サンゴに囲まれた西表島の大自然を満喫♪【沖縄】



山・川・海の三つ巴どれも最高!!


レポはケルト


2014年09月11~13日(晴れ時々曇と雨)

石垣島近海

初日は石垣港から竹富島へと渡り、赤瓦屋根の民家周辺をレンタサイクルで慌しく散策f(^^;)。テレビで良く見る風景。独特の作りは実際見ると感動が大きい。


屋根に乗っているシーザーはそれぞれ違う形で面白い!!一番驚いたのは、お墓の大きさとその形。本州とは全然違う形にビックリ!


1時間半程で島を半周してから石垣島へ戻り、そこから最終便で西表島へ。


竹富島半周する

ペンションのオーナーが西表島にはイリオモテボタル、オオシママドボタル、ヤエヤマボタル、キイロスジボタルと4種のホタルが幼虫も含めると、年中光っているのを見られると教えてくれた。


21時過ぎ、外に出ると幼虫がピカピカとそこらじゅうで光っている、しかも湿り気のない土や枯れ葉の上で!!本州とは生息域がまったく違うのです。


夜空を見上げると、星の数が凄い!!天の川まで見える。


竹富島に茅葺がありました

星を見てると何かが飛んでいる、目を凝らして見るとコウモリ!しかもかなり大きい!後で調べるとヤエヤマオオコウモリ。バットマンに出てくる形そのものだった。羽を広げた大きさが80cmはある感じ。


夜のペンション内外の壁にはホオグロヤモリがあっちこっちに張り付いていて“たまにチッチッ”と鳴いている!。


2日目は、カヤック+シュノーケルツアーの“ピナイサーラ半日とバラス島周辺シュノーケル半日コース”に参加。


まずはカヌーで!

午前中は、マングローブ生い茂る川をカヌーで抜け、ピナイサーラの滝を見学するトレッキングコース。


午後からはカタマランクルーザーに乗り、サンゴでできたバラス島や、その日きれいなポイントでシュノーケル。


ガイドのかおりさんがペンションまで迎えに来てくださり、上原港へツアー同行される二人をピックアップ、このツアー総勢5名で林道?終点へ。


まずは、マーレー川へと降りて行くところから早速南国の木々が出迎えてくれる。


両岸マングローブに囲まれています

5分弱でカヌー置き場に到着、各社のツアー用カヌーが百艇は保管してあるでしょうか?!


川まで運んでいざエントリー、この時間帯満潮なのでマングローブが浸かっている。


ジャングルクルーズみたいでワクワク感が半端無い。熱帯魚が泳いでいるのが見える。


船浦湾河口付近でヒナイ川と合流、Uターンするようにヒナイ川へ入る。


見えてきましたピナイサーラの滝

川の流れは緩やかで上流に向かって漕いでもすごく楽に進むことができます。様々な魚影が見え水面付近ではボラが群れになって泳いでいるのが見える。何処にでも居るんだなぁ!


マングローブに混じってパイナップルみたいな実を付けているアダンの木もあり見所満載。

蛇行を繰り返しながら漕ぎ進むとやがて大きなカーブを曲がったところで眼前の山の岩壁にピナイサーラの滝が見えてきた!。


アカギの説明を聞いています

カヌーから降りて上陸、少しぬかるんだ所を歩いていると、ピョンピョン飛び跳ねるミナミトビハゼがなんともかわいい~。


根っこが波打つ板状になっているサキシマスオウノキや、“血を流す木”アカギもはじめまして!


かおりさんがあそこと指差す先を見上げると、木にぶら下がっているヤエヤマオオコウモリ!!!それにしても大きい。


首には黄色い線が入っている。昨夜飛び交う姿と、連続して見ることが出来ラッキー(=^^=)。


ピナイサーラの滝

ジャングルを20分程登ったところにピナイサーラの滝がある。                    
距離は短いけど南国独特の木々たちのジャングル歩きがワイルド感を出している。


とりあえず滝前で写真を撮り、滝つぼの岩場からジャンプしたり、泳いだりと遊ぶ。水温は丁度いい。


かおりさんがソーキー蕎麦の準備をしてくださり赤飯風のおにぎりも食べる。ブタ肉柔らか~くスープもめちゃくちゃ美味しい!!小休止後カヌーへと戻ると少し水位が下がっていた。


オキナワハクセンシオマネキ

マングローブの根がかなり見えてきた。やっぱりこうでなくっちゃ!。


かおりさんが、マーレー川とヒナイ川ではマングローブの種類が違う事やマーレ川の干潟に生息するオキナワハクセンシオマネキの存在などをガイドしてくれ40分程でエントリー地へと戻る。


車へと戻る途中の湿地帯では、夜に咲き朝には散ってしまう白いサガリバナの花が水面に浮いていて、とても繊細で綺麗~。


サガリバナ

車に戻ると雨が降って来た。最近、西表島では雨が降っていなかったせいで水不足になっているので節水を呼びかける放送が朝から島に響き渡っていたので恵みの雨だ~。


一旦上原港まで戻ったら、そこにはカッコイイ!カタマランクルーザーが待機していて他のツアー参加者と共に乗り込みシュノーケルポイントのバラス島へと移動。


航行中雨がかなり酷く降ってきて、西表島の山は真っ白け~!。どうせ海に入るから全身ビショ濡れもまったく気にならず、船首に座って景色を楽しむ。


バラス島

バラス島はサンゴの欠片で出来た小さな島だ。
船から下りて、早速シュノーケル。



すーっと海に入って行くとサンゴの森が広がっている。
雨が降っているけど、海の中は関係ない。
どこまでも澄みきったイリオモテの海には、いろんな色や形のサンゴがある。


その中でもブルーのサンゴは極上に綺麗な色だ。他にピンクや紫や緑。こんなに鮮やかなサンゴがあることにビックリした。


バラス島のサンゴ

熱帯魚もいろんな種類がいて綺麗だし、イワシの群れが半端やない凄い数で泳いでいて中々面白くずーっと泳いでいたい気分♪。


約一時間バラス島を楽しんだあと、ポイントを移動すると言う事で船で移動。海の色も深いブルーに変わってきて一番深い所で25mあるそう!。


サンゴのフインキもバラス周辺と少し違う感じ。


かおりさんが潜ったので見ていたら、ブルーのシャコ貝を指差してくれた!うわぁ~めちゃくちゃ綺麗なブルー。


クマノミ君

サンゴに隠れるクマノミともご対面!!凄く可愛かった。
楽しい時間はあっという間に過ぎていてもう16時前となり船に戻る。


港に戻る中、シャワーと脱衣所完備の船中で着替えを済ました。それに濡れた衣類を脱水までしてくれかなりいい船で行けたのは良かった。


港へと戻り、レンタカーを借りて、星の砂浜へと移動。本当にあるのかなぁ?と思い浜の手前で念のため小瓶を購入して、浜へと下りて行く。


すんばらしい!!

よぉ~~く見るとあるある!! 小さいのでなかなか集めるのが大変だ。結局2人で20粒くらいしか取れなかった。


小瓶にバラス島で拾った赤いサンゴと貝殻も一緒に入れ記念品だ。


ペンションに戻り、、その夜もホタルと星空を満喫。
流れ星を3回見る事が出来た。


お利口な慎太郎君

3日目は、朝一に由布島へ。


到着すると他にお客さんが居なくて、1台貸切で乗ることが出来た。


慎太郎という水牛ちゃんの年齢は人間で言えば48歳。慣れた感じで自分から牛車の引っ掛けに角を引っ掛け上手く頭を突っ込んでセッティングする姿に超感動!!!。満潮の海をゆっくりの歩で進んで行く。


今日は3連休の始まりの日だから、1時間もすればいっぱい観光客が来るんだろうなあ。


満席でぞくぞくと油布島に向かう牛車

由布島に渡り、1時間島の中を散策。島に渡っている観光客が居ないので写真が撮り放題。


カフェでパイナップルジュースを戴き、水牛車乗り場に戻ると、観光客を乗せた牛車がぞくぞくと到着。早目に来て正解だった。


2ヶ所しか信号が存在しない島をゆっくりドライブして、12時出向のフェリーに乗る為上原港へ。
続々と西表島へと降りてくる観光客と交代で私たちは、石垣島・那覇経由でPM22時半に帰着。


好天に恵まれ最高~♪

天気予報は少し悪い感じだったけど、予報外れでお天気は最高によかったです。


イリオモテはまだまだ盛夏だったが、帰ってきたらこちらは本格的な秋の気候で少し肌寒いくらい。
3日間とも雄大な自然を五感で感じられるアクティビティを満喫出来、ホタルと星空と星の砂でさらに素晴らしい3日間が過ごせました~。


”ピナイサーラ半日とバラス島周辺シュノーケル半日コース”でお世話になったクロスリバーさん、他にも盛りだくさんのツアーがありますのでお勧めです。

また、来年も行きたいなあ~\(~o~)/


竹富島 竹富島のユニークシーザー 竹富島のユニークシーザー
竹富島のユニークシーザー 竹富島の観光水牛車 竹富島
セマルハコガメ いざカヌーへ カヌーを準備します
アダンの木 サキシマスオウノキ 血が滲み出てるような!!
サキシマスオウノキ カタマランクルーザー
かおりさんが綺麗なシャコ貝を指差して 綺麗なシャコ貝
ペンションの壁でウロウロしてます 尻尾が切れないキノボリトカゲ
ヤエヤマオオコウモリ オカンムリだそうですf(^^;) ムチャ臭いんですって!
一晩停めていたレンタカーには… 美しかったです~

               

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