木原谷〜馬駈ヶ場山〜木屋谷〜地蔵谷(台高) 



2007年05月12日(快晴) 単独
                             
玄関の扉を開けると清々しく気持ちのいい天気、久しぶりに気持ちのいい山行を期待しいつもの時間に鳴滝駐車場着、身支度をしているとすぐに車が1台迷わず横に駐車、元気に“おはようございます!”真っ先に挨拶され出遅れてしまった(f^^) !支度も整い少しお話しようと回り込むと、頭に巻かれたバンダナに赤いスパッツ“絶対に間違いなく伊勢山上住人さんだ!”いつか会えると思っていたけど、意外と早く遭遇!。


風景スライドショ−

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3D地図

コースタイム  (全行程約7時間半)
鳴滝展望駐車場08:10→木原谷二段の滝08:50→馬駈ヶ場山10:50〜11:15→木屋谷
(昼食)11:15〜12:10→馬駈ヶ場13:15→赤ゾレ13:40→鳴滝展望駐車場15:50

←伊勢山上住人さんと。
今日はまだ未踏ル−トでもある木原谷を歩く事を話すと親切にル−トの要点を教えて下さり感謝感激V(^-^) ♪初っぱなからラッキ−である!、伊勢山上住人さんと暫し林道を途中までご一緒する、地蔵谷から歩かれるとの事なので地蔵谷出合でお別れ、また再会出来る事を期待し林道奥へと進む。
←木原谷 二段の滝。
木原谷出合から植林帯の杣道を進んで行くと谷の両斜面から切り倒された間伐材で沢は悲惨な状況!チェ−ンソ−のうなり音も聞こえ奥では今も作業中のようだ、幾度も木を跨ぎ乗り越えると滝音がだんだん大きく聞こえてくる、この界隈では一番大きな総落差10m程の段瀑の本谷滝、ここは右岸を巻くと伊勢山上住人さんに伝授してもらったので‘よいこらしょ!’と左斜面へ登ってくと朽ちかけた丸太の上に真新しい丸太が渡された一応 橋?を渡り滝上へ、ここから谷も広くなるが間伐材は折り重なるように倒れている。

←木原谷
短い足で目一杯跨ぎながら滝から30分程で間伐地帯を抜け出し新緑眩しい自然林となりやっと明るい木原谷となる、そうこれでないとね!。
ようやく落ち着いて休憩とする、ブナ・ミズナラ・イタヤカエデ等々、森を代表する樹々が安らぎを与えてくれる!さぁもう少しで尾根への取り付きジャブジャブしながら谷を詰め斜面へ、いつもながら息切れ全開(i_i)
予定通り馬駈ヶ場山の西尾根に乗っかりプレ−ト前でへたり込みここから何処を徘徊するべしか地図とにらめっこ(~ ~;)林道終点から木屋谷へ降下するか!。
←ム〜チャいいわぁ〜木屋支谷。
木梶山への分岐を左に見送り林道を少し歩き一つ目の尾根を下る、右斜面にはシャクナゲがちらほらと膨らみはじめているので引き寄せられる、来週が見頃かな!んん?こちらからも水音がする小さな谷だけど下りられそうな広い場所みっけ〜!最高のランチテラス発見o( ^_^ )o岩の上を流れる水の落ち口は厚い落ち葉の絨毯!食後の散策では水中に体長20pほどのオオダイサンショウウオもみっけ〜!自然界で生息してるのは初めて見たので興奮気味、撮影したけど水面が反射してボツでしたぁ!。

←ボ〜としながら赤ゾレの木陰から眺める。
ザックを背負い木屋本谷へ入る、清流には‘キャビア入り極太ところてん?’が流れに揺らめいている、もう少ししたら‘おたまちゃん’がウジャウジャ!。
本谷を数十メ−トル歩き左の尾根へ取り付く、落ち葉を持ち上げるギンリョウソウもチラホラ、途中痩せ尾根に変わると左のV字に切れ込んだ谷は勢いよく水が流れている、P1300辺りで再び尾根が広くなり右斜面へ、馬駈ヶ場一帯の森へシロヤシオの様子を確認しにいく、小さな蕾で後10日〜14日前後でしょうかねぇ?
←地蔵谷。
縦走路に入り北上してまもなく囲炉裏のkissyan・こごせさん・どんかっちょさんと遭遇、この界隈私に会うかもと噂しながら歩いてたそうで、鋭い勘です(^^*ゞ 。
赤ゾレ山への分岐を過ぎ毎度お馴染みの地蔵谷へ、新緑シャワ−が降り注ぐ中大岩に近づくと苔の巣からミソッチョが飛び去った、いつの日かヒナが見られるかなぁ!足元に咲くニリンソウも前回より増えなるべく水際を歩く、対岸近くの水中を泳ぐ小魚は何だろう?と目を離さずに接近、するとストックを着いた感覚が‘ムニュ〜’んん?足元を見ると“ゲェ〜〜〜〜”体の半分が水に浸かってる子鹿の哀れな姿が…、見開いた目は訴えかけてくる!“土に還りたいので水から引き上げて下さいな!”このまま放置したら腐敗して水も汚れるので引きずり出し駐車地へと戻る。

           

今回から大活躍のGPS、今まで谷歩きでは現在地が判断しにくかった(地図読み音痴!)事がすっかり解消され、地図と見比べながら思い通りのコ−スが歩けるようになりますます楽しさが倍増お気に入りの場所があればその場でウェイポイントを登録、大ボケ&迷う事なく再び訪れる事も可能、高い買い物でしたがもっと使いこなして上手く活用していきます。

ニリンソウ ギンリョウソウ
ワチガイソウ ヤマツツジ
シャクナゲ ニュルニュル タマゴ

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