精霊宿る太古の森歩き~♪【大峯】


巨樹に出会う♪


レポはケルト


2012年10月07日(快晴)


谷へ下ってまぁ~す

すっかり秋の気配を感じるようになってきた。

今回はお山初心者で親友のあっちゃんを太古の森へご案内~。

ここは一番お気に入りの場所、前日に雨が降ったのでいい感じになっているんだろうなぁと前日からわくわく!!登山口に6時半頃到着。

車から出るととんでもなく風がきつい。お山初心者のあっちゃんに、いきなりの洗礼・・・

わ~~~お山の神様、初っ端からそんなにきつく出ないで~、あっちゃんがお山嫌いになっちゃう・・・と心配しているのをよそに、本人はそんなに辛くなさそう。でもめちゃくちゃ寒い~(>_<)。

上着を1枚着て、出発~。


ツガの巨樹

とっとこ尾根道を歩きだす。

支尾根へ入ると早速piccoloさんが、ヤマブシタケを発見!!駐車地からまだ30分程。
「見つけるの早っ」手の届く所にあったが、少し時期が終わっているものだった、そこそこの株だったので惜しい~。でもここにもあるのが分かっただけでもラッキーだ。

尾根道を歩くのも野生きのこ類を見るのも初めてのあっちゃんは、見るたびに感嘆の声をあげる。山に入ると心がまっさらになるのだ。

ふくやまさんも、初心者でいきなりこんなル-トは・・・と心配気味、しかし、斜面を下りて行く姿を見ていると、腰は引けず躊躇することなくゲキ下っているので大丈夫そう!。


目にするもの、すべて新鮮~♪

今日は様々な自然をあっちゃんに感じてもらいたくて、私の方がわくわく感は大きいかも!。

なだらかな谷まで下りてくると、piccoloさんが好きな場所を歩いていいよと言ってくれたので、先に歩いて何か見つけては、あっちゃんを呼ぶ。

ふくやまさんも好きなように歩き撮影に勤しんでいる。

piccoloさんは、マイちゃん探しにあっちの斜面こっちの斜面と、広範囲にアップダウンして、皆それぞれに楽しんでいる。

森の中に注ぐ木漏れ日が清々しい。
以前は、いろんな種類のきのこを見たが、今回は少ない・・・時期が遅かったのかなぁ?


静かな森

数百年この森に生きてきた巨木がいっぱい倒れている。上に乗り“おつかれさん!”そう心の中で呟き巨木さんにハグ。

水音が聞こえるとまもなくで本流の谷。透き通る川面を見ながら谷沿いを行くとpiccoloさんがマイちゃんを発見!!。
ここでもマイちゃんに会えるとは、しかもクロマイちゃんだ。

あっちゃんに、「採ってみる?」「うん」「根元に手を差し込んで、ぐっとあげて」とアドバイス。
「匂いを嗅いでみ~」「いい香りやろ」、初歩きでしかもマイちゃん採りを体験できてご満悦の様子(V)o¥o(V)。

piccoloさんの眼力はこの後も大活躍~、私もふくやまさんも捜索しているのに発見出来ずにいると、またpiccoloさんが発見!!それもいただく。


清流沿い

ひろ~い森を歩いていると、ふくやまさんとあっちゃんが何かを発見した様子。なんだ!なんだ!と見に戻ったら、ななななんと巨大なヤマナメクジだった。10cmくらいはある。「う~~~気持ち悪い(>_<)~」前にもこの森で見たけどこれは気持ち悪くて、ジーッと見ていられない。

piccoloさんの捜索範囲は広い~~~、私達はなるべく疲れたくないので徘徊しないで歩く。

するとpiccoloさんが戻ってきて、「向こうに胴囲4mぐらいの大きなブナがあるから見に行っといで」と言われたので、3人で見に行く。

「どこらへんやろ?」ゆるやかに斜面を登って行かないといけない。


森・もり・モリ~

ふくやまさんが「あれじゃないですか?」「あっホントだ。大きい~」
あっちゃんと私がブナに抱きついている写真を撮ってもらう。いい写真が撮れた。^^;)

私達がブナの所から戻ってきたら、またまたpiccoloさんが何やら発見したらしい。

その方に目をやるとまたまたヤマブシタケだ~~~~~ しかし今回は、地上から5~6mほどありとてもじゃないけど届かない場所だ~、色はまだクリ-ム色した状態で大きく上物だけど、これは無理でしょと思っていたら、「ふっふっふ」とpiccoloさん。

‘こんな事もあろうかと、こんなん製作してもってきたのだ~’と必殺道具とストック3本をバンドで縛って継ぎ足せば準備完了。


ブナの巨樹

いざ、ストックを持ち手を伸ばすが、あと数センチが届かないpiccoloさん!。

ここは背の高いふくやまさんにバトンタッチすると、なんとか削ぎ採ることが出来た!!やった~~~ これは、お昼のおうどんに入れよ~状態のいいものなので楽しみ!!(^o^)/。このあと対岸の森へと移動。

こちらも広くなだらかな森、何も考えずに歩いて行く。すると立ち枯れした木に大きなサルノコシカケが数個。

あっちゃんは、見るのが初めてで凄い~とまたまた感嘆の声。初めての山歩きで疲れているだろうに、そんな表情は一切見せず感動している。



ミズナラの巨樹

その後オレンジ色のマスタケもあり少しいただく。

そろそろお昼時、お腹も空いてきたので少し先で昼食休憩することに。

あっちゃんと二人、沢でキノコを洗いおうどんを作る。キツネ・ネギ・とろろ昆布とヤマブシタケも投入。

piccoloさんはカップヌ-ドルごはんに、ヤマブシタケとマイちゃんを入れ、炊き込みご飯をしていて蓋を開ければいい香り~。

ふくやまさんはマイちゃんの塩焼き担当、こちらもいい香りが漂ってきた~!。

おうどんも美味しいし、マイちゃんは肉厚がありジューシーで美味しい~(*^_^*)皆幸せに包まれて、素敵なランチタイムとなった。1時間少しお昼休憩をしたのち、この界隈初めての森を歩く。



獣道を歩きます

この界隈の森もいい感じで、沢の色もソーダー水のような色で綺麗。ここも湧水が豊富なのだろうか。

あ~~~ここでテン泊が出来たら、どんなにいいだろうと考えながら歩く。

ブナ・ミズナラ・コメツガ・桧などの巨樹が多いので、神秘さが半端じゃない。台地状の支谷の森を散策しながら緩やかな登りとなると、支尾根の先端が現れてきたのでそこから登って行く。

稜線は風が吹いているようですが、森は穏やかで秋の気配を感じながら歩けたので、よかった。

あっちゃんもふくやまさんも、この森を気に入ってくれたご様子で凄く楽しい山行~、紅葉も楽しみだなぁ~。

あっちゃん、よくガンバッタね、また素敵な森歩きに行こうね。

PS…累積標高1050m、そこそこのダウンアップでした~(=^^=) 。by piccolo。

グリ-ンシャワ-を浴びて どこでも歩ける谷
なんか複雑に成長してるよ~
樹齢ウン百年!これから土に還ります
ド根性桧!
ヤマナメクジ
必殺ヤマブシタケ採り(=^^=)
風味食感共に美味しかった~
ホコリタケ 腐りマイちゃん
網焼きマイちゃん!
マスタケ トリカブト
ゴリラのコシカケ? ブナの巨樹 桧の巨樹




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