明神平でスノーシュー&ヒップソリを楽しむ予定でしたが、やはた温泉ですでに強風が吹いていて、とてもじゃないけど上で遊べるようなフインキではないので、急遽山域を変更することに。
恒例となりつつある湯の花観賞、1時間程車を走らせる。風裏となっているので先ほどの強風がウソみたい。
今回は、フックさんともっちーさん同行で二人とも湯の花観賞は初めて!!
ただ12月30日に雨が降ったので、湯の花が流されていないか不安はあった。
昨年、ご案内した時に雨が降ったせいで、湯の花がなかったことがあったのだ。
心の中で「ありますように」と祈りながら、8時20分頃出発~。
いつもなら長靴履いて行くのだけど、今回は急遽変更だったので登山靴で沢を徒渉しないといけない。スパッツはしているけど、大丈夫かなぁ?
すぐに徒渉するところに出た、浅瀬を選んでpiccoloさん先頭に小走りにジャブジャブ~。若干、水が染み込んだようだ。
そんな忍者渡りを何度か繰り返し渡渉。しかしちょっと無理っぽくなってきたので、右岸斜面を行くことに。
丁度鹿道があり辿って行く。沢までの高低差もあり急斜面の鹿道を歩き慣れていないもっちーさんは、慎重に足元を確認しながら進んでいる。しばらく鹿道歩きしていたが、沢沿いが歩けそうになり沢へ復帰する。
ここを歩いているといつも興味深い蔓に出会う。木に巻き付いている蔓の食い込み方が半端なく、食い込み過ぎている。
他に凄いのは、どうやって離れている隣の木に巻きついて行くのだろうかと思う、離れ業を持っている蔓もある。生命力の凄さを感じる。
いつもそういうのを見ると思うのだけど、蔓が木に巻き付く瞬間をNHKのドキュメンタリーでやってくれないだろうかと願ってしまう。
伸びて行く過程に興味があり物凄く見てみたい。とか思いながら通り過ぎる。
メインの湯の花を見に行く前に、ちょこっとした温泉が出ている所に寄り道。
支流に入って行くが去年とフインキが変わっている。大雨があったせいか、前に歩けたところが歩けないので、巻き道をして行く。
この巻き道も‘えらいこっちゃ’な斜面トラバ-スで、こんな歩きの経験少ないもっち-さんにはドキドキさせてしまったようだ。怖がらせてごめんね。<(_
_)>
出合からすぐにあると思っていたが、結構奥へと入って行くpiccoloさん。こんなに奥まで入ったかなぁ?
上流に滝が見えてきた所でpiccoloさんが「無くなっているわ」。
ショッ~ク!小休止後戻るが、なるべく歩きやすそうなル-ト取りしてくれてるpiccoloさん、今度は倒木がいっぱい倒れている中を進んで行く。変化に富んで私は楽しいが、もっちーさんが心配。
来た時も怖かったのに、戻る道もまた‘えらいこっちゃ’な歩きで大変そうだ。
なんとか本流に戻ることが出来て、ホッとしていると湯の花の見える支流出合が見えた。
支流に入るには徒渉しないといけないが、浅瀬が無く忍者走りでは無理っぽい。
そこで皆で協力して石を投げ入れ、飛び石で対岸へ渡り支流へと入って行く。あるかなぁ?少々不安な気持ちで歩いて行くと、ほのかに硫黄の匂いがしてきた。
どんどん入って行くと、河床に少しづつ湯の花が姿を現してきた。硫黄の匂いも濃くなってくる。
やっと湯の花畑に出てきたが沢幅が狭くなっている。しか~も心配していた通り、湯の花の張り付きが少ない\(◎o◎)/!。
湧き出している所に手を突っ込んでみると沢の水と混じりあっていて、奥の方がほんのり温かく感じる。湯の花が流されていないところを探し撮影会開始~。
するとpiccoloさんが「こっち来てみ~」と行ってみると、沢沿いの大岩の割れ目から流れ出てるのを指して「これ温かいで」どれ?っと触ってみると、冷えた手が温かくなるくらいの湯で、周囲の岩肌も温かい。凄い!!
去年はこの大岩から流れ出ていなかった!、凄い・凄い・これは新発見だ~~~~~~。
見た目は、今一なんだけど、気持ちのいい温かさだ。ずーっと手を浸けていたいくらい。
そんなことをしていると、お腹もすいてきた、「さあ~お昼にしましょう」。piccoloさんは、大岩の源泉入り温泉うどん&コ-ヒ-で“ワイルドだぜぇ!”って、言わないかf(^^;)。
私も温泉コ-ヒ-を頂くが、インスタントコ-ヒ-が美味しく感じた。
もっちーさんがお手製のちまきを持ってきてくれた。“もち米がもっちもっちしていて美味しい~\(^o^)/”とダジャレを言うおじさんが居る。
バンダナショットを撮って、湯の花を後にする。
帰りはタラタラと林道歩きで、駐車地まで戻ったのでした~。もっちーさんとふっくさんも楽しんでもらえたのでよかった。
こちらに変更して正解だったかな!!。
野湯付近 | 湯の花撮影会 | 大岩から出る温泉 |
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湯の花 | 林道から見る無名50m滝 | |