今週は暖かい日が続いていたので、予定していた風折滝の氷爆は融けているだろうから断念、明神平に変更。
今日はお天気良さそう!今回は、あっこさんとyassanが同行。宇陀道の駅に集合。
大又駐車場に8時過ぎ着。すでに14台の車が止まっていた。
林道走行中から見えた稜線に樹氷は見えず、駐車場周辺の積雪も少ないのでアベ山谷右岸尾根~伊勢辻山~国見山を周回することに。
駐車地すぐの橋を渡り、植林の道を行く。取り付きからしばらくはまったく雪が無い。
お日様がサンサンと射す、温かい陽気の中登って行くので、暑い。レインウェイアを脱ぎ汗を拭く。
どんどんゲキ登って広い植林の中を見渡す。高く伸びた杉が日よけになってくれる。
毎回植林の中を歩くと思うことなんだけど、昔の林業の人たちはどんな風にこの植林を作っていったんだろう?
かなり急斜面の雑木林を切り開き、苗を植え手入れをしていく。
凄い人数の人たちが携わって、危険と隣り合わせの作業をしていたんだろうなあと想像する。
そんな素晴らしい植林の中をどんどん進んでいくと段々雪深くなっていた。
腐れ雪のモナカラッセルツボ足で登っていかなければならない。交代でラッセルしていくが、何処が雪深いのか分からないので股までズボっと入ったり、かなり手強い。
進みたくても雪の中が空洞だったり、踏み上がろうとするのだけどなかなか踏み込めなくてずるずるとなってしまう。先に進めない・・・この広い植林帯の中で悪戦苦闘。
かなりの体力消耗。稜線が目と鼻の先に見えてきたのになかなか届かない。かなり予定外の時間を費やしてしまった。
なんとか稜線に出てスノーシューを装着。雲ひとつ無い青空が広がっていた。
ここまで大変だったがお天気がいいので登ってきた甲斐があった。周りの景色も綺麗。
縦走路に合流後、約200m程北方向の伊勢辻山へ。伊勢辻山ではカレーパンマンがお迎えしてくれた。もうお昼12時。ランチタイムの為に赤ゾレ池へと向かう。
伊勢辻山を少し下った斜面にハートマークを発見。piccoloさんが「あんな場所やから、きっとTさんが作ったのだろう」と。綺麗なハートの形だったので感心した。
赤ゾレ池東側斜面の木陰に、piccoloさんとyassanがスノースコップでランチテ-ブルを掘りはじめる。
丁度好いテ-ブルが完成したのでランチタイムとする。背中に暖かいお日様があったって、気持ちがいい~。約1時間弱の昼休憩後、国見山を目指す。
赤ゾレ池は、直径2mくらいの氷が見えていた。yassanがストックでツンツンすると氷に突き刺さる。上に乗っからなくて良かった。
縦走路を南下するが雲ひとつ無かったお空にどんどんと覆ってくる雲が。
ただそんなに風は吹いていないのでアップダウンを繰り返し、1時間かかるだろうと思っていたが40分くらいで国見山へ到着。
ここではバイキンマンが迎えてくれた。先に到着していたyassanが風で吹き飛ばされていたバイキンマンを元の位置に戻してくれていた。
国見山の山名板が雪に埋もれていたので積雪は1m程でしょうか。すでに時間は15時半。
山頂でスノーシューを外し天高コースへ。膝くらいの積雪の急斜面をツボ足で木を掴み、気をつけながら降りていく。
先頭を行くpiccoloさんは積雪少ない所を選んで降りていたようで、途中でトラバ-スするが、これがかなりの急斜面で無積雪時には絶対に歩けない!
スリルあり過ぎや~!!
国見山から標高差150mを下り林道に着地してほっとする。「ここから楽ちん道ですよ」と言ったものの、林道の日陰は雪の吹き溜まり箇所があり、かなりズボズボ。
piccoloさんと交代して先頭を歩くが、谷を横切る崩落地の吹き溜まりでズボッと足がはまりなかなか抜けない。
無理に抜こうとすると攣りそうになる。身体を引き抜こうと腕で雪を押すと今度は腕がズボッとなる。
林道に出てきたら楽勝と思っていたのは、早合点だった・・・まさかこんな所で苦労するとは・・・。
そんなこんなを何回も繰り返す羽目にY(>_<、)Y。
「スノーシュー付けた方がいいのでは?」と言うと「まだ危ない箇所があるから付けない方がいい」ということでツボ足でひたすら歩く。
林道を3分の2程下りてきた辺りから雪も少なくなってきて歩きやすくなってきた。
最後の大又林道に合流するのだが沢を渡渉しないといけないが結構な水の量だけど濡れるの覚悟でジャバジャバと渡っていく。
駐車地には16時45分着となった。
予想以上の腐れ雪深しで、体力消耗した山行となった。
同行の皆様、お疲れ様でした~。
赤ゾレ池 | ||
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国見山 | 国見山 | |