明神平は暴風雪(台高) 

2007年01月07日(曇り〜暴風雪) 
あい&まさこ・おやじ・ケルト・よこちん・piccolo (敬称略)
                             

天気予報で大きな低気圧と寒気が南下してくるので荒れ模様になるとの事、正月から
雪がほとんど降っていないのでこの寒気で積雪は期待出来るだろうけど明神平まで行けるか
は登山口で判断する事に、悪天候ならばソリ遊びと温泉巡りで辛抱していただくつもりで予定
変更なく時間通りに集合し大又林道終点へと車を走らせる。
車中から見える木は風にあおられて大きく揺れていたが大又の集落辺りまで来ると風は山に
遮られて静かである、例年なら林道終点近くではアイスバ−ン状態なのにアスファルトが見え
難なく08:00過ぎにうっすらと雪化粧の林道終点着、さすがに1台も止まっていない。
車を降りるとほとんど風が無いけれど、明神平方面を見上げると風雪で真っ白けだが皆さん登る
気満々で準備している、よこちんを除く5人で10月に弥山へ登った時も強風やったから“風を呼
ぶ人物は誰や!”となすり合いながら歩き始める。

←風もなく穏やかだった林道終点。
おやじ&よこちんさんは12月忘年会で村民になり初めての山行、あい&ケルト&よこちんさんは初めての冬山という事でしたので歩きやすくソリ遊びも堪能出来る明神平にしたけれど予報は最悪の条件、だが皆のテンションは相変わらず高く四郷川の澄み切った流れを見て“わぁ〜綺麗!”なが〜いつららを見ては“わぁ〜すご〜い”と例のごとく感動が始まるf(^^;) 。
雪が積もった沢の石を慎重に何度か渡歩、谷沿いなので風も無く少し汗ばむくらいである。

←崩れ落ちた木橋。
徐々に高度を稼ぐと足元の雪も多くなり、やっと冬山らしい雰囲気になる。
途中の水場でぜんざい用の水を確保、ここまでは天気予報の事も忘れるくらいほとんど風もなく寒くもなかったのだが、あしび山荘下の道からは女性陣の体が流される程の暴風雪が吹き荒れている、山荘の陰へと入るがここも風が回り込んでくる(TωT)視界も悪く東屋も見えない、大学の小屋裏へ移動するがここも駄目、シ−トを張ろうとするが無駄な抵抗!

←暴風雪の明神平
とても昼を食べられる状態じゃなく前山も当然諦め早々に下山する事に、おやじさんのザックの温度計は−7℃、ペットボトルの水も凍り始め首に巻いた汗ばんだタオルもカチンコチン、まゆげやまつげも樹氷状態おまけに鼻毛までもェ^^;)丿 先頭を行くおやじさんは“前が見えへん〜”見るとメガネには雪が!先頭交代で来た道を戻るがほんの20分ほどなのにもう踏み跡が消えるほどの新雪、風ばかりに気をとられていたが降雪も凄いんだと実感しながら下っていると、下から2人の男性が登ってこられた。
←ゲレンデ?。
明神平でテン泊の予定だそうだ、“凄い強風ですよ!”とは言ってすれ違ったがあの状況下でテントは張れるんだろうか?気になりながらもジグザグに下るとついつい遊び心が目覚め尻セ−ドでショ−トカット(=^^=) 振り返ると皆も続いてくる!“まぁ付き合いの良いこと(^^;)ゞ ”明神滝を過ぎる頃には冷え切った体も少しマシになる。
登って来たときよりも積雪が多く沢の石渡りも慎重になるが犠牲者一人発生(°m°;) 片足水浸しになるが平然とした顔である“女性は強し”です。

←遊び終え満足げな表情
アスファルト林道終点地まで戻るとソリで滑れるくらいの積雪になっており待ってましたとばかりにザックからソリを外し滑り出す、パワ−も全開!3種のソリを乗り比べる人、ノ−ブレ−キで暴走する人、スピンしたりとメンバ−一同童心に帰り遊んでいる。
時間もお昼を過ぎ食前の運動もこなしたのでその場で昼食、寒い時期はやはり鍋うどんか鍋ラ−メンですね!デザ−トには餅入りぜんざいとコ−ヒ−を頂き、やはた温泉にゆっくりと浸かり紫色になった足指をモミモミして帰途につきました。
秘技!おやじガス逆噴射 沈着冷静な私(=^^=) ウララ〜♪うらうらら〜♪
強力な足ブレ−キで安心! さたでぇないと〜♪ ソリが見えないですぅ〜
見事な頭氷!(ずひょう) 片足水浸しでもイェ〜イ!

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