伊勢辻山界隈【台高北部】 初めての読図山行^^; レポはケルト 2016年05月07日(ガスガスガス&風強し) |
今更ですが!、初めての読図山行ということで、よく訪れている木梶界隈に。
日曜日のほうが天気いいけど雑用ありで、シャクナゲの開花状況も気になるので出かけてみる。
木梶林道歩きではミツバツツジのお花もほとんど落下しているが、ヤマツツジのオレンジが鮮やかでウツギも満開だ。なんとも品のある形で綺麗。
地蔵谷出合渡渉点まで来た。ここから私の地図読みデビュー。伊勢辻山取り付き尾根の二俣にコンパスを合わせる。
いつも後ろ付いて行くだけだったのでなんか新鮮!!
ただ谷に降りて、水平道へ乗るのに何処をどう登ればで行き詰まってしまい、piccoloさん先導となった。
地蔵谷から私が先導するも、ここが歩きやすいかなぁと進むが行きにくかったりで、“足元やもっと先にも目を向けて進まな”と指摘される^^;。あ~改めて情けないと感じる。
地蔵谷に入り込む枝谷で止まり、piccoloさんが“今どの地点に居るか確認してみい”と地図と高度計で確認。
“斜め向かい合わせに枝谷が入ってきてるからここかなぁ?”。“地図では、この先の左岸から枝谷が入ってきてたら正解”と言われ目の前の枝尾根を過ぎると枯れた谷が出て来てホッとする。
コンパスをセットした二俣に到着。
ここでコンパスを伊勢辻山にセットし直して尾根に取り付く。
木を掴みながら尾根芯を登るとまもなくでピンクの花を咲かせた石楠花が見えてきた。
でも、花がついている木は少なく、花が咲いていても花数が少なく思う。蕾の花芽も少ないよう・・・。
去年は裏年だったから今年は満開になるだろうと予測していたが、どの木を見ても花数が少ない。
まったく蕾を付けていない木のほうがたくさんあるように思える。
いま蕾になっているのも今週中に咲くだろう。週末は枯れていそうな気がする。
石楠花も周期があるのかなぁ?満開の翌年は全然なしで、その次の年は少し付くぐらい?
まあ綺麗に咲いているものを見ることが出来ただけでもラッキーなのかもしれない。
満開の石楠花トンネルは来年に期待だ。
更に登ると尾根に突き当たり、現在地を確認する。伊勢辻山まで標高差は100m程だ、頑張ろう~。
目的地まであと何mとよく聞いていたが、コンパスと地図で確認しながら歩く事が楽しくなってきた。しかし晴れ予報だったのに、この付近からかなりガスってきてホワイトアウト寸前状態。
高度計の誤差も大きくなるそうで参考程度で見る。
伊勢辻山へと出たけれど視界は20m程で展望なし・・・赤ゾレ山へコンパスを合わせ進んでいくが、風も強くなりだんだん寒くなってきた。
予想では、暑くなってきて上も脱いでいるだろうと思っていたのに、ダウンを持ってきていて正解だ。
久々にガスった山歩き、これもまた神秘的でいいなぁ、ラビリンスへと入って行く。
赤ゾレ池も神秘的、精霊様とか出てこないかしら?。真っ白け~状態のまま馬駈ヶ場へ到着、相変わらず強風が吹き荒れている。
ツェルト内でランチ&コーヒータイムとする。天候回復が望めないので1時間弱で撤収。
ゼエノ谷着地点にコンパスを合わせ、馬駈ヶ場北尾根を下る。
シロヤシオの木も確認するが、ようやく若葉が出始めたところ。
一旦鞍部に下り少し登り返してコブに出る。地図にコンパスを合わせるが目的の枝尾根がわからない・・・ガスっているのでまったく先が見えないし・・・。
とりあえずセットしたコンパス頼りに次のコブ目指して下るが、やけにゲキ下りで登り返しがない!コンパスの合わせ方がまずかったと指摘される。
“戻る?”“登り返すのイヤ~”と、このまま下る事に。なんだかややこしそうなゼエノ谷支流へと降りそのままゼエノ谷まで下る。
“これゼエノ谷やね?”“いつも下る枝尾根の1つ上流側の枝尾根を下った”との事。下流へ進むとすぐに見慣れた景観が出て来た。「あ~良かった、ほっっとした」
piccoloさん曰く、“初めての地図読みには適した山域!何度も練習しに来て間違って学んだわ”との事。
途中、孵化したばかりのヒキガエルのオタマちゃんの集団を発見。まだ1cmにも満たないものが黒く固まった状態。近づいてもビクとも動かない。
卵を包んでいたゼリーはオタマちゃんの栄養源として食べたのかな?すっかり跡形が無くなっていた。孵化直後のオタマちゃんを初めて見られて良かった。
連爆帯を過ぎればいつも通りに左岸水平道を歩けばいいのでとんとん拍子だ。
駐車地に15時半到着。
地図読みもやってみれば楽しい!もっともっと修行しなければ!。
白いスミレちゃん | ニリンソウ | シイタケ |
---|---|---|
シャクナゲトンネル | 一番花付きよかった | チャルメルソウ |
ヒメレンゲ | テンナンショウ | |
ムシカリ | 今年は期待出来るかな | |
ルリセンチコガネ | ||
ルリセンチコガネ | ||