涼を求めてコバルトブル−の前鬼川遡行♪【大峯】


囲炉裏オフ


レポはケルトさん



2011年07月17日(晴れ)
オフの下見をかねて10日に今年初めての前鬼川に行ってきた。晴天で天気に恵まれ1年振りにまた魅せられた。
何回来ても素敵さは変わらない。まだ水は冷たくて泳げなかったがオフ日はどうだろう?今回は私たち含めて11名が参加で、そのうち沢初心者が3名。前鬼川が初めての方も多いので皆さんがどれだけの感動を持ち帰られるのか、企画した側としては内心ドキドキ!!

道の駅上北山にAM6時半集合ということで、前夜泊の方もいて今回は遅刻者なし。
天候は、晴れのち雲りだったように思うがまったくの雲りだ。ありゃりゃ〜〜〜(;一_一)前鬼林道駐車地がそんなに多く置けないので、自己紹介と注意事項を話して、三台に分乗して出発〜。

私たちの山行は車で行くところばっかり、しかもカーブの多いところを走るので車酔いする方もしばしばある。今回も出たみたい。後続の車が来ない・・・ 少し行ったところで待っていると一休さんが酔ったようだ。普段は自分が運転しているから、分乗してもらったので酔ってしまったのでは。

不動七重の滝展望地でちょっと休憩してから駐車地まで、今回は三連休だから皆さん遠出しているのか、三台しか駐車していない。
予想とは裏腹にラッキーである。ここんとこムシ暑いし前鬼川は人気があるから、めちゃ多いのではと思っていただけに拍子抜け(@_@;)
    こちらで書き込みお待ちしていま〜す♪管理人@ケルト&piccolo
←支度中。
用意をして駐車地をあとに林道を少し戻り、ガレ場から黒谷出合に降りていく。一休さんとチョッパーさんは慣れているので一番後ろをお願いする。

初めてのもっちーさんにはpiccoloさんのすぐ後ろを行ってもらうが、ガレ場が初めてのようで腰が引けている。

その後のコメットさんはキャーキャー言いながら降りていく。男性陣は大丈夫のよう?と思っていたら、一休さんがふらつきながら一番最後に降りてくる。まだ体調が悪いのか心配になる。チョッパーさんとヨッシーさんに一休さんのことをお願いする。
←遡行開始〜。
出合まで降りてくると天気が回復してきたようで、日が差してきた。きらきらの前鬼川がお目見え〜〜〜〜良かった〜(*^_^*)

ここからは沢の中を歩いて行く。皆口々に「冷た〜い(>_<)」と言いながらも嬉しそう。

沢経験者は好きなところを歩いてもらい、初心者の方はpiccoloさんの後を歩いてもらう。

あっちこっちで写真を撮りながらジャブジャブする姿、皆、前鬼川に魅せられ始めているよう。

←森の中の沢歩き〜♪。
前後の様子を見ながら歩いて行くと、もっちーさんが慣れないところを歩いているからか、歩き方がぎこちない。「もう少し歩いたら素敵な景観が見られますよ」とか「冒険していると思って楽しんで」とか声をかけるが不安の方がおおきいみたい。沢経験があり体格の大きいエモリンさんにもサポートをお願いする。

巨石をよじ登って越えたり、好きなところを歩きだしたりと、皆だんだん沢の中を歩き慣れてきたよう。そんなときにあきやんが、冷たい沢の中を歩いていたからか、足が攣ってきたようで持参していた薬を飲んでもらう。

もうすぐいつも写真に収めているあのコバルトブルーの二段滝のところだ。滝のところに着くと皆もカメラを出して撮っている。

ブルコメさんがコバルトブル−の淵に飛び込んだ!楽しそうだ!それに続いてコメットさんも行くが流されそうになり、慌ててブルコメさんがキャッチする。
←二段の滝。
飛び込みたかったが、まだ冷たそうな気がしたので帰りにと楽しみをとっておく。

ふと気がつくとチョッパーさんが滝下まで覗きに行ってる。よく滝下まで行けるなあと感心!そんな彼をおいて、こちら側は、みんなでバンダナショットを撮る。後ろにチョッパーさんがさりげなく入り込んでいる。いい写真になった。

まだまだ先があるので滝上に登るために、左岸の残置ロープ掴んで滝上に上がる。チョッパーさん・一休さん・エモリンさんは、滝横を登って行った。滝上に上がると、ナメが広がっている。水量もいい感じ。
2度ほど流れがキツイところを渡渉しないといけないが、女子はエモリンさんに手を差し伸べてもらい、なんとかクリア。
何回歩いても飽きがこない好きな場所だ。ここまできても私たちのパーティ以外は、単独で来られている方と会ったくらいで他は誰には会わない。貸切状態!本当にラッキーだ。

←ナメあるき〜。
途中で、フックさんが全身ずぶぬれ状態となり、カメラがお釈迦状態に。本人いわく「全身濡れる気はなかったのに」と。いやいや、いつ何時どんなことがおこるかわかりませんぞ〜〜〜(私も経験ずみ〜)。
ここからミニナイアガラの滝までpiccoloさんを先頭に初心者は巻き道も使い前進していく。沢経験者は沢の中を行く。二手に分かれているので逐一人数確認をしながら私も巻き道の方へ行く。一休さんも歩いているうちに体調が戻ってきたようで沢遡行組で楽しんでいるよう。よかった〜ブルコメさんも遡行していて、そのあとをコメットさんが必死に付いて行ってる。チョッパーさんは、難度の高いところも果敢に攻めていく。凄い!!
←箱状廊下。
巻き道から沢遡行組がよく見えるので、どんなところを通っているのか見ているのも楽しい〜。ヨッシーさん、エモリンさんも沢側で楽しんでいる。

巻き道側は、あきやん・フックさん・もっちーさん・piccoloさん・ケルト。もっちーさんが未経験なので慣れない巻き道にも悪戦苦闘している。

ミニナイアガラの滝(湧き水帯)直前には、急斜面の残置ロープを掴み水平移動しなければならない所があり、もっちーさんが行けるか心配である。
piccoloさん先頭に、もっちーさんには説明しながら行くことになったが万が一落ちては危ないので、ハ−ネスにシュリンゲをセット、piccoloさんが何度か掛け替えを繰り返し無事クリア。皆もあとに続く。ここを越えたら、第3のスポット、美しのコバルトブルー箱状廊下だ!ここも何とも言い難いくらい綺麗な場所である。

←ミニナイアガラを過ぎれば湧き水のすだれ状滝。
しばらく見とれてから、ミニナイアガラの滝に到着。ここの湧水帯で昼食用の水を確保。10分程度休憩をとって、垢離取場を目指す。
途中までは沢を行くが、湧水のすだれ状の滝以降、遡行隊と巻き道隊に分かれて行動。遡行隊が先に垢離取場に到着していて、淵で遊んでいる。遅れて巻き道隊が到着。昼食場所は、この先のエメラルドグリ−ン淵の所と決めていたので、そちらへ移動。
なんとか昼食場所まで来られた。(*^_^*)今日は素麺と柿の葉ずし。素麺茹で係と野菜を切る係と分担し、11名もいるのであっという間に完食。ここの場所の淵は深いエメラルドグリーンで一番のお気に入り!日差しが入ると何とも言えないくらい美しい〜!!
←お気に入りのエメラルドグリ−ン。
前々からここで泳ぎたかったが、結構深そうなので怖気づいていて泳いだことがなかった。

でも今回は、一休さんとチョッパーさんが、ためらうことなく泳いだ姿を見て、いけそうと思い飛びん込んだ。

「ウワー冷たい〜」優雅に泳ぎたかったが、そそくさと浅瀬へ。3回挑戦した。piccoloさんにも写真を撮ってもらい、とりあえずやってみたかったことが叶ったので、ウキウキ気分。一休さんとチョッパーさんがいてくれたから出来たことだ。

←コバルトブル−は続きます。
なんとなくお空の色が怪しくなってきたので、往路を下って行く。
垢離取場から遡行隊と巻き道隊に別れ、湧水帯の滝手前で、エモリンさんの姿が確認できず、先に行ったのか?後から来るのか???状態。途中までは、皆がいてることを確認出来ていたが、前を行ってるブルコメさんに聞いたが姿を見ていないとのこと。

なかなか来ないので、皆にストップをかける。確かに垢離取場から下って行くときにもっちーさんのサポートをしていた姿は見たのに。途中で沢側でなにかあったのかと心配になる。
←復路も涼しいです〜。
するとヨッシーさんがエモリンさんの姿を捉えたらしく、こちらは僕に任してと合図を送ってもらい、一安心。先を進めていく。
ミニナイアガラの滝を越え、美しの箱状廊下まで下ってきた。この先は残置ロープ水平移動、緊張するところに出てきた。行きと同じように、もっちーさんをpiccoloさんとエモリンさんにお任せし、ふと後ろを見るとヨッシーさんが美しの廊下の入り口付近に立っている。何をしているのかなぁ?とその奥の方を見るとチョッパーさんが美しの廊下の先端まで見に行ってる姿が見えた。
なんて好奇心が強いんだろう。その行動力には感心してしまうくらい!またもヨッシーさんがこちらは任しといての合図があり、私たちは、残置ロープ水平移動のところを行くのだが、そこそこの時間を要する。

←コバルトブル−のサイダ−。
この上も巻けそうで、ヨッシーさんが最初に行き、先に川床へ降りられた。
ブルコメさん・コメットさん・もヨッシーさんの後に続いて、上の巻き道へ。その後、一休さんとチョッパーさんんも上へ行かれた。上へ行った人たちの姿が見えず、あきやん・ふっくさん私は、残置ロープ水平移動で川床に下りた。

上の巻き道を行った方は、チョッパーさんが持参していたロープを出し、どうも懸垂下降をする用意をしている。しばらく下で見ていた。そのあとにブルコメさん・コメットさん・一休さんの順番で降りてこられる様子を確認して、先に行っている、piccoloさん・あきやん・もっちーさんエモリンさんに追いつく。
←懸垂下降挑戦中。
またここから巻き道隊と遡行隊に分かれ、ナメ床まで下る。
ここで小休止。デザートと温かいコーヒーで30分くらい休憩。
ナメ床をあとに二段の滝のところを残置ロープを使って降りる。ここでチョッパーさんがまた持参のロープを用意して、滝横を懸垂下降している。途中まで降り、ロープが足らなかったのか、もうひとつ持参のロープとつなげて降りて行った。ブルコメさん・コメットさん・一休さんがチョッパーさん側へ行った。
こちらは、piccoloさんとエモリンさんがもっちーさんをサポート、なんとかここまで無事に降りてこられている。時間も結構経っているので、コバルトブルーの滝で遊ばず先を行く。

←あと少し〜。
が、懸垂下降隊が来ない。どうしたのかなぁと様子を見に戻ると、「懸垂下降ごっこしてました〜」「こらこら、みんなが待ってるよ!」と声をかけ、先に行ってる人たちに報告。せっかく来てまたとない機会だからやりたい気持ちはわかるけど、今回は団体行動だから他の人たちのことを考えてほしかったなあ。
ここまでくれば、最初に降りてきたとこまでもう少し!!皆好きなところを行っている。
そんな中、もっちーさんの足取りが更に悪くなっている。初めてのこと尽くしで、慣れないところをずーっと歩いているので、体力はもう限界みたい。気力はあるけど、体がついてこない状態に陥ってる。ゆっくりと手を持ち皆が待っているところまで誘導する。
←よくガンバッタ!。
後は、林道に上がるガレ場を最後の力を振り絞ってもらわないといけない。
荷物をpiccoloさんが持ち、ずり落ちないように後ろをサポートするが激疲れの中での急登は、堪えるようで休み休み登るがきつそうで、ヘルメットをはずして頭から水をかける。林道で待っているヨッシーさんが機転を利かして、ロープを持って下りてくれ、もっちーさんのハーネスに取り付け、上から引っ張り上げてもらうことに。
なんとか無事に林道に出られた。よかった〜と皆歓声が〜 もっちーさんは体力疲れと皆に迷惑をかけてしまったと泣いてしまった。
piccoloさんが「よくがんばった!!」と三歩風に一言!!

←バンダナショット。
駐車地までは、あとほんの少し歩かないといけない。なんとか無事に一人のけが人もなく戻ってこられたのでよかった!!そうそうに着替えて前鬼川を後にしました〜。



皆さん、思い思いに楽しまれた事と思います(*^_^*) 慣れている方はいいけど、慣れていない方は翌日の筋肉痛が大変だったかも!またこれに懲りず、オフへの参加宜しくお願い致します〜(^.^)/~~~


すべる〜 綺麗だわ〜
大岩くぐり ビショ濡れのビジョが見とれています
二段の滝下の淵 湧き水確保
すだれ状滝手前 ヨッコラショ!
もう少しで昼食よ! 明るい前鬼川
遡行隊 ナメでデザ−ト休憩
二段の滝上 気持ちいい〜
箱状廊下 ミヤマベニイグチ











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