伊勢辻山1290m国見山1418.9m【北部台高】


今シ-ズン初の新雪フカフカスノ-シュ-


レポはケルト


2013年12月14日(強風)

国見山2013.12.14

プロフィールマップ

GPSログ解析

開始日時2013/12/14 07:43:01終了日時2013/12/14 15:02:10
水平距離7.03km沿面距離8.14km
経過時間7時間19分09秒移動時間3時間55分53秒
全体平均速度1.11km/h移動平均速度2.07km/h
最高速度59.45km/h昇降量合計1584m
総上昇量793m総下降量791m
最高高度1481m最低高度689m

緑の橋を渡って対岸の階段を登る

事前情報では稜線に雪がわんさかあるようなので、アイゼンとスノーシュー持参。


林道は大又駐車場手前500m程だけが凍結していたけど難なく到着、先着車は2台。


外に出ると寒い・・・(-_-;)顔マスクを装着し、8時前出発~。

駐車場すぐにある緑の橋を渡り、アベ山谷右岸尾根植林帯の中を登り詰めて伊勢辻山を目指す。約600m程の標高差。


植林帯の針霧氷

斜面は少し積雪している。対岸の林道を明神平方面に歩いて行く人たちが見下ろせる。


今回は、特小無線機を購入したので試すべく、少し離れて歩くがなかなか上手く使えない。
イヤホンマイク付きなのだが、話すタイミングが悪いのか上手く声が届かない。


会話が途中で途絶える。声のトーンもあるのか私の声は高いけどpiccoloさんの声は低いのでなかなか聞こえてこない。


雑木林との境界を歩く

「なにか話してるようですが、聞こえて来ません、どうぞ~」と言うと「最後の”どうぞ~”は言わなくていい」と言われたf(^^;)。なんか無線機を使うと言いたくなる。


標高が上がるにつれ積雪も増えてくる。ほとんど、歩く人がいないので踏み後は薄いけど、なんとなく確認できるようでpiccoloさんは辿って歩いている。


前日?に歩いた人の足跡も時折現れたりするが、後追いしないで赤テープを確認しながら足を進める。


伊勢辻山

不明瞭な箇所では、piccoloさん曰く、台高の鹿さんはお利口さんで、積雪があっても踏み後確かな道を結構忠実に歩いているらしく、今辿って歩いているのはその道なんだって!確かに間隔はあいているけど赤テ-プも現れる!。


背の高い植林の中は、無風でシーンとして静かだ。真っ白い世界も広がってきた。

植林帯の歩きが長いが、やがて上の方を見ると明るい光が見えてくる。


赤ゾレ山が見えないやん

杉以外の草木に霧氷が付いている。まだ付き初めなので先端が針のように尖っていて、稜線上で見る霧氷とは趣が違って綺麗!。


植林帯を抜け出し、雑木林の中を歩くようになると稜線も近くなり積雪は30cm程、鹿の足跡が縦横無尽に残されている。


1ヶ月ぶりだけど、最近”TRF”のイ-ジ-ダンスのDVDを見てがんばっているせいか、そんなにしんどくない。うふふ(^^♪(5巻・6巻まで丸覚え)。


一瞬見えた赤ゾレ山

伊勢辻山10時15分到着。きれいな雪景色に感動!バンダナショットを撮る。あれあれ?看板には霧氷の付いたカレーパンマンがいて、なんか微笑ましい。


次に赤ゾレ池を目指す。積雪も50cm程になりツボ足になってきた。
今シ-ズン初、スノーシューの出番です!!まさか12月でここまで雪深いとは・・・。


やはり冬型気圧配置の影響。スノーシューで新雪フカフカを歩いていくのは気持ちがいい~。


まだ元気な姿~

アセビや針葉樹の葉に霧氷が付いていたり、凍てついた赤い実等、色とりどりで素敵な景観。


赤ゾレ池手前では、霧氷のついた金色のススキが強風にあおられて揺れている。赤ゾレ池に着くと池が凍っていた。真っ白な雪原に池の氷が覗いている。初めて池の上を歩いた。割れないかドキドキ!!


どんどん寒さがきつくなってきて、ゆっくり楽しんでいられなくなってきた。国見山目指して先へと急ぐ。


樹氷!

スノ-シュ-でも20cm程沈み込む積雪と強風吹き荒れ最悪~・・・風速何m? 歩いても歩いても体温が奪われていくような感じできつい。


スノーシュー持参してきてよかった~、こんなとこツボ足で歩いていたら、きっと倒れている。(ToT)/~~~


馬駆ヶ辻手前で奈良県側植林帯が風除けとなった所でパンの軽食休憩。piccoloさんがこの調子だとまだ1時間少しはかかると・・・。明神平までは無理なので国見山からエスケ-プル-トで下山するとの事。


赤ゾレ池

15分の休憩後歩き始めるが、piccoloさんの足が攣ってきたようだ。1ヶ月歩いてなくて、いきなりこの寒い状況での新雪ラッセルが堪えたようで、攣った時用の漢方薬と塩を飲んでもらう。


1分強程で効いてくれ、すぐに歩けるようになって、ほっとした。


国見山への登りはさらに雪が深くなり、ラッセルしているpiccoloさんもバテバテなので交代する。


樹氷

岩が点在する斜面もほとんどの岩が隠れるほどの積雪で、スノーシューは沈み込み、傾斜のある所では滑ったりで前に進みにくい!。


「根性だ~ 負けちゃあいけない! こんな所で停滞していられない。」寒いので早くこの場から抜け出さねばという気持ちでラッセル~~~~なんとか国見山にたどり着けた。


ラッセル交代~

プレ-トに今度は、バイキンマンが寒さで凍てついていた。このかわいいキャラクターたちが苦しい気持ちを和ませてくれる。


相変わらず強風吹き荒れているので、ここから天高ル-トでエスケ-プ。


山頂西側から植林帯を下り始める。


針霧氷

下り始め少し南側に下ってしまったので軌道修正、かなり急斜面なので雪で滑らないよう気をつけながら木を掴み下っていく。


作業林道に降りた所で小休止、パンとコーヒーで体を温める。


いつの間にか粉雪が降りだしてきて、手袋に付く雪を眺めると小さいけど花の様な形の雪の結晶が見える。。


作業林道までのゲキ下り~

可愛い~~~ 風がきついことは忘れて、いろんな形の結晶を眺めながら歩く。


さっきまでの厳しい状況はどこへやら、最後の方は緩やかな作業林道をつづら折れに下るだけなので心穏やかになれた。


作業林道のツララ~

作業林道からは薊岳稜線の素敵な景観も見られ、15時過ぎ無事駐車場に到着しました。


国見山までは、荒れ模様の気圧配置の時は絶対お山に登っちゃいけないわ!と思っていたけど、最後は雪の精に出会えてよかったぁと感激に変わっていました~\(~o~)/


駐車地手前は凍結してます アベ山谷は歩き易いような 稜線手前
稜線手前 稜線手前 赤ゾレ山見えないよ~
赤ゾレ池手前
寒そうなバイキンマン 作業林道から見た薊岳稜線
ピンボケf(^^;)ですが雪の結晶




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