大又〜明神平〜赤倉山〜池木屋山1395.9m【台高】





2008年05月23日(曇りのち晴れ)
レポはケルトさん 
 
                             
 GPS軌跡    断面       スライドショ−
      
コースタイム(全行程約13時間半・全歩行距離約25km)
大又P 05:25〜明神平07:05〜明神岳07:35〜笹ヶ峰08:10〜千石山08:40〜赤倉山10:05〜千里峰10:30〜奥ノ平峰10:43〜霧降山11:00〜池木屋山11:35〜11:45木屋池(昼食)12:40〜霧降山13:10〜13:18奥ノ平峰13:35〜赤倉山14:10〜千石山15:45〜明神岳17:00〜大又P19:00

←朝の山荘はガスの中。
久々の山行〜 ここのとこ全然体を動かしていなかったので、身に付くものが増えこれではいかんと超過酷なダイエット山行を決行!榛原AM4時集合ということで家を2時半に出、睡眠不足の中、榛原でピッコロさんと合流、きっと今日は暑いだろうなあ!紫外線が恐い!!と紫外線対策はばっちりで臨んだのにまだ夜夜明け前なので結構肌寒い。
大又林道終点駐車地に5時半に着くと車は、1台だけ止まっていましたが車中の方は、まだ睡眠中のよう。
これは1番乗りでの出発だわと用意しているところへ、車が1台来ました。
←笹ヶ峰も真っ白け〜。
道中、凄い霧がかっていてなんか神秘的なフインキ〜だわ、こんな明神平も素敵かな〜と期待しながら歩くがものすごく寒い。上着を羽織って、これで大丈夫だろうか?時間が経てば少しは暖かくなるかなあと心配しつつ、今日は長距離山行なので先を急ぐ。
歩いているとピッコロさんがギンリョウソウを発見!!なんとなくギンリョウソウが見たいと思っていたので、嬉しい出会い!しかも霧が濃いのでギンリョウソウがより神秘的に見える。

←シロヤシオ
不思議な世界に迷い込んでいくようでわくわく心がどんどん大きくなっていく。
ギンリョウソウの写真を撮りまくっていたが、ピッコロさんが帰りにゆっくり撮ればいいと、池木屋山に12時までに着く予定で歩みを速める。
明神平に着くとまだモヤモヤと霧が立ち込め、さらに神秘的!!。
←ヤマツツジ。
明神岳を過ぎたあたりで休憩、暑がりのピッコロさんさえも寒そう〜、真っ黒に日焼けした腕も鳥肌立ちまくり!、かわいそうなので腕カバーをお貸しする。
後方から鈴の音が聞こえ単独男性がやってきました、その方が話しかけてきて、ピッコロさんを見て「囲炉裏のピッコロさんですか?」とお尋ねになり、「そうですよ」とピッコロさんが答える、すると「昨日の夜HPを見ました」と、お名前を聞くとスロトレさんとのこと、駐車地を出る時にやってきた車がスロトレさんでした。
お話しているとどうも行き先が同じようで、「ご一緒しましょうか?」ということで一緒に池木屋山を目指す。

←池木屋山。
この辺りからはシロヤシオが鈴なりに花を咲かせていたり、千石山から200mほどの下りではすごく鮮やかなヤマツツジ、赤倉山への登りではシャクナゲの淡いピンクと景色はあきない。
でも結構なアップダウンで少しバテ気味!いまだ寒さが収まらないけど、なんとか日が差してきたので暖かくなる気配あり。
奧ノ平峰では1本だけピンクのシロヤシオがあるということで、ザックを置いてそれを見に行く、ピンクヤシオを写真に撮っていると同じく大又から来られた1組の若いカップルが私たちを抜かしていきました。
←千石山南斜面。
池木屋山に11時45分到着、先ほどのカップルさんが昼食中、やっとここまでこれたと嬉しい反面、でも展望はない(;>_<;)。
予定通り来られたのは嬉しかったけど・・・木屋池に戻りランチを済ませて、しばし休憩に浸り13時前に下山開始。
また来た道を戻るのかと思うとぞっとするが歩くしかないので頑張る。
やっぱり足が痛くなってきた、でも皆も同じだから歩くしかない、ランチの時間は比較的暖かかったのに歩き出すとまた風がきつくなる変な天候。

←千石山南斜面の獣人?。
途中の奧ノ平峰でどっかで見たことある人がピッコロさんを呼ぶ、その主は、zippさんだ〜 びっくり!!piccoloさんから縦走路を歩くのを事前に知らされていたのでランチを兼ねて待っていてくれてたようで、しばしのなごみ会をする。
なごみ会も終わり、zippさんは霧降山から下山、私たちもまた歩き出す。
足がどんどん痛くなってくる“辛い〜”、今回は23キロも歩くと聞いていたけど、予想外にアップダウンがきつく3人共足にダメージを負い始めた、時間は刻一刻と経っていく中、ピッコロさんも膝痛のようで足を引きずる状態になってしまったのでWストックで歩きはじめた。
←復路の笹ヶ峰はグリ−ンシャワ−を浴びながら。
飲み水も予想外に消費し残り少なくなったけどスロトレさんが余分にあると言うことでペットボトルを1本分けて頂き安心【スロトレさんありがとうございますm(__)m 】
太陽が傾きだすとだんだん寒さが増してくるわ足は痛いわで明神平をショ−トカットするみたい!、遠回りの登山道を行くかハードやけど距離は短いバリル−トか?結局ハードを選択。しかしピッコロさんが選んだ道はえ〜らいハードなところ足が痛いのにこんなとこを下りて行くのかと思うと余計つらい、石がごろごろしていて凄く歩きずらい谷沿いル−ト、でもなんとか遅れずついていけ15分ほどで登山道に合流して小休止。

←マダニはピンセットで引っこ抜きました☆画像はスロトレさん提供。つづら折れ道を歩いていると突然首の後ろに‘チクッ!’とした痛みを感じピッコロさんに診てもらったところヤマダニが食いついているとのこと。
ピッコロさんにお任せしてピンセットでダニをとってもらうが、しっかりと食いついているみたいで引っ張られると“痛い〜”“ガマンし〜”のやりとりが数回続いて取り除いて下さった。
取ったダニを記念にと手のひらにのせてくれたのですが、ダニは小さいと思っていたけど見たことのない大きさに“キャアァ〜ァ!”、うまいことピッコロさんが処理してくれたので腫れや痒みの症状もなく跡形も今はなくなりました。
←明神平登山用杖。
もう少しで駐車場だというのになんで私だけこんなこと体験しないといけないの〜Y(>_<、)Y。
でもなんとか暗くなる前に林道終点駐車地について無事に帰路につきました。
今回はハード過ぎました、23キロ13時間半におよぶ山行で翌日は筋肉痛で大変でした。
これで痩せてたら言うことないのに、何も変わっていませんでした。(毎週でも歩いていないと体に変化は現れないよ〜(=^^=)
【piccolo】。
登山ポストには手作りのT型の杖がくくりつけてあり、杖には‘明神平登山用’と書かれ‘明神平への登山にご自由にお使い下さい、下山したら元に戻して下さい’の意味なんでしょうね、作りを見ても手間の掛かった事だったと思います。
使用される方は大事に使って下さいね。

桧塚奥峰 シロヤシオ シャクナゲ
アカ&シロ ピンクヤシオと迷岳方面 池木屋山
ギンリョウソウ サラサドウダン 笹ヶ峰の森
食いついていたマダニ
☆画像はスロトレさん提供
マダニは指で取らないように!ダニの体液が逆流して人の体内に入る可能性があり(感染症のリスクが高くなる)、口が残ってしまって化膿する恐れもあります。今回は噛みつかれてすぐでしたから僕がピンセットで口の部分を掴んで引っこ抜きましたが、頭部が皮膚に食い込んでいるようならば皮膚科で取ってもらうのがいいと思います。












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