囲炉裏でカヌーオフが立ち上げられた。[カヌーか~いいなぁ]でもやったことがないから、足手まといになってはいけないと諦めていた。 たまたま5月に吉野川でモンベルのカヌー教室を見かけ、しばらく見学していると楽しそうで、この時もやってみたいなぁ~!!感が募り色々調べてみた。 古座川の、レンタルカヌーは思っていたほど高くない。しかもアユ釣りが解禁になる6月から色々規制があるようで、制限のない5月28日までが一番いい時期みたいだけど、時間がない~どうしよう(@_@;) 5月28日まで日にちがあまりないので、決めるのに迷った。 やっぱり漕いでみたいから、行きたい~とpiccoloさんに相談の結果、お天気もいい感じなので5月26日(土)古座観光協会にレンタル予約を入れる~。予備日で5月27日も予定に入れておく。 前日、仕事を終え出発~、ちゃんと漕げるかなぁ~?ドキドキとわくわくが入り混じる。阪和道を走る車の中で眠くなり、piccoloさんの了解を得て、グ~スカピ~(-_-)zzz。 ハッと目が覚めた時には、42号線海沿いの急カーブだらけの道。信号なし、前後を走る車もなく、車中では”ディープパープル”がかかっている。 piccoloさんも眠たいんじゃないかと、見てみると目がランランと輝き楽しそうに運転している。あっそうだ、piccoloさんは、カ-ト・A級ライセンスを取得してレ-スに出場していた運転の達人!! 真夜中の走りに”ディープパープル”がはまっている。渋い~(>_<)と、運転技術に感動していると、その川は見えてきた~~~~ 夜中なので、どんな川なのかいまいちわからない。 はやる気持ちを押さえて、とりあえず寝なくちゃ、睡眠をたっぷりとらないと。「おやすみなさい」と駅前車中泊。 目を開けると眩しい~~~ いいお天気だ~☀ 8時半、観光協会が開いて一番に受付、隣にあるレンタルカヌー倉庫に移動して車を置く。 とりあえず、初めてなので、パドルの漕ぎ方をレクチャーしていただく。 前日に雨も降ったから、水量はいいのではと思っていたが、ここはそんなに雨が降っていないとのこと。浅瀬では、カヌーを引っ張らないといけないので紐を用意して下さる。タクシーが来てキャリアを取り付けカヌ-タクシ-に変身、乗りんで瑞庄へと向かう。 運転手さんが色々なポイントを説明してくれる。道路脇の民家が去年の災害時に、民家の1階まで浸水したことを聞いて、びっくりした。こんな高い所まで、水が来てたのかとその時の光景が信じられなかった。 災害後はカヌーに来られる方も減っているとのこと。 今回の出発地点思っていたより遠い。”柿太郎の廻り”は絶景が拡がっていて、そこだけで2時間はかかるということ。地図では、そんな風に見えないんだけど、がんばって漕がないといけないことだけはわかった。 43号線から瑞庄橋を渡り、凄く細い集落の道をタクシーは入り民家の庭内?が突き当たりとなっている。河原まで細い坂道を使って、私は荷物類を先に持って降り、piccoloさんと運転手さんで河原までカヌーを持って降りてきた。ここで運転手さんとはお別れだ。 とうとう始まるのだ~ レクチャーしていただいたことをもう一度思い出し、カヌーに荷物を載せて、いざ出発~\(^o^)/ |
軌跡ログ | スライドショ- | |
←瑞庄スタ-ト地点。 しかし、浅い川だなぁ~ 水深50cmくらいだろうか、全然深くないので怖くない。 川の流れは緩やかで透明度もバツグンだ。 これは、初心者でも行けるなぁと、ルンルン!! お天気もよく、気温も少し暑いくらいで、水に入るには寒くない。川面がキラキラしているのと、山々の緑も綺麗!! 誰もいない、私たちだけだ。静か~な、川を漕いで行く。 ほんとに透明度が凄い。ちょっと水深が深い所に来ても、底まで見えている。魚もよく見えてる~なんて綺麗な川なんだろう。 |
←ちょっとだけの急流。
ちょっとした急流も出てくるので、スリルも味わえる。 ”柿太郎の廻り”は本当にきれいな景観だ。フインキのいい所に出てきては、カヌーを止めて岩場に上がったりしながら、写真を撮り合う。 何回か止まってを繰り返していると、1人後から、やって来た。 その人も初心者なのか、ちょっとした浅瀬で右側を行ったら、降りなくて済むのになぁと見ていたが難儀しているようだ。 私たちの前を通過したがその先で、また降りてカヌーを引っ張っている。 |
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←概ねこんな感じです~。 深くなったからと言っても、ずーっとそんなところが続く訳ではないようだ。 今日ゴ-ルするまで、カヌ-を漕いでいた人と会ったのはこの方だけ。のんびり”柿太郎の廻り”の景観を楽しみながら進んで行く。 しかし、支流はくねくねとしていて、カーブが多い。下流に向かうにつれて、浅瀬が増える。 降りて、カヌーを引っ張るが、浅瀬といっても川の流れがあるので、後ろが勢いで流されてカヌーが横向きになりそうになる。なんとか川の流れに対して、まっすぐになるよう体制を直したりと、大変。 |
←そこそこの深みでもこの透明度。
河底の石は藻が付着していて滑りやすいので、気をつけながら引っ張らないといけない。 降りたり乗ったりを何回繰り返した事だろうか。時には水深3mくらいありそうなところもあって、なんと奇想天外なコースだろう。怖かったのは、流れが速くなった先がカーブしていて、真正面には流木の塊があるところが2箇所もあることだ。 ちょうど、カヌーに乗っている顔の位置あたりに流木の枝があるので、勢いに乗って行くと顔を怪我しそうになる。 パドルを漕いでも流れが速いので、避けることが出来ない。 |
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←ゆったり漕いで~。 さて、どうするか。顔に当たらないように手で流木の枝を持つが、カヌーは少しづつ流され、浸水しはじめる!。 結局、流れの勢いに負けて、水が一気にカヌー内に入りどうにもならない。 先を行く、piccoloさんに助けを求め、岸にカヌーを引き上げ、中の荷物を取り出して水を外に流し出す。そんなことが2回あり、けっこう難儀していた。 でも、また水深が深くなり、ゆったり漕げたりと、いい感じのところは出てくる。 |
←少し慣れてきました~。
時間は、13時を過ぎていた。支流はまだまだ続く。 結構、支流だけで満足だ~と思ってしまうがゴールはまだまだ先だ。本流に出るまでもまだまだ~~。 16時半ゴールに着かないといけないのに、どうも雲行き怪しいぞ・・・ もうまったり、している暇はない。お天気も曇って来た・・・ 本流出合の明神橋に着いたがすでに16時。 渡された地図では、明神橋~ゴールまで所要時間2時間。 |
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←本流をダウンリバ-。 とてもじゃないが16時半は無理だ。piccoloさんがノンストップで必死に漕いだら1時間少しだろうと観光協会に遅れる事をTELする。 必死に漕ぎ進めるが、本流でも浅瀬が出てくる。なんてこったい・・・ とか、行ってる場合じゃない、根性で漕ぐしかないのだ~。 16時半にぼたん荘まで来たが、ゴールまでは、まだ1時間近くかかるようだ。他に誰もいないのだから、この貸切状態の川を楽しもうと 考え方を変えたら、楽しく漕ぐ事ができ、古座橋が見えた時には「よくぞここまで頑張って戻れた」と感動(゜o゜) |
←古座の町並みが見えてきました。
古座橋手前でも浅瀬があり、降りずに漕げるのだけど河口近くまで来ても、歩いて対岸へと渡れる川なんやぁ~と古座川は楽しい川だと思った。 22キロを、なんとか弱音も吐かずに漕ぎ切った。凄くいい経験ができたなぁと改めて感動しました。 小川からのカヌ-は5月28日まで。詳しくは古座観光協会で確認してください また秋のカヌーも楽しんでみたいなぁと思いました。 |
さぁ!行くでぇ~ | 何度も上陸して撮影 | 様になってきたかな~ |
のんびり漕いでいます | 静かなリバ-ツ-リング | ここはまだ余裕でした |
柿太郎の廻りは自然豊かです | 澄み切った流れにのって~ | 深い淵もあります |
柿太郎の廻り | 柿太郎の廻り | 柿太郎の廻り |
柿太郎の廻り | 柿太郎の廻り | 柿太郎の廻り |
ボタン岩 | ボタン岩 | |
飛び込み岩 | シャキット(=^^=)ゴ~~ル | |
ヘロヘロf(^^;)ゴ~~ル | ||
カメラは防水パックに入れて撮影していますので、水滴が付いて一部見づらくなっています。ぺこ <(_ _)> |