小川(瑞庄)~古座橋【和歌山・古座川】


初めてのカヌ-ツ-リング(22kmをダウンリバ-)




2012年05月26日(晴れのち曇り)
囲炉裏でカヌーオフが立ち上げられた。[カヌーか~いいなぁ]でもやったことがないから、足手まといになってはいけないと諦めていた。

たまたま5月に吉野川でモンベルのカヌー教室を見かけ、しばらく見学していると楽しそうで、この時もやってみたいなぁ~!!感が募り色々調べてみた。

古座川の、レンタルカヌーは思っていたほど高くない。しかもアユ釣りが解禁になる6月から色々規制があるようで、制限のない5月28日までが一番いい時期みたいだけど、時間がない~どうしよう(@_@;) 5月28日まで日にちがあまりないので、決めるのに迷った。

やっぱり漕いでみたいから、行きたい~とpiccoloさんに相談の結果、お天気もいい感じなので5月26日(土)古座観光協会にレンタル予約を入れる~。予備日で5月27日も予定に入れておく。

前日、仕事を終え出発~、ちゃんと漕げるかなぁ~?ドキドキとわくわくが入り混じる。阪和道を走る車の中で眠くなり、piccoloさんの了解を得て、グ~スカピ~(-_-)zzz。

ハッと目が覚めた時には、42号線海沿いの急カーブだらけの道。信号なし、前後を走る車もなく、車中では”ディープパープル”がかかっている。

piccoloさんも眠たいんじゃないかと、見てみると目がランランと輝き楽しそうに運転している。あっそうだ、piccoloさんは、カ-ト・A級ライセンスを取得してレ-スに出場していた運転の達人!!

真夜中の走りに”ディープパープル”がはまっている。渋い~(>_<)と、運転技術に感動していると、その川は見えてきた~~~~ 夜中なので、どんな川なのかいまいちわからない。

はやる気持ちを押さえて、とりあえず寝なくちゃ、睡眠をたっぷりとらないと。「おやすみなさい」と駅前車中泊。


目を開けると眩しい~~~ いいお天気だ~☀ 8時半、観光協会が開いて一番に受付、隣にあるレンタルカヌー倉庫に移動して車を置く。

とりあえず、初めてなので、パドルの漕ぎ方をレクチャーしていただく。
前日に雨も降ったから、水量はいいのではと思っていたが、ここはそんなに雨が降っていないとのこと。浅瀬では、カヌーを引っ張らないといけないので紐を用意して下さる。タクシーが来てキャリアを取り付けカヌ-タクシ-に変身、乗りんで瑞庄へと向かう。

運転手さんが色々なポイントを説明してくれる。道路脇の民家が去年の災害時に、民家の1階まで浸水したことを聞いて、びっくりした。こんな高い所まで、水が来てたのかとその時の光景が信じられなかった。
災害後はカヌーに来られる方も減っているとのこと。

今回の出発地点思っていたより遠い。”柿太郎の廻り”は絶景が拡がっていて、そこだけで2時間はかかるということ。地図では、そんな風に見えないんだけど、がんばって漕がないといけないことだけはわかった。

43号線から瑞庄橋を渡り、凄く細い集落の道をタクシーは入り民家の庭内?が突き当たりとなっている。河原まで細い坂道を使って、私は荷物類を先に持って降り、piccoloさんと運転手さんで河原までカヌーを持って降りてきた。ここで運転手さんとはお別れだ。

とうとう始まるのだ~ レクチャーしていただいたことをもう一度思い出し、カヌーに荷物を載せて、いざ出発~\(^o^)/

  軌跡ログ  スライドショ-

←瑞庄スタ-ト地点。
しかし、浅い川だなぁ~ 水深50cmくらいだろうか、全然深くないので怖くない。
川の流れは緩やかで透明度もバツグンだ。

これは、初心者でも行けるなぁと、ルンルン!!
お天気もよく、気温も少し暑いくらいで、水に入るには寒くない。川面がキラキラしているのと、山々の緑も綺麗!!

誰もいない、私たちだけだ。静か~な、川を漕いで行く。
ほんとに透明度が凄い。ちょっと水深が深い所に来ても、底まで見えている。魚もよく見えてる~なんて綺麗な川なんだろう。

←ちょっとだけの急流。
ちょっとした急流も出てくるので、スリルも味わえる。

”柿太郎の廻り”は本当にきれいな景観だ。フインキのいい所に出てきては、カヌーを止めて岩場に上がったりしながら、写真を撮り合う。
何回か止まってを繰り返していると、1人後から、やって来た。

その人も初心者なのか、ちょっとした浅瀬で右側を行ったら、降りなくて済むのになぁと見ていたが難儀しているようだ。
私たちの前を通過したがその先で、また降りてカヌーを引っ張っている。
←概ねこんな感じです~。
深くなったからと言っても、ずーっとそんなところが続く訳ではないようだ。
今日ゴ-ルするまで、カヌ-を漕いでいた人と会ったのはこの方だけ。のんびり”柿太郎の廻り”の景観を楽しみながら進んで行く。

しかし、支流はくねくねとしていて、カーブが多い。下流に向かうにつれて、浅瀬が増える。
降りて、カヌーを引っ張るが、浅瀬といっても川の流れがあるので、後ろが勢いで流されてカヌーが横向きになりそうになる。なんとか川の流れに対して、まっすぐになるよう体制を直したりと、大変。

←そこそこの深みでもこの透明度。
河底の石は藻が付着していて滑りやすいので、気をつけながら引っ張らないといけない。

降りたり乗ったりを何回繰り返した事だろうか。時には水深3mくらいありそうなところもあって、なんと奇想天外なコースだろう。怖かったのは、流れが速くなった先がカーブしていて、真正面には流木の塊があるところが2箇所もあることだ。
ちょうど、カヌーに乗っている顔の位置あたりに流木の枝があるので、勢いに乗って行くと顔を怪我しそうになる。
パドルを漕いでも流れが速いので、避けることが出来ない。
←ゆったり漕いで~。
さて、どうするか。顔に当たらないように手で流木の枝を持つが、カヌーは少しづつ流され、浸水しはじめる!。

結局、流れの勢いに負けて、水が一気にカヌー内に入りどうにもならない。

先を行く、piccoloさんに助けを求め、岸にカヌーを引き上げ、中の荷物を取り出して水を外に流し出す。そんなことが2回あり、けっこう難儀していた。

でも、また水深が深くなり、ゆったり漕げたりと、いい感じのところは出てくる。

←少し慣れてきました~。
時間は、13時を過ぎていた。支流はまだまだ続く。

結構、支流だけで満足だ~と思ってしまうがゴールはまだまだ先だ。本流に出るまでもまだまだ~~。

16時半ゴールに着かないといけないのに、どうも雲行き怪しいぞ・・・

もうまったり、している暇はない。お天気も曇って来た・・・
本流出合の明神橋に着いたがすでに16時。

渡された地図では、明神橋~ゴールまで所要時間2時間。
←本流をダウンリバ-。
とてもじゃないが16時半は無理だ。piccoloさんがノンストップで必死に漕いだら1時間少しだろうと観光協会に遅れる事をTELする。

必死に漕ぎ進めるが、本流でも浅瀬が出てくる。なんてこったい・・・
とか、行ってる場合じゃない、根性で漕ぐしかないのだ~。
16時半にぼたん荘まで来たが、ゴールまでは、まだ1時間近くかかるようだ。他に誰もいないのだから、この貸切状態の川を楽しもうと
考え方を変えたら、楽しく漕ぐ事ができ、古座橋が見えた時には「よくぞここまで頑張って戻れた」と感動(゜o゜)

←古座の町並みが見えてきました。
古座橋手前でも浅瀬があり、降りずに漕げるのだけど河口近くまで来ても、歩いて対岸へと渡れる川なんやぁ~と古座川は楽しい川だと思った。

22キロを、なんとか弱音も吐かずに漕ぎ切った。凄くいい経験ができたなぁと改めて感動しました。

小川からのカヌ-は5月28日まで。詳しくは古座観光協会で確認してください

また秋のカヌーも楽しんでみたいなぁと思いました。

さぁ!行くでぇ~ 何度も上陸して撮影 様になってきたかな~
のんびり漕いでいます 静かなリバ-ツ-リング ここはまだ余裕でした
柿太郎の廻りは自然豊かです 澄み切った流れにのって~ 深い淵もあります
柿太郎の廻り 柿太郎の廻り 柿太郎の廻り
柿太郎の廻り 柿太郎の廻り 柿太郎の廻り
ボタン岩 ボタン岩
飛び込み岩 シャキット(=^^=)ゴ~~ル
ヘロヘロf(^^;)ゴ~~ル
カメラは防水パックに入れて撮影していますので、水滴が付いて一部見づらくなっています。ぺこ <(_ _)>











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