開始日時 | 2013/04/13 07:19:08 | 終了日時 | 2013/04/13 15:46:23 |
水平距離 | 10.41km | 沿面距離 | 10.60km |
経過時間 | 8時間27分15秒 | 移動時間 | 4時間45分01秒 |
全体平均速度 | 1.3km/h | 移動平均速度 | 2.2km/h |
最高速度 | 18.1km/h | 昇降量合計 | 1081m |
総上昇量 | 548m | 総下降量 | 533m |
最高高度 | 1332m | 最低高度 | 862m |
親友のあっちゃんに「春だよ~山に行かへん?」とお誘いメール!! すぐに「行く~」と返信あり。
地蔵谷へご案内~ 今回は、ふくやまさんも同行。
1年ぶりの地蔵谷、木梶林道一番乗りのようで何度も降車して落石を退けながら駐車地へ。
お天気は雲一つない青空で山日和。まだ気温は低いので上にフリースを着て出発~。
長靴で沢をジャボジャボ出来るのと、どんなかわいいお花が咲いているのか楽しみ~。
あっちゃんは長靴で歩くのは初めて、2回目のお山は気に入ってもらえるかな?
歩き出してすぐにフキノトウを発見!!伸びていて食べ頃はすっかり過ぎている。でも、ここにもあるんだとわかっただけでも、幸せ~♪。
今年は山菜採りをしてなかったなぁ~、来年の楽しみにしておこう!(^^)!
林道斜面には、可愛らしい紫色のスミレもちょこちょこと咲いている。
左岸植林がすっかり伐採され明るくなった地蔵谷出合に着いた「さあ、ここから沢に降りるよ~」と斜面を下りて行く。
登山初心者のあっちゃんは、少し腰が引けている。
下りて沢を徒渉、地蔵谷右岸の少し急な斜面にあっちゃんは、怖々ながらも頑張って登って行く。「ちょっと頑張ったら、楽な水平道に出るから。
水平道をぐるっと回り込むと、地蔵谷が見えてきた。
道が崩落で途切れているので、ここから谷へと斜面を下りて行かないといけないが、長靴歩きやザレた斜面下りに馴れていないあっちゃんは、勢いあまって、早々から沢にドボンしてしまった。
幸い怪我はしていないが、服と髪が濡れてしまったので、ザックの肥やしであった予備の服に着替えてもらう。
ここで怖気づかずこの出来事を笑い飛ばす余裕、登山好きになるかもね!。(本当は、怖かったのに皆に迷惑をかけちゃいけないという思いがあったんだろうな)
ここから、しばらくは沢沿い歩き、何回か徒渉したりと周辺の景観を楽しみながら歩く。
あっちゃんもカメラを出して、この素敵な景観を撮り歩く余裕が出てきたようだ。
ハシリドコロやバイケイソウが目立つ。どちらも毒草だが、ハシリドコロは濃い紫の花を咲かしているしバイケイソウの緑は鮮やかで、木々がまだ葉をつけていない分、単調にならなくていい。
piccoloさんが先頭を歩いて、何度か止まってはしゃがみこんで何かを撮っている。
「何があるの?」と寄って行くと、ほのかなピンク色したニリンソウやレモンイエロ-したネコノメソウの群生があり、可愛く咲いている。
今度は苔の生えた岩の上を見ている。「なんだなんだ?」「あっチャルメラソウ!」というと、piccoloさんが「ラ-メンちゃうで!チャルメルソウや」(コチャルメルソウだそうです)と間違っているのを指摘された。「あっそうだった(@_@;)」ついつい間違えて覚えてしまう。
小滝をバックにコチャルメルソウを撮る。ん~いい感じ!!。
谷なだらかだが、少しづつ勾配が増してくると、あっちゃんがバテ気味に。
piccoloさんが「もう少しでミソサザイの巣がある岩があるので、そこで休憩するから」ともう少し頑張ってもらう。(苔の巣はありました)
ここでしばしコーヒー休憩。この周辺ではミソサザイの綺麗な囀りが響き、私たち以外に誰もいない静かな沢歩きに花を添えてくれている。
いいお天気の中、満喫出来ている。
ふくやまさんは、バテないようにとちょこちょこ何かを食べている。
久しぶりにゴリラ岩とご対面。あい変わらず澄まし顔で谷を見守っているように見える。
ここまで来るのにちょっとゆっくりしすぎたかな。赤ゾレ山を目指して、尾根へと斜面を登って行く。昨日一昨日降った雪が残っている。
何度も休憩しながら、尾根を登り詰めると赤ゾレ山。相変わらず雲一つない青空が広がっていて、冬枯れした稜線の、地面だけに積雪している山並みはくっきりはっきり見える。
ずーっと眺めていると、葛飾北斎の東海道の浮世絵に出てくるような景色にも見える。(そう見えるのは私だけのようだ)ここでバンダナショットを撮り赤ゾレ池へと下る。
すっかりお馴染みになった赤ゾレハート池のくぼみの所で、あっちゃんと二人でハート型のポーズして、写真をとってもらう。
時間は11時半過ぎ、お腹も空いてきたので池の東側でお昼とする。
このままお昼寝がしたくなるくらいのポカポカ陽気だ。きっきまで風が吹いて少し寒かったけど、お昼を食べている間は風も止みポカポカと気持ちいい日差し。
のんびり休憩に浸りながら、13時前になったので、片付けて下山へ。
ふくやまさんの希望でシロヤシオ尾根を下りたいとの事なので、馬駆ヶ場の方から北尾根に下りて行こうとpiccoloさん、「え~ゼエノ谷に下りたいよ~」と私。
下山の時間が倍かかるでという一言に仕方がないかと諦める。
最初はなだらかだった斜面も急傾斜になってきて、木を掴みながら下りて行く。
するとpiccoloさんが「これは枝尾根間違えたなあ、ゼエノ谷に下りるなあ」「と言う事は神様がゼエノ谷に行きなさいってことだよ~」と私。「やったね~\(^o^)/」
しかし、枝尾根末端まで来ると掴める木も無く、枯葉の下はズルズルな土でムチャ滑る~。
あっちゃんはこの急斜面に半泣き笑い状態!になっている。
私が先にズズズッーと降りて行き、私が下から、piccoloさんが上からとあっちゃんの手を取り、なんとか下りることが出来た。ふくやまさんも四苦八苦しながら下りて来た。
最後の最後にゼエノ谷の綺麗な景観を楽しみながら、駐車地に16時頃に到着。
しょっぱなからドボンがあったけど、美しく癒しの地蔵谷とゼエノ谷を満喫することが出来たのでよかった!!あっちゃんも凄く良く頑張ったなあと感心、感心。
でも翌日、あっちゃんは、かなりの筋肉痛に苦しめられていたようだ。
久しぶりの山歩きだったけど、天候に恵まれた“静かなお山の森歩き”を堪能した1日でした。
ハシリドコロ | ||
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ニリンソウ | ||
コチャルメラソウ | ||