三之公に湯―トピア? 初歩きは野湯巡り〜【台高】


ユラユラ揺らめく湯のはな〜(*^_^*)



レポはケルトさん

2011年01月03日(曇時々晴れ)
あけましておめでとうございます\(~o~)/
年始の山行は野湯巡りと決めていた。2年前に見たあの湯の花が見たくなったのだ。


一昨年のオフ会では、前週に降った大雨であの美しかった湯の花は全部流されていて見られなかった。

今回もあるかどうかはわからなかったけど”もしかして”に賭けてみた。

家から車を走らせ奈良県に入り榛原手前からは雪景色で路肩はまだ残雪しているが、道は乾いているとのpiccoloさん情報で安心して走行しpiccoloさんと合流。

大阪は積もるほどは降らなかったので、とても新鮮な感じがした。

R169のいくつかのトンネルを抜けると、どんどん雪景色が濃くなっていく。大迫ダムの所まで来たら、さっきまでの雪景色がほとんど見られなくなった。

三之公駐車地に10時ごろ到着。
車は1台も無く、初歩きからまた貸し切り状態で歩けるようだ!
こちらで書き込みお待ちしていま〜す♪管理人@ケルト&piccolo
←初歩き〜。
1年ぶりに歩く沢は、水量が凄く少ない。湯の花が無いかもしれない・・・ 年始からちょっと不安・・・。

そんな中でも岩場の深みを見ると魚が泳いでいるのが見えて、小さな幸せを感じる。

沢を何度か渡渉しながら、そういえば前に来た帰り際に沢沿いで鹿が襲われた無残な死骸を見た事を思い出した。

食いちぎられ引きずられて辺りに血が飛び散っていた。
そんな無残な死骸を見たのは、その時が初めてだったのでぞっとしたこと、どんな動物がしかけたのか、そして山に来て怖いと感じた。
←支流へと入ります。
オオカミかなぁ?とpiccoloさんに言うと笑いながら「もうオオカミは居てないよ、明治時代に捕獲されたのが最後で絶滅したよ」。
「もし居てたら、すごい発見になるで〜、さかなくんがクニマスを発見した以上やわ」と言われた。

本流から野湯のある支流に入って行く。
どんどん進んで行くとあの匂いがかすかにしてきた!硫黄の匂いだ!!まだ先を行くと、川面が青紫色に光って見えてきた。湯の花だ!!!

←湯ノ花を確認。
薄く岩に張り付いているのが、光りの反射で青紫に光って見える。
もうこんなところから見られなんて。

これは今回凄いんじゃないかしらと期待が膨らむ。岩場を巻くと川面が真白!!以前に見たときより広範囲に湯の花が張り付いていた。\(~o~)/。

以前は、源泉の周囲4〜5mだけだったのに、今回は源泉から100m程下流まで張り付いていた、凄い〜〜〜!!!ビックリ\(◎o◎)/!。
←沢が真っ白です。
piccoloさんが大岩の下で、「こっち来て、手を入れてみ〜」と呼ばれたので大岩の下に降り手を入れてみると「わああ、まさしく温泉の温度や〜めちゃ温かい〜凄い〜〜〜」源泉の温度はどうだろう?前回温度計で測った時は24度だった。

今回は温度計を忘れてしまったのですが、たぶん30度以上かな?凍えた手をつけると血の気が戻ってくるから、それくらいはある感じ、時折、湯気も見える!。

本流の方に手を浸けてみるとめちゃくちゃ冷たい(>_<)。

←源泉周辺。
「写真、写真、あっ動画、動画撮らなきゃ〜」piccoloさんも私も夢中で撮りまくった。

綺麗、今回の湯の花は一段と美しい〜川の水流で揺らめく姿は、何とも言えないくらい美しい!触れると実態はつかめない、姿は見えるのに感触が無い。

まるで妖精が踊っているようにも見える!。普通、温泉で見られる湯の花は、あまり綺麗じゃない、ゴミが浮いているようにも見えるが、ここのは違う!何ケ月にもわたり岩に張り付き重なってこんなにも美しい不可思議な形を作っている。この光景はとても感動的だ。
←ご覧下さい。
感動的な光景は、動画をご覧ください〜(*^_^*)(大雨の時は全て流されてしまうのです)。

けっこう長い時間動画撮影に没頭、ふとお腹が空いたなぁと感じ時間を見ると12時半になっていて、お腹も減るはずだわ。昼食は和歌山ラーメンとおでん。

結構、寒くなっていたのでラーメンの濃い味がちょうどよく感じる。おでんも、からしがツンッと鼻にきて、でも美味しい〜。

13時も過ぎたので、もう一ケ所の野湯に移動しようとザックを背負う。

←ユラユラ〜。
違う支流へと入って行く。

ここの野湯の規模は先程より小さいが岩の割れ目から出ている。

湯の花もびっちりと張り付いているが水流が少なく浅瀬となっているので美しいとは、程遠いものになっている。

周辺は、大きな岩に苔が張り付いていて、沢のフインキは神秘的! ここでは写真だけを撮る、そこそこの時間になったので駐車地まで戻る事に。駐車地には15時半着。年始から良い景観がみられて凄くHAPPYになりました。
←岩の割れ目から。
帰りは、ハトの谷を150mまでボ−リングし、炭酸を多く含む重層泉が自噴した山鳩湯に。

はじめて来たのだけど雰囲気は信州山奥の趣のある温泉で、湯は淡黄褐色、内湯は総杉丸太作りだそうだが、大量に含まれるカルシウム?等の物質が堆積していて、見た目は丸太がまったく判らないほどで、ごつごつした岩風呂のようになっていた。

17時までだったので1時間ゆっくり出来て、帰路とした。

今年もいい山行が出来たらよいなあと、次回は1年ぶりのスノーシュー!!に行きま〜す(^^)/~~~。

フェアリ−ちゃん 湯の花
湯の花 揺らめく湯の花
源泉近くで ご覧下さい
ご覧下さい ご覧下さい
ご覧下さい
よ〜く聞いて下さいまし!ケルトさんの生声が録音されています!さてここで問題です。
なんと言ったでしょうか?
ヒント…山歩きではケルトさんの18番(。_・)(=^_^=)












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