開始日時 | 2014/01/12 08:20:57 | 終了日時 | 2014/01/12 14:24:17 |
水平距離 | 8.08km | 沿面距離 | 8.18km |
経過時間 | 6時間03分20秒 | 移動時間 | 3時間09分39秒 |
全体平均速度 | 1.35km/h | 移動平均速度 | 2.59km/h |
最高速度 | 10.64km/h | 昇降量合計 | 521m |
総上昇量 | 279m | 総下降量 | 242m |
最高高度 | 699m | 最低高度 | 438m |
三峰・高見山を予定していたが樹氷や積雪がイマイチなので風折滝に予定変更。
毎年2月に入ってから行っていたが、今年は例年に比べ気温が低いので少しの期待を胸にいざ~。8時15分駐車地着。
車は1台も止まっていなかった。8時半に用意をして出発。
駐車地からハイキング道(遊歩道)を歩くと、道を横切る枝谷の小さな滝なども見所。
階段をいくつか登り降りしたり、回廊を歩いたりと楽々コース。回廊途中の岩壁からは牙のようなツララ郡が出てくる。
この景色は圧巻だが、回廊は網を張った廊下で、ツララが落ちて砕け散っているので、踏むともろに滑るのです。
回廊を歩く時は、落下してくるツララや、足元に気をつけながら歩かないといけない。
階段も日陰で凍っている所もあるので滑らないように気をつけて行く。
休憩小屋のある風折谷出合からは残雪もあり前日に入った?単独のトレ-スがある。
ここから風折谷へと入り沢沿い歩き。大きな岩を乗り越え、石飛びもあり、はたまた丸太の上を歩いたり、残置ロープを使いながら登ったり、降りたりする箇所がいくつも出てくる。1番目の難所が出てきた。
残地ロープが連続三箇所設置されており、一つ目は難なく伝っていけるが、2つ目は、上手くロープを使わないとドボンするような所だ。
慎重に降りていく。3つ目は大きな岩乗り越えの為、外側からと岩下から入って隙間から抜け登る用のロープが設置されている。
piccoloさんは外側から行ったが、私は足が届かないかもと、前回同様に岩下から行くが、抜け登る岩に水が流れ落ちているので上りにくい。
仕方無く外側から引き上げてもらいなんとか乗り越えることが出来た。
2番目の難所は小滝のすぐ横を登らねばならない。ここにも残置ロープが設置されている。
滝横なのでロープは完全凍結。piccoloさんが何度もロ-プを岩に叩きつけ氷を取り除き登るが、岩も凍っているので足の置場に難儀しながらクリアした。
特小無線機からpiccoloさんのアドバイスが聞こえてくる“水が流れているところは凍ってないから~、スパッツしてるから濡れないわ~。
目と鼻の先の距離だけど、肉声は滝音で完全シャットアウトされ聞こえないからこんな所でも役にたつ。
いざ奮起して頑張るが、とにかく第一歩の足掛りが滑りまくってなかなか上がれない。滑り方が悪いとドボンしてしまう。こんな所で諦めるわけには行かないし、「ファイト~!一発~!」掛け声と共になんとか這い上がった。
ほっとできたと思いきや、登るとすぐに岩場を回り込む残置ロ-プがあり、ここも足元はツルツルなので慎重に慎重に伝って行く。
なんとか行けたが、帰りはこれを下らなくてはいけない・・・帰れるんだろうか・・・・もうここまで来たら、イケイケGoGo~だ。
“もうまもなくやで~”の声が聞こえたが、目の前には行く手を阻む3番目の大岩垂直3m登りが!ここも残置ロ-プが垂れ下がっています。
こうして3つの難所を乗り越えれば、見えてきました風折滝!!遠めから見る姿も素晴しい!! 近くまで行くと沢や滝周辺が凍っていて美しい。氷瀑はまだ6割程度だが、それでも圧巻な景色。
誰も居ないので、このすばらしい景観は貸切だ。バンダナショットを撮り、いっぱい撮影する。沢沿いでの氷の造形もアートな感じだったり、リズム良く踊っているようにも見える。
滝近くでは寒いので少し下の方に降りて行き、そこでランチタイムとする。
幸いにも無風で助かった。ゆっくりのんびり滝を観賞しながら昼食をとる。行くたんびに表情が違うので今回の状態の滝もいいもんだ。
一つ残念なのは岩壁のツララが成長し過ぎて天使の翼に見えないこと!水量は申し分ないのだけどと思いつつそろそろ帰り支度。
アイスブル-の風折滝になる頃(2月)も来ますねと挨拶をして往路を戻る。時間に余裕があるので、枝谷の氷観賞等しながら、下っていく。
2番目の難所場では足場を確かめながらロープを掴んで小滝横を降りていく。
途中、台地状の開けた所でpiccoloさんが、残雪にぷーさんのトレ-スを見つけた、明らかに歩幅が人間とは違い4つ足のトレ-スで少し内股になっている。
トレ-スは数日前のようですがそんなに古くなさそう。なんとなく足跡を辿り、雪が無くなった所で上を見上げると岩壁に洞窟のようなものが3ヶ所見えた。ドキドキしてきた・・・ まさか今近くに居ないよね・・・・先を行くpiccoloさんが「今、焦ってるやろう」と悟られてしまった。近くに居たらどうしようと恐怖感に呑まれそうになった。
「鈴をつけてるから大丈夫や。」と気持ちを落ち着かせ、歩いて行く。そんな時に1人、こんな時間に登ってくる人が居た。対岸沿いに会釈する。遠いので声は掛ける事が出来なかった。
1番目の三つ目難所に戻ってきた。さてここはいけるか? piccoloさんが先に下りた。
私も外側からなんとか降りられたが、二つ目はロープで身体引き上げながら片足上げて足場を確保して登り上がらないといけない。
しかも一気に行かないとドボンだ!piccoloさんも少し苦戦したが上がった。私いけるかなあ?
勢いつけて行くが無理。体勢を直し背負ったザックを引き上げてもらいなんとか登り上がれた。難所が終了してほっとした。
後は、のんびり回廊と階段を下っていくだけ。ただツララが降ってこないように祈りながら歩いて行く。
14時半駐車地着。
その時その時でコース状況が変わるので、今回もいい経験が出来たなぁと感じました。
1番目一つ目の難所(復路撮影) | おっとっと~ | |
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今から2番目回り込み(復路撮影) | ||