口ワサビ谷~奥ワサビ谷を周回【台高北部】 癒やしの谷歩き~♪ 2017年06月10日(晴れ) レポはケルト |
精霊様から、“作業道から口ワサビ谷を登るのがおすすめ”の言葉に素早く反応して訪問。 千秋林道駐車地近くに、前から気になっていた大きな葉を付けた植物のことを調べたらなんと桐なのだそう!! 何か怪しい植物だと思っていたが桐だったので、びっくり仰天! 幼木の時は、幹の太さに比べ不釣り合いな大きな葉っぱを付けてるのに、成長すると葉は小さくなる。不思議だ~。 ちなみに葉っぱの手触り感は高級ティッシュみたいにソフトで柔らかい。 昔の人は用足しの時、使っていたようだ。(豆知識)。 |
マナコ谷登山道から植林帯つづら折れの道を登り、何本か横切る作業林道も見送る。
1070m付近を横切る作業林道を右折して子尾根を回り込むと自然林となり口ワサビ谷に着いた。
林道を更に進むと奥ワサビ谷に出合うので、下山路確認の為そちらを下見に行く。
すぐに桧の植林地帯となるけど、たまにミズナラや他の木も混ざっている。
5月20日テン泊でこの界隈訪れた時に、丸襟付きのかわいい葉っぱを見つけた。
何になるのかなと思って調べたら、ミズナラの赤ちゃんで足元にちょこちょこ生えている。
前方の樹々を見上げるとトチの花が満開になっている。
その樹の下に来ると、シロ地にポッポッと赤い点があり、おしべが何本か引っ付いた風変わりな花がたくさん落ちていて初めてトチの花を観察した。
斜面にはギンちゃんも嬉しそうにニョキニョキ。
バラの花びらみたいに広がっているものがあって綺麗だ~。
植林を抜けると明るく開けた奥ワサビ谷出合が見えて来た。なんか神秘的なフインキ。
沢グルミの木が多いねぇ!ここで小休止。沢を覗いてみるとクレソンのようなのが生えているけど、ちょっと小さいので判別出来ない。
下山は稜線からここまで谷下りとのこと。
口ワサビ谷へと戻る。
右岸から登り始めるとすぐに大きなシオジが鎮座している。
横に回り込むと大きな洞があり余裕で人が入れる大きさだ。
先をどんどん登って行く、沢グルミの木が多い。
実りの秋はどんなだろう?人はこれは食べないけど熊さんは食べるみたいだね。
源流部まで登って来た。あちこちから湧き水が流れ込んでいる。piccoloさんが落ち葉や石を動かし両生類の生物を探しているが、見つけられなかった。
水も無くなりいよいよ源頭部となり稜線が見えて来た。
左岸側から鹿見平へ登る予定だったけど、右岸がフカフカ土で滑らず登れるようなのでそちらへ。
でも急斜面なので木や根っこ頼りになんとか稜線へと出た。
丁度登山道を歩いていたパーティの人たちと鉢合わせで、??何処から来たのか的な目線でこちらを見ていた。
ここから左に行ったら桧塚奥峰へと出られるが今回はパスして右側へ、グーさん大好きな太古の森を目指す。
太古の森は何処じゃ~い?う~ん倒木や立ち枯れした樹があるここの事?ハッキリしないままフラフラ彷徨う。
シロヤシオや山ツツジもまだ綺麗に咲いている。どちらも甘~い香りがあったらもっと素敵なのに。
下山予定の奥ワサビ谷左岸源頭部の台地へとやって来た。
遠目から見た時モミの木?に見えたけど近付くと桧ではないか。
枝打ちをしなかったらツリー形状なんだ。初めて見たなぁ。
ツリーの下が日陰で心地よさそうに見えた。丁度お昼時なのでここでランチタイムとしよう。
もう6月に入ってハエがわんさか寄って来る。
桧の元なので落ちている枝葉が蚊帳を張る時に絡んで厄介。絡まないように気を付けながら張る。
蚊帳を張ってランチタイム。五月蝿いハエに邪魔されず良い風も吹いてくるので30分ほどお昼寝。
13時撤収。奥ワサビ谷へと降りて行く。
地形図ではなだらかそうに思えたけど、少し難儀なゲキ下り、景観は素晴らしいんだけどザレ場や大岩も現れ慎重に降りて行く。
ようやくなだらかなひろ~い場所まで降りて来れた。ここも周りを見渡せば背の高い沢クルミの木が多く好きな景観だ。
右岸に植林帯が見えると、往路で下見に来た出合に到着、暫く周辺を散策休憩。
後は来た道を降りて行くだけだ。
口ワサビも奥ワサビも、素敵な景観の沢だった。
三重県側も素敵な沢が多いので、通いつめてしまいそう~♪。
ヤマアカガエル | ||
---|---|---|
フワッフワ | 天狗のうちわだね | |
癒しの谷です | トチの花 | |
トチの花 | ||
桐 | トチの大木 | |