弥山・八経ヶ岳1914.9m
2003年7月5日(曇り時々雨)
(奈良県)
                             

昨年、天女の花と呼ばれている天然記念物の“オオヤマレンゲ”を見てその姿に魅せられ今年も会
いに行って来ました。
4月末にR309天川村〜トンネル西口間で土砂崩れの為通行止めになり、行けるだろうかと心配して
いたが、運良く7月2日に解除となり出掛けてきました。
榛原からトンネル西口へは道幅の広いR169から廻ることにしたら、R309よりも30分短縮されこれか
らはこのル−トにする。
R169から天川村への案内に従い右折するとしばらくは川沿いの道を上がって行くが、川から離れると
いっきにクネクネと高度を上げていく、お猿さんのグル−プ(30匹ほど)が道端に座りこちらを見つめて
いるのを横目に見ながら30分でトンネル西口到着。すでに5台が駐車。

身支度しながら登山口上を見るとすでにガスで真っ白になっているので、“やはり上は雨かな!”と思
ってるとパラパラ降りだしてきたので、カッパを着て出発。

オオヤマレンゲスライドショ−

アクセス
西名阪自動車天理ICからR24〜R169〜R309で約2時間半   

コースタイム  (全行程約9時間)
自宅をAM4時40分に出てR169経由でAM06:15行者還トンネル西口着
6:30行者還トンネル西口→8:05奥駈道出合→8:30弁天の森→9:05聖宝宿跡→10:35弥山小屋
→11:15八経ヶ岳→12:30弥山小屋→13:35聖宝宿跡→14:00弁天の森→14:25奥駈道出合→
15:35行者還トンネル西口

画像をクリックすると大きな画像を見れます。
周辺地図 3D地図 コ−ス断面図


←登山口
登山口を見て少し身構えてしまいまして、なぜなら昨年
奥駈道出合からの下りで腰へ負担がかかり2ヶ月間腰
痛に悩まされたからです。
でも、この1年間山歩きして鍛えられたのか、歩き方が
良くなったのか、それとも沢沿いの道が楽だったのか
何事もなく下山することができ、腰への不安が少し解消
され、“運動不足だったんだなぁ、始めてよかった山歩き!”
と、つくづく感じました。
←沢沿いの登山道

去年は木橋を渡りそのまま一般のキツ〜イ登山道
を登り非常に苦しかったので、今日は囲炉裏のDOPPO
さんに聞いていた沢沿いの道を行くことに。
木橋を渡りすぐに左折れして沢沿いを登る、ゆっくりと
ジグザクに登っているので非常に楽!途中から沢と
離れる所で小休止。雨も上がり蒸し暑さもない。


←弁天の森。
約1時間で元の登山道と合流し奥駈道出合を右折れすれ
ば、まもなく弁天の森。小休止この辺りからは大峰特有の
苔生した大地や岩、大木が雨に濡れ鮮やかな緑のじゅう
たんを敷き詰めた美しさ。
子供のペ−スがやたら遅い文句タラタラ言いながら歩いて
いるので“オラオラ家でテレビ・ゲ−ムのし過ぎと違うか!!
当分禁止やど!!”と喝を入れると、早く進む足!!
        ( ̄ー ̄)ニヤリ
休憩しようと立ち止まると真後ろに単独男性が!
顔と額に巻いたバンダナですぐに囲炉裏の『伊能』さんと
分かり“はじめまして!”と交わし、先に行ってもらう。
←聖宝の宿跡

ここを過ぎると弥山へのキツイ登りになるのだが、石がゴロ
ゴロして歩きにくかったところは木の階段が整備されていた
ので、ペ−スも落ちないで登れるようになった。

小屋手前で下山する方とすれ違うが、いったい何時から登ら
れたのだろうか?!。


←弥山小屋前

去年と同じくガスで白い小屋周辺。
←オオヤマレンゲ
保護区の扉を入るとまだ蕾がほとんどで、花が見あた
らない、付近を探し回って6輪ほど見られた内の1枚。

昨年この“天女の花”に出会ってから、花紀行がプラス
された山歩きになったような(=^^=)


←八経ヶ岳
近畿最高峰からの360°展望を見てみたいなぁ〜。

←苔生した大地

倒木や岩まで苔のじゅうたんを敷き詰めたような、大
峰の山々の自然、“山登りはしんどいけれどこの景色
を眺められるのは歩いて行くからこそ”、次はどの山
へ行こうかなぁ?


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