コバルトブル-の前鬼川遡行【大峯】


猛暑を忘れさせてくれる避暑地~♪


レポはケルト


メンバー ふくやま・もっちー・ふっく・エモリン・piccolo・ケルト


2012年07月28日(快晴のち雨のち曇り)
AM6時 道の駅“吉野路 かみきた”で待ち合わせて、前鬼川へ出発~。
今シ-ズンは、”岳人”7月号にも前鬼が紹介されていたので、結構人が来るんじゃないかなぁと心配していたが、とりこし苦労で前鬼林道ゲ-ト手前駐車地に先着車はまだ2台、身支度をしている最中。ラッキーだ~その横に止める。

私たちも用意を始めて、林道を少し戻り7時に沢へと降りて行く。

もっちーちゃん・ふっくさん・エモリンさんは去年もご一緒していただいている。ふくやまさんは今回初めての沢デビュー。
スライドショ-はこちら

←右岸大岩の下を潜り抜け。
去年は、もっちーちゃんは沢が初めてだったので、沢へと降りて行く斜面で腰が引けていたが、今年は大丈夫!で黒谷出合へと降りて来た。

今日は時間があれば黒谷出合から下流にも行ってみようと考えていた。ちょっとキャニオニングにも興味があるからだ。
さぁ目指すは、垢離取場上流。早速、膝ぐらいまで入水しながら沢の中を歩いて行く。

お天気も快晴に恵まれ、陽射しも柔らか。輝く日差し降り注ぐ前鬼川は素敵~♪綺麗~♪キラキラ~★☆★。

←近場でコバルトブル-な沢を楽しめる。
水面がふわっとモヤっていて、神秘的~ 6回目の前鬼川だけど、こんなモヤっとしているのを見るのは初めて!!

ほぼ2か月ぶりの山行なので、体力的にも皆の足手まといになるんじゃないかと心配していたけど、この景観を見たらそんな心配を吹き飛ばしてくれた。
今日は、存分に楽しもう~\(^o^)/
先を行く20代の大学生グループの子たち、男の子3人と女の子4人。服装を見ると女の子3人がTシャツにジャージパンツ。この冷たい水で大丈夫だろうかと心配。(@_@;)

抜きつ抜かれつと進んで行く。
←なめ~。
右岸大岩を潜れば次に大岩を乗り越えなければならない。ここでは皆、乗り越えるのによじ登れなく四苦八苦していた。

去年の私は、ひょいっと上がれたのに、今年はダメだ。仕方なくザックを先に上げて、1・2・3っとぴょんぴょん飛びながら2回目ぐらいで登れた。
やった~登れた~ こういうアスレチックな感じも楽しい!!
ジャブジャブと沢の中を進んで行く。

水温はさほど低くなく、気持ちいいくらいの冷たさ。

←サイダ-プ-ル。
時折、エモリンさんがいろんなルートを挑戦していく、カッコイイなあ~。

寒がりだと言うふくやまさんは、初めての沢で予想以上に水が冷たかったみたい。それでもこの素敵な景観を堪能すべく、カメラを出してはいろいろと撮っている。
少し緊張していた、もっちーちゃんも景観を楽しめる余裕が出てきているよう。
ふっくさんは、超薄着だ、ちょっと足が攣りそうな感じになったみたいだけど、この冷たさにも慣れたみたいでよかった!
どこを見ても綺麗でこの空間に居るだけで、心が躍る~☆彡
←モヤに差し込む朝日~。
コバルトブルーの淵がある、二段15m滝のところまでやってきた。相変わらず素晴らしいコバルトブルーだ。
ここでお決まりのバンダナショットを撮る。
若者たちが来たので、場所を譲り私たちは帰りにゆっくりと楽しもう。

左岸の残置ロープを使って登って行く。滝上に上がる手前から、コバルトブルーの淵で泳いでいる若者達が見える。
あんな薄着でも大丈夫なんだ~ 若いって凄い!!

滝上まで登りきり、急流を渡渉して右岸に渡ればナメ床~。今日は水量が多いのでいつもより深みがある。

←箱状廊下。
ここもモヤっとしていて、神秘的な世界になっている。
進むにつれて、オタマジャクシの数も増えてくる。ヒキガエルさんもちょこちょことお出ましだ、カワイイ~。

沢の中を進んだり、巻き道を行ったり、また沢に戻ったりと楽しい。

箱状廊下のところまでやって来た。きらきらと太陽の光が射しているなか、ここもモヤがかかっている。美しい光景だ~ 凄い~。

もうすぐミニナイアガラの滝(湧水帯)だ~ わあ~素敵~~~~ あちこちからの湧水が廊下の方へと流れ落ちている。

なんとも言えない光景だ、何回見ても感動~~~~。
←すだれ状湧き水滝。
昼食用の水を確保して、ここで小休止。
もっちーちゃんと下に降りて、piccoloさんに写真を撮ってもらう。

地球の創世記のよう(言いすぎかなあ)湧水帯のマイナスイオンを感じる。ひんやりとした空気に包まれる。

ここでまた若者たちが先へ行ってしまった。

私たちも垢離取場上流目指して、ミニナイアガラの滝を後に。先に進んで行くと、右側に湧水の滝がちょこちょこ出てきて癒してくれる。

←垢離取場。
コケたちも瑞々しくて綺麗。
少し先のカーブを曲がったら、すだれ状になった幅広な湧水の滝がある。ここでもバンダナショット。

その先の大きなゴ-ロ帯を乗り越えれば、垢離取場だ。

先に行った若者たちは、垢離取場下の滝の淵で飛び込んだりしながら遊んでいる。

私たちは垢離取場まで登った。

今年は水量が多いからか、全体的にプールになっていた。
←素麺が美味しい天候でした。
去年までは、小石の上に腰を下ろせたが、昨年の台風の影響でしょうか、小石がすべて流され淵が広くなっている。

仕方なく岩場の上にザックを下ろし、垢離取場プールで泳いで楽しむ。

向こう側まで泳いで、昨年昼食した滝まで行く。エメラルドグリーンの淵は相変わらず美しい神秘な世界だ。

ふっくさんは、その淵を泳いだ、凄い~。私ともっちーちゃんは、その横の浅瀬(浅瀬といっても足が届かない)に浸かり、ふっくさんに写真を撮ってもらう。

←帰りも幻想的なナメ床。
垢離取場に戻って、お昼~。皆で手際よく調理を分担して食べる、そうめんはおいしい~。

食事が終わる頃には、晴れていたお天気も、なんだか怪しい感じになって来た。

なかなかお日さまが顔を見せてくれなくなった。
せっかく食べ終わった後も泳ごうと思っていたが、片付けて下山に入る。

沢を戻って行くが次第に曇ってきて、そのうち雨も降り出して来た。
←モヤモヤ~。
ナメ床でおやつタイムの予定だったが、大雨になってきた。
大雨の沢もいい感じだ。すでに濡れているのでまったく気にならない。
それでも体が冷えてきてはいけないので、少し急ぎ足で降りて行く。
入渓地点まで戻ってきたら、雨も止んでいたので、おやつタイムにする。
温かいコーヒーとフルーツポンチを食べて、小休止。

予定では、下流へ行きたいところだが、まだ雲行きが怪しいので、今回は止めておくことにして、次の楽しみに取っておくことにした。

←復路はず~とこんな感じ~。
駐車地に戻ると、車がいっぱい止まっていた。

キャニオニングツアーをしていたようだ、私たちが着替え始めた頃にぞろぞろと団体さんが帰って来た。
今度はキャニオニングを体験したいなぁ~。

2か月ぶりに楽しい山行でした、前鬼川はいつ来ても最高!! めちゃくちゃ癒されました~。

今回、ご一緒していただいた皆さん、予防策が効いたのか、虫刺されやヒル被害もなく楽しんでもらえたと思います!!また一緒に行きましょうね(*^_^*)


この透明度! ナメあるき~♪ サイダ-プ-ル(=^_^=)
水中はサイダ- 湧き水帯 湧き水帯
すだれ状‘湧き水滝’で修行f(^^;) 少し苦労して大岩よじ登り! 余裕でぇ~す(=^_^=)
水流でえぐれた岩 慎重に巻きます ナメモヤ~
湧き水の滝











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