明神平~国見山界隈 ブナの小径歩き~【台高】


天高ル-トで周回


ハルゼミが賑やかだったなぁ~(=^_^=)





2012年06月24日(曇り)
日曜日はなんとか雨も降らない予報、温存していた 木屋谷林道・つづ田原橋(手前に駐車)…奥ワサビ谷左股~桧塚奥峰~千秋峰~つづ田原橋を歩こうとR166から栃谷集落へ右折すれば橋の袂に、“加杖坂トンネル手前工事の為通行止め、青田には抜けられません”だって~(;>_<;) エーン

スメ-ルまで迂回するのもなぁ~f(^^;)、地蔵谷は先日行ったし~、木曜日の雨で大又林道が通行止めになったが翌日には解除されていたので大又に転進~。
軌跡

←旧登山道&圧縮機。
時間もかなり余裕あるので、地理院に記載されている水場手前のル-ト(現登山道の上)を初めて辿ってみる。

明神滝を過ぎ水場手前で直角に右折れする所に分岐があり、左の旧道の方が道幅広く歩きよい。
尾根を回り込むように左折れすると、目の前の道脇に残置された人工物が見えはじめる。

見ればS37製造の圧縮機で、興味深く見るとシリンダ-やヘッド・ピストンは外されていたが、クランクケ-スの直径やコンロッドの大きさからしたらかなり大きなピストンがついていたようだ。横には錆び付いたエア-タンクも。

←圧縮機プレ-ト。
プ-リ-~ベルトを介してどんなエンジンを使用していたのかな?何に使用していたのかな?p(;_;?)q  ワカンナイ
と深く考えずに足を進める。
周辺はブナ・オオイタヤメイゲツなど、そこそこの大木も点在する静かな森である。
現登山道水場へと流れる枝谷を横切るとまもなくで現登山道に合流するようなのでここで一休み。
しかし今年はやたらハルゼミが賑やかに鳴きまくっているよ~。
少しだけ大回りする旧登山道だが、道幅あり・石ころナシ・静かな森の木陰歩きなので、暑い日はこの道を利用する事にする(=^_^=)。
←サラサドウダン。
さぁここから何処行く(~ヘ~;)明神平~笹ヶ峰は5月に歩いたしな~。今日は取りあえず反対方向に足を向けるとする。

あしび山荘には行かずそのまま尾根を登り明神平~水無山間の縦走路に出る。

すぐ稜線に登れば、東斜面に1本咲き残るサラサドウダンがありカメラに収める。

水無山をスル-、少しの下りでブナ小径となる。時間はたぁ~~ぷりあるので右往左往しながら歩く。

←手乗りハルゼミ(=^^=)。
すると足元でハルゼミの鳴き声が!飛ぼうとするが飛べないようで、手に乗せてもバタバタするがひっくり返ったりするだけで飛び立てない。

弱っているのかな?と木にしがみつかせれば、元気に飛び去ったのだ(=^_^=)。

どのブナの木にもブナハバチは確認出来るが、ニョコニョコと1本の木にいずれも数匹程度が上って行くだけで、葉はまったく被害ナシ。
数年前は気持ち悪いくらいに大量発生して見事に丸裸だったブナの記憶が…。
←御神木桧。
縦走路はほとんど歩かず数m東寄りを歩いていてふと御神木桧はこの辺りだったかな?トラバ-ス気味に下ればドンピシャリ。

久しぶりに記帳ノ-トを見てみる、様々な方がネット情報頼りに訪れているのが面白い(僕もその一人だが)。

今日も同行していないケルトたんの記帳を久しぶりに見て、“ケルトたん、少しの間山歩き出来ないなぁ”と実感。いつしか二人山行が当たり前になっていたので、単独での勝手気ままなフラフラ歩きを久しぶりに経験しているけど、慣れとは恐ろしいもので、言葉交わす弟子が居ないと物足りなささえ感じるf(^^;)。

←縦走路。
ノ-トの最終ペ-ジには、TWさんの…ラブラブ ランデブ~な書き込みがある!!、お邪魔虫する気はないが、書くペ-ジがないので一番下に記帳する。

“さぁ行こ~”と独り言で腰を上げウシロ嵓へと登りかえし、展望を楽しむべくまたもや小休止。

緑濃くなった山並みに見入っていると、切れ落ちた足元の樹上を追いかけっこしながら飛び交う小鳥が数十羽、まぁなんとも賑やかな光景でもあり、下を飛び交う鳥を見下ろす機会も滅多にないのでしばらく見入ってしまう。
←縦走路から見る桧塚稜線。
汗ばんだシャツでは冷え込む曇天気、小鳥に別れを告げ国見山で昼食にする。

この時期五月蠅いハエが飛び交うはずだが、今日は少なくのんびり食後のコ-ヒ-タイムを過ごす。“ん~ここからどうすんべ?ボンサイ平も最近訪れたしなぁ”。行くあてもないので天高ル-ト&林道を使って大又へ下ろう。

山頂から南西に派生する尾根が、今はほとんど使われていない‘天高ル-ト’。下れば作業林道に一旦降りクネクネと少し下るが、植林尾根芯の天高ル-トを横切る所で作業林道を離れ再び天高ル-トに復帰。

←天高ル-ト。
知る人ぞ知るル-トなので比較的新しいテ-プ、急傾斜地ではロ-プも設置され、登山道として使われていた案内板もまだ所々残っている。
左下に林道が見えるとまもなくで左へ180°Uタ-ン気味で作業林道へと下りれば、あとは大又まで林道歩き。

昨年の台風の影響で道は寸断されているが歩くには問題ない。
もしかしたら“ピリッピリッ!”があるかも~、キョロキョロ見下げ・見上げ・見渡しながら歩くが、幼木ばかりなり~。
あっという間に駐車地着。一人だと戻るのも早いなぁ~f(^^;)。

水量多い明神滝~ 圧縮機(コンプレッサ-)&エア-タンク ブナの小径
旧登山道 旧登山道 たぁ~くさん見たハルゼミの抜け殻
静かな森 静かな森 静かな森
天高ル-ト 天高ル-ト あま~い キイチゴ
作業林道に下りました 林道で見られる滝 難なく通過できます
林道には大雨後限定の滝出現











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