ヌタハラ谷~ヒキウス平~桧塚周回【北部台高】


不動滝裏歩きと桧塚界隈の予想外な初見霧氷


参加者…YASSAN・ヤマト&ゆっこさん・ハチえもん&はっちさん・piccoloさん・ケルト


レポはケルトさん


 2011年11月27日(晴れ後曇り&強風)

辻堂橋を渡り林道を走っていると10台くらい車が止まっている。「なんだろうね?」「こんなとこに止めてるから、釣りじゃないか」「こんな寒い時に釣りしに来るかなぁ?」横を通り過ぎようとしたとき、「あ、あれはRさんや」と車を止めてご挨拶に。

どうも山友さんたちで納山会をしていたようだ。しばらく話しているとまた一人下りてこられ、piccoloさんを見るなり「覚えていますか?」と、以前に風折れ滝で偶然出会ってご一緒した方のようだ。

そうこうしている内にもう一人、Bさんだ、初めましてです。まだ何人か囲炉裏の方も居てるよう。
Bさんから要らなくなったロープをpiccoloさんが譲り受け、この出会いはラッキーだった!!

私たちはさらに奥へと進み蓮小学校跡に3台を置車、1台のワゴン車に乗り込んでヌタハラ谷出合まで入って行った。するとグーさんの車が止まっていた。何処を歩きに行ってるのかな?

準備が整い、先週と同じ7時50分出発となった。
ル-ト スライドショ-
 
←夫婦滝。
お喋りしながら林道をテクテク歩いていく、結構な距離もお喋りしながらだとそんなにかかったように思わない.、と道が崩れている。(@_@;)

台風の影響は凄い!!がなんとか歩けそうだ。渡り切って先を進むと以前車が止められた夫婦滝展望駐車地まで来られた。
駐車地からは、落葉した木の間から夫婦滝上部の小滝も見えていた。
皆も「お~」と言いながら、写真を撮っている。「では、ここから登っていきますよ~」と植林帯に入って行く。
歩いている間は、ずーーっとお喋りしっぱなしなので、あまりしんどいと思わない。
←なんで明るいの?。
20分ほどで小屋が見えてきたが、その先植林が途切れやけに明るい?、小さな谷がかなり上部の方から崩落して大きな谷に変貌!以前の姿は見る影も無くなっている!!ここにはカツラの木もあったのになぁ~。\(◎o◎)/!

あっ写真を撮るの忘れてた!、崩落した谷を渡って行くのを撮っていく。するとカメラメッセージにメモリがいっぱいですと表示された。「あれっ???」とメモリのところを開けてみるとメモリが入ってない・・・入れ忘れていたようだ・・・・カメラマンとして失格だ・・・「あ~ん、どうしよう・・・」落ち込んでいると、ゆっこさんが「使って」とカメラを貸していただいた。
ありがとうございます!(^^)!

←台風の影響はすご~~い。
道を寸断している崩落の幅は約20m程!!ここもなんとか歩けそうだ、岩盤の滝下を通り岩盤横を登って行く。
元の道に戻りまもなくで自然林となるが、いつの間にやら踏み跡を外して歩いていた。

木や根っこを掴み登って道に戻らないといけない。さっきよりは幅は狭いが山抜けしてる所に出てきた。

幅は狭いけど今回は渡れそうにない、皆がそこを歩くには無理があると判断したpiccoloさんがハチえもんさんに上を見てきてと偵察をお願いする。
←不動滝。
しかしそこも危険な気がしたので、少し登って様子を見に行った。すると道らしきものがあったので「こっちに道があるから上がってきて~」とお知らせする。

皆さん無事に渡れました~「ほっ」と一安心。ゆっこさんが恐かったけど楽しいって言ってくれた、なんだか嬉しい(^○^)しい…。

みんなも少しの恐怖と楽しいが入り混じってるかのようで、いきなり迷バリルート!!。

不動滝のゴーゴーと落ちる音がだんだん大きくなってきた、ザックをデポして滝下に下りて行く。

←不動滝裏へ。
下りて行くのもちょっと難儀、木を頼りにザザザーと下りて行かないといけない。
ここで本日最初のバンダナショット!!ただでさえ強風で寒い中、滝のマイナスイオンでさらに寒さが倍増・・・夏はいいんだけど。

ここは滝裏へ回り込めるので、YASSANと私は残り、他は滝裏に。
こちら側から見ていると皆小さく見える。
登って行く所から、滝裏、下りてくる様子を何枚も撮った、いい写真が撮れて満足!!

ザックをデポした所まで戻る途中で、ハチえもんさんが落ちている小枝にキクラゲが付いているのを発見!!わ~すごい。
←不動滝落ち口。
ここから滝の落ち口へ移動。落ち口の上に立って写真を撮る。
沢沿いを歩いて何回か渡渉、しばらく歩いていく、すっかり冬のフインキやわ~。
piccoloさんが止まり、「前にここから登ったの、覚えてる?」と聞いてきたので、初めてヌタハラ谷に来た時に登ったのは覚えていたんで「覚えているよ」と言ったが「覚えてないやろう」と疑いの眼差し、「本当に覚えてるよ」と問答。

「ここから登って行くか、もう少し先の連瀑帯の所から登るかどっちがいい?」と皆に問いかけたが、今日はひどく寒いので連瀑帯は、また今度のお楽しみにしようと言って、今回は手前の尾根から4WDで登って行くことに。またもバリバリ!!

←ヌタハラ谷歩き~。
まだそんなにキツイところではないが先を行くと岩が立ちふさがっている、落ち葉たくさんの傾斜は約60°くらい。
先へと登るにはロープが必要と判断したpiccoloさんが、ロープを垂らすから待機しといてと、上へ登って行った。
みんな傾斜のきついところでほぼ1列になり、木の根っこを持ってなんとか待機。
上でロープの容易に手間取ってるようで、なかなかロープが下りてこない。

風が吹いていて動かないで待機しているのは堪える、寒くて手が冷たくなり木の根を掴んでいる手が痛くなってくる。
「まだー?」と聞くが「もう少し待って」と返答が返ってくる。
←4WD!。
足もだんだんガクガクしてきた。「ロープ下ろすよ~」とロープが下りてきた、はっちさんが1番にロープを頼りに登って行く。
ヤマトさん・ゆっこさん・ハチえもんさん・YASSAN・私が一番最後という順番で登って行く。

待っていた時間が長かったので、手が冷たくてロープをちゃんと持てない、足にも力が入らずマゴマゴしてしまう。

こんな事態になって皆大丈夫かなぁ?と最後に登り切ったら、みんな何事もなかったかのようにお喋りしている。さすがバリ好きなだけある。頼もしい!!piccoloさんがロープを撤収してまた木を掴みながらヒキウス平を目指していく、まだ標高差で100m程あるらしい。

←霧氷の嵐跡。
先週歩いた稜線に登り切ると、強風で何かが当たって痛い。(>_<)

見てみると氷のかけらだ。なんで?と周りを見てみると木に付いていた霧氷が凍って、強風で吹き飛ばされている。

今回は霧氷はないだろうと諦めていただけに少しのサプライズである。
皆が頑張って登って来たから、山の神様からのご褒美だ。しかし突風に吹き飛ばされた氷片は超イタァ~イ。皆も被害にあっている。

凍った霧氷が付いた木々の中を歩いて行き、第三劇場に出てきた。
さらに強風が吹き荒れている。飛ばされる~~~(+_+)
←ヒキウス平。
グーさんにお会いできるかなぁと思っていたが、こんな時間だから無理そう。
寒いけど、景観はいい感じ!!落葉木もまあるい形なのでホワッと感が出てメルヘン♪~絵本作家の黒井腱さんの世界にような気がする。
第一劇場に移動して、みんなで写真を撮ったあとすぐに先週と同じお昼場へ避難?。

食後のデザ-トで、はっちさんが「おぜんざい持ってきてるので、どうですか?」と聞いてくれ「食べます~」とハチえもんさんがお餅を網で焼いてくれ、はっちさんがおぜんざいを温めて、容器とスプーンも用意していただき、ご馳走様でした。

←桧塚奥峰。
お餅の焼き加減もいい感じで寒さで疲れた体にもってこいだ!!甘くて美味しい(*^_^*)幸せ~ほっこり~もう13時半すぎ、撤収して桧塚奥峰へ最短ル-トで歩く。先週とは違うル-トと景観なので楽しい!!
ピ-クが近くなるとこちらにも霧氷がいっぱいある、凄い~。またまた写真を撮りながら歩く、なんてラッキーなんだろう。
こういうのが見られるのなら、寒くてよかった!!みんなも凄く嬉しそう~。

桧塚奥峰には、14時すぎに到着。伊勢湾の水平線も見える眺望を楽しんで、2回目のバンダナショットも撮る。
あとは、桧塚を経由して先週と同じルートを使って下山に入る。
←霧氷トンネル~。
ピ-クを少し下れば北側の木々には、真っ白な霧氷の花咲くメルヘン登山道!少しだけれど霧氷のトンネルも歩けロマンチック~、足元には霧氷の氷が飛び散って真っ白。
桧塚を通過後は台地状となった快適な尾根歩きで、風裏となるので気持ちがいい~。徐々に高度も下がり、寒さも和らいできたので快適快適!!。

トコトコと歩いていると、piccoloさんが「ここら辺からちょっときつくなるよ」、はっちさんが六甲全縦を完走したが、膝と足の爪を痛めていて、少し辛そうだったけど明るい表情の‘はっちスマイル’

林道まであっという間に下りてきたがすでに16時前。

←おひさしぶり~。
ここからは少しの林道歩き、しかし時間も遅くなりそうだから植林尾根を真っ直ぐ下るとの事。歩きやすい所を選んで下っていたのでトラバ-スしながら軌道修正して作業道に着地。

すると「お~~い」の呼び声が!赤っぽい服装で林道を歩く人からで、piccoloさんは誰だかすぐに分かったみたいで「グ~さぁ~ん」と返事する。

凄い凄い!!先週はzippたんで、今日ははグーさんに会えるとは、凄い偶然!!び・つ・く・り\(◎o◎)/!しかも出会ったところが、先週zippたんが待っていてくれたところ、凄い偶然~。
小休止がてら会話がはずむと。
←おつかれさま~。
ここからグ-さんもご一緒していただく。
最初は後ろからついて行くわと言っていたグーさんも前の方に行き、時間短縮の為またまた植林帯をショートカット!!下に林道が見えてきたが崖で降りられない~!piccoloさんとグーさんが着地点を探している、グーさんは右の方に下りて行き、piccoloさんは左の方へ行ってみようとそちらへ進んで行く。

先に下りたグーさんが着地点まで誘導してくれ、無事にそちらから降りることが出来た。最後の最後までバリルートやなあ。

下を見ると林道が見えグレ-のワゴン車が走り去って行くのが見えた。あとで分かった事ですが、zippさんpanaさん達でした。
17時に車に到着、予定時間を1時間オーバーしていた。最初から最後までバリバリやった、でもみんな楽しんでくれたようでよかった~。

下山が遅くなったけど、最初から最後まで楽しい山行が出来ました~、お疲れさまでした~。
皆さん、ありがとうございました~。

piccoloさんは年内忙しいようで、今年最後の山行となりましたが、今年も思い出残る‘静かな森歩き’を満喫!来年はどんな森歩き?今からワクワク楽しみです。











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