地蔵谷〜赤ゾレ山〜木梶山〜ゼエノ谷(台高) 



2007年01月27日(曇り) 単独
                             

先週は明神平で樹氷が見られたので、今週は今一番気になる山域でもある地蔵谷へ沢沿い
歩きに行く事に。
今シ−ズンの暖冬を利用しての山行、例年ならワカンなどを履かないと歩けないだろうけど
数日降雪も無いので積雪も少なく軽アイゼンでも十分歩けるだろう、AM7時過ぎに自宅を出発
高見トンネルを抜け林道へと右折、林道に積雪は無いが落石を取り除きながら先客の無い鳴滝
展望駐車場着。
身支度をしていると粉雪が降り始めてきた。

風景スライドショ−(←小鳥の巣もこちら)

画像をクリックすると大きな画像を見られます。
3D地図 コ−ス断面図

コースタイム  (全行程約5時間半)
鳴滝展望駐車場08:10→地蔵谷出合08:25→赤ゾレと伊勢辻山の間10:25→赤ゾレ池
10:36→馬駈ヶ場山11:25→木梶山(昼食)12:00〜12:35→木原谷出合13:15→
鳴滝展望駐車場13:45

←地蔵谷。
林道を奥に進むに従って凍結している箇所も時々あり“ツル〜”と滑ったりしながら地蔵谷出合着。沢を渡渉し取り付きの左岸斜面を上がりその後地蔵谷沿いを歩き始める。二つ目までの二俣はどちらも右俣へ、三つ目以降はコンパスで確認するここは左俣、次はまた左俣!しっかしまぁ地図には出ていない二俣が多いのでコンパスは必需品、積雪と凍結で足元が不安になってきたのでアイゼン装着。まもなく落差2mも無い“大滝”と呼ばれている滝が現れ小休止する。
←ビバ−グ出来そうな岩屋(地蔵谷)。
聞こえるのは谷を流れるせせらぎと寒い森の中で元気いっぱい飛び交う小鳥の声、ついついのんびりと休憩してしまう。
ここから動きたくない体にムチ?打って歩き始める、いくつかの二俣があるがコンパスで確認するといずれも水量の多い方へ進む事になる、大滝から30分程で岩屋のある場所に、小さな窟のようになっていて奥行きは3mほど、ビバ−グするのには最適かな。
またまた休憩(f^^) 、岩を眺めているとすべて苔で作られた小鳥の巣発見!‘トントン’お留守のようです。

←まもなく台高縦走路
立派な鳥のお家に一言“いい仕事してますねぇ〜”暢気に休憩ばかりはしていられない、先を急ぐ事に!そろそろ水量も無くなり谷の源頭部が見える二俣、右の尾根に取り付こうと斜面をよじ登るが雪の下は落ち葉、その下は粘土質!滑るのなんの(。>_<。)諦めて谷を登り詰め台高縦走路に乗っかるが、息切れ全開ヘトヘト状態でしたが木々の間から赤ゾレ山も見えたので疲れも忘れ南下する。
←赤ゾレ池。
縦走路の積雪は5pトレ−スも無く本日の一番歩き、山頂には寄らず赤ゾレ池に向かう、池は凍り付いているので足を乗せてみる、“おっ大丈夫やん!”すかさず中央へ。さぁここからはどう進むか未定、取りあえず馬駈ヶ辻へと南下強い風が吹いている、国見山へ登る元気も無いので馬駈ヶ場山へと向かう、5分歩いたくらいから積雪が20pになり‘ズボッズボッ’埋まりちょいと歩きにくくなるが私の足跡だけなのでなんか楽しくなってしまう(^ ^;)ゞ 。

←馬駈ヶ辻より水無山
赤くなったアセビの蕾の間を通り抜け馬駈ヶ場山着、さぁここから木原谷へと降りるか木梶山まで廻るか?考えながら東へと向かう、すると真新しい単独者のトレ−ス跡が左から横切っている、跡を辿って確認すると木原谷から木屋谷へと続いている、これを辿れば迷わずに木原谷へ降りれるなぁと暫く考え中??まだまだ時間があるから次回のお楽しみということで木梶山へと向かう。カヤトの尾根に出ると強い風が西から吹いていて寒いのなんの!自然とピッチが上がってしまう。
←馬駈ヶ場。
もう少しで木梶山というところで真新しいトレ−ス跡が現れる、どうやらこの風で引き返していったのかな?木々に囲まれた道を登ると木梶山着。風を避けて東斜面に移動し昼食、ちゃんぽん鍋で体も温まり冷え切らないうちに北西の尾根を下り始める。引き返した足跡もそのまま尾根を下っているが尾根が北よりに振った所で西斜面を適当に下り二俣になったゼエノ谷に出る、沢を何度か渡歩するとまた二俣に出る、馬駈ヶ場で横切っていた同じトレ−ス跡があったので辿り歩くと木原谷出合となる。

木梶山 木梶山
ゼエノ谷 ゼエノ谷
ゼエノ谷 ゼエノ谷
左:ゼエノ谷の左岸道、右:馬駈ヶ場からの尾根道

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