明神平で新雪パウダ-スノ-シュ-ハイク【北部台高】





スノ-シュ-&ソリ満喫~♪




レポはケルト



2013年01月19日(曇り)


登山口で約25cmの積雪

三峰山に行きたいと思っていたが、飯高北奥線が水道工事の為期間通行止めで、ゆりわれ登山口に行くには福本から大回りしなければならないので明神平に行き先変更する。


明神平は今月3日やはた温泉で強風吹き荒れていた為、野湯観賞へと転進したのでそのリベンジでもある。


水源地を過ぎるとまもなくで林道は積雪凍結していて、先行の車がスリップして立ち往生、スタッドレスタイヤは履いていたがチェーンを巻くとのこと。追い越せないのでこちらも念の為装着する事に。



貴重な青空

しかし、タイヤとフェンダ-の間隔が狭く手が入らない!四苦八苦してる間に先行の車は装着し終わって行ってしまった。


piccoloさんは行けるだろうと少しバックして絶妙なアクセルコントロ-ルで、スリップ地点をクリア!して大又駐車地に到着。25cmくらいの積雪でしょうか?。


15台くらい止まっていた。無風で青空が見えている。今日は楽しめそうだ!!アイゼンを装着して8時50分出発。 



明神滝

登山届けポストを過ぎコンクリ道を登り切ると暑くなってきた。汗も出そうなくらい。フリースの前を開けて帽子をとる。


崩落地を抜けた所で、まだこんなとこかと思いながらすでに疲れが出てきた、なんてひ弱な私・・・。


前後に数人の登山者が見える。いつも早く出発するのでなかなか人に会わないのですが、遅い出発だったのでカラフルなウェアが真っ白な世界では目立つなぁ!、上は今頃たくさんの人たちがスノーシューやソリを楽しんでるのかな?と思うと気が早る。


明神滝の脇は凍っていて左岸はうっすらとアイスブル-になっているのでパチリ。



亀仙人

無風で青空だしと高揚気分でいると、2つ目の休憩ベンチの所まで上がってくると、風が吹いていて急に寒くなってきた。


空は曇に覆われガスが勢いよく流れている、「ありゃ」もしかしたら上では、めちゃくちゃ強風かも???レインウェアを着る。



真っ白け~

水場の所へ来たら、1本だけ水が出ていたので、ゴクゴク飲む。程良い冷たさでおいしい~!(^^)! 周りの景色はガスっていて見えない。


すでに下山されてくる方たちとすれ違い「上はどうですか?」と聞くと「めちゃくちゃ強風で寒いですよ」とのこと。


「あ~やっぱり・・・」でもここまで来たら行くしかない。
明神平に着くと、確かにめちゃ寒い~(>_<)「きょえ~~~~」 今のところ前山の方へ登って行く人は居ないみたい。



樹氷の華

風を避けるため小屋の東側へ避難。


この天候では、スノーシュー&ソリどころじゃないなぁ!、下山した方がいいんじゃないかと思っていたら、piccoloさんが「前山まで行くでぇ!」「え~この強風の中行くの?」そうだね、せっかくここまで来たから、すぐに下山するのもね!と覚悟を決める。


重く垂れてる~

顔用のマスクをかぶりフル装備、「とりあえずここでバンダナショットを撮っとこうよ」とpiccoloさんに言ったら、横に居る方からも「バンダナショット…」と聞こえた。「あら、囲炉裏の人??」、あっ!もしかしてだっちゃんかしら?と声をかける。RYUさんも一緒でした。


4人でバンダナショット後、お二人は早々に下山していった。



モノト-ンの世界

スノーシュー装着していざ前山へ~。

リフトの残骸横通過の時は強風が吹き荒れていたので、こんな天候で大丈夫かな?と少し不安があったけど、斜面を数十m登りはじめれば先ほどの強風がウソのように無風状態になっている。


こんな事もあるんだなぁ~と思うと同時に気持ちも和らいできた。


振り返るが誰も登って来る人はいない、あの強風では諦めてすぐ下山が当然でしょうね!。諦めの悪い私達がラッキ-クジを引き当てたみたい。



樹氷の森の入口

斜面両脇の木々は小振りながらもエビの尻尾状態で、綺麗な樹氷の華が咲いている。


立ち止まってもまったく寒さは感じず、何度も足を止めてはカメラに収めるが、青空が無いので樹氷が映えない写真ばかりY(>_<、)Y



前山スキ-場まで来ると、少し風が吹いている。ホワイトアウト状態で遠近感は無く周りの景色がぼやけていて、目の前の凹凸も判りにくく、異次元に入った感じになる。


樹氷の森歩き~♪

そんな中をスノーシューで横切って前山へと登って行く。フカフカな新雪パウダ-は、スノ-シュ-でも約20cmは沈み込むがとてもいい感触で足取りも軽い。

神秘の世界~ 寒さを忘れて撮影会が始まる。他に足跡がないので、いい写真がいっぱい撮ることが出来た。


フカフカ新雪すぎて、ソリ遊びは無理っぽいので、“樹氷の華咲く森歩き”を満喫する事にする。


変わったツララだね

まったく何のトレ-スも無い新雪の森歩きは楽しい~、貸切でこんな世界を満喫出来るなんて凄い贅沢だ~。\(^o^)/


ボチボチ下山しなければならない時間となったので、明神平へは戻らず前山からの尾根道を下山する。
ここも誰も歩いていないのでトレ-スが無く凄く気持ちがいい~。


フカフカ新雪のゲキ下りもあるので、時にはシュ-スキ-で滑ったりしながら、通常の登山道に合流。


楽々到着~

沢沿い道の渡渉する所では、岩に当たった飛沫が凍った氷塊は様々な造形美となっているのでカメラに収めたりしながら下る


崩落地を過ぎると亀仙人をしてくれたpiccoloさんが、ここからソリで駐車地まで滑るとの事。


何度か歩く事もあったけど、約15分で駐車地へと到着~~。こんなに長くソリ滑りできるなんて思わなかった~~。\(^o^)/


スノ-シュ-&ソリの両方を満喫した楽しい山行となりました。



水場 薊岳が見えないよ 誰も居ないねぇ~
新雪に埋もれそうな沢 ビ-玉氷塊 平な氷塊だよ
前山スキー場 前山付近 森を歩く亀仙人
前山斜面 尾根を下ります 楽々下山




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