上から垂れている蔓など、景観はめちゃくちゃ私好み☆またパラダイス発見か? いっぱい写真を撮って行く。
途中2回ほど滝を高巻きしながら進んでいく。
「あっうんこや~!」「ん?」何を言ってるんだ?とpiccoloさんの方を見ると上手いこと“とぐろ”を巻いた蔓が転がっている。「何?それ~ 面白い~」私たち以外誰も居ない谷に笑い声が響く。
「面白いから、持って帰ろか」「でもめちゃ重たそう、2kgぐらいあるんじゃないの?」「ザックにくくりつけるよ」とpiccoloさん。
そのうしろ姿がすんごい笑けてくる、 また谷に笑い声が響く。そして笑ってるうちに水晶谷出合着(=^_^=)。
本谷を左に見送り右俣へと進んでいく。なだらかな谷もやがて水量が少なくなり昼食用の水を確保。
伏流となったところで稜線を見ると台形状に尖った大日岳が見える。岩の規模が「おおおお~」と思わせてくれる。
ここから右岸尾根を登り大日岳キレットを目指す。「このキレットを詰めて行くで~」とpiccoloさん。
わあ、なんか面白そう~ なかなかわくわくさせてくれるコースだ。
尾根は横に広く結構傾斜がきつくなってきた。「あれはもしかして」とpiccoloさんが斜めに登り始めた。
そちらを見ると50m程先の木にどうもヤマブシタケらしき物体が。その木まで行くと正しくヤマブシタケ、地上3m上くらいにある。
今年はもう出会えないんとあきらめていた、11月なのにまだ枯れずに残っている!旬は過ぎているが腐ってはないようだ。
落ちている枝でツンツンして削ぎ落とし、下でキャッチした。なかなかの大きさでラッキー!!
登るにつれ傾斜がきつくなってきたのでジグザグに登る。次第にV字状のキレットが大きく見えてきた。
稜線まで距離にすれば150m程手前でしょうか、ここで大休憩、キレットを見上げながら、そして下界の紅葉を観賞しながらバナナをほおばるf(^^;)。
ザックを担ぎ尾根から伏流だった谷に戻れば目の前がキレット。一段と傾斜は増してくる!少し水も流れていて両脇の岩壁も濡れているが、ゴム引き軍手をしてるので両手のグリップはしっかりしているので楽ちん。岩場を乗り越えたり右の岩棚に登ったりすればあと数mで稜線。
piccoloさんが登山道に出る、私があとに続いて詰め上がれば稲村ヶ岳側から女の子が一人降りてきた。「えっここから登って来たんですか?」と驚いてくれた。なんか嬉しい。「この人の後ろを見てあげてください」とぐろちゃんの存在をアピールする。見た瞬間、笑って受けてくれた。またまた嬉しい!「よかったね、いいタイミングで降りて来てくれて、笑いが取れた!!」
ここからは、稲村ヶ岳を目指すが、“刀剣”に少し寄り道することに。登山道を外れて、石楠花茂る所を登っていく。
piccoloさんの背中の“とぐろ”ちゃんが、石楠花の枝にひっかかり進んでいくのが大変だ。えらいところに刀剣を設置したんだなぁと思いながらも、うしろを着いていく。
「あった~~~~」まさしく刀剣だ。設置が昭和23年となっている。なぜこんな所に設置したのだろう?担ぎ上げるにはかなり重そうだ。
周りの景観は木々で何も見えないのに何故ここに?と思うのだが。当時は見晴らしが良かったのかもね。取り敢えず見られて良かった。
登山道に戻り稲村ヶ岳に向かうが、登山者とすれ違う事が増え、皆piccoloさんの背中に目が行くようで“おおうけ!”してくれる。
展望台への階段を上がり360°の大パノラマをしばし楽しむ。稜線上は冬枯れしているが標高1200m位までは紅葉している。次は大日岳。
階段を登り、狭い頂上に祠が2つあった。少しの休憩で稲村小屋まで降りることに。この界隈は、小屋付近でしか火気の使用は出来ないので、小屋前のテーブルで少し遅いお昼とする。今日は鍋焼きうどん。
お腹を満腹にして、13時下山に入る。
稲村ヶ岳側に少し戻り、笹に覆われた斜面をトラバースして行く。道を歩いていた人たちは、“変なブツを担いだあの二人”何処へ行くんだろう?と?マークでこちらを見ていた。
クロモジ尾に合流したらそこはシャクナゲ帯で、右往左往しながら下って行く。
ここは、尾根の途中で1ヶ所左折れしないと岩本谷へ降りていかないらしく、道を間違える人が多いそうです。植林が急に開け前方は禿山でススキの群生が一面に広がっている。ここが左折れするポイント!。
向かいの山も所々紅葉している。ススキの金色と紅葉と杉の緑と色合いが綺麗。
途中で向かいの山にハートを発見!。
わざとあんなふうに植林しているのかなぁ?偶然?(興味のある方は探してみてください。)
ちゃっちゃかと下って、駐車地に15時半に到着。
駐車地の近くで、サルナシ発見!10個程採って、丁度いい感じで熟していた。
1個食べると、キウイと同じ味で甘かった。大きさも3cmくらいで今まで採った中では大きいものだった。
とぐろちゃんとヤマブシタケとサルナシとおみやがいっぱい、満足の山行となりました~。
岩本谷 | 岩本谷 | 岩本谷 |
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岩本谷 | 岩本谷 | 岩本大滝(仮名)右岸巻き |
岩本大滝(仮名)右岸巻き | 岩本谷 | 蔓ウ●コ担いで“いっぱぁ~つ” |
岩本谷 | 岩本谷 | 岩本谷 |
岩本谷 | 岩本谷 | 見上げるキレット |
見下ろすキレット | 稲村の刀剣 | 稲村ヶ岳 |
大日岳へ | ||
白倉林道 | 白倉林道 | 白倉林道 |
白倉林道 | 旬は過ぎてるヤマブシタケ(でも美味かった) | |
熟れごろサルナシ | ||