額井岳〜戒場山 奈良県宇陀郡
2003年1月12日 天候 晴れ
額井岳
標高は816m。室生火山帯に属する山で大和富士とも呼ばれ、南方からは漢字の
『山』の形に見えるきれいな山です。向かって右側の山は『サガヒラ山』、左側の山が
『大保山』です。頂上では干ばつのときに雨乞いが行われ、この祠が祭られています。
2003年2月23日『全国富士山の日記念登山大会:大和富士に登ろう』の様子を
徘徊スライドショ−で紹介しています
戒場山
標高は738m。まったく眺望のない頂上ですが、すそ野には聖徳太子の創建と
伝えられる戒長寺があります。
アクセス 名阪国道針インターからR369を南へ15分程で玉立橋交差点。 左折すると広域農道に広い場所があり4台ほど止めれます。 または左折後、右にそれて、前に見える陸橋を左方向に渡り、山すその狭い農道 (東海自然歩道)を進む。十八神社の前の案内板付近に3台ほど駐車可。 |
コースタイム 3時問15分(全行程時間)
十八神社→40分→額井岳→60分→戒場山→30分→戒長寺→30分→山部赤人の墓→15分→十八神社
周辺地図 | 3D地図 | コ−ス断面図 |
1月とは思えないほどの陽気 青い空をバックにした大和富士!! |
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←十八神社 今年初の軽登山の無事を祈願に立ち寄り出発 鳥居の前を左へ、畦を進むと登山道に。 杉桧の人工林に囲まれた少しえぐれた道を進むと 左から踏み跡と合流、ここを右に折れると額井林道 の舗装路に出るので道標に従い左折れ,50mで右に 入る林道がある。道標や踏み跡がしっかりしているので 迷うことなく進める。 しかしこの登りは鈍った身体には結構きつく感じられ、 10分ですでに息が切れ‘はぁ〜ふぅ〜’状態。 歩き初めて20分で汗がしたたり落ち防寒着を脱いで しまいました。 |
尾根沿いの道に出ると、ここから頂上までの距離は短い が岩混じりの急登にたびたび立ち止まりながらも休憩な しで40分で到着。 頂上手前の10分がこのコ−スで一番のきつい登りと残雪で バテバテで(;^_^AA チカレマシタ。 ←北側 祠の奥に四等三角点があります。 西南には貝ヶ平山・香粋山と都祁村がすっきりと見渡せます。 缶コ−ヒ−を飲み撮影していたが、さすが山の上は風が冷た く汗で濡れた身体は寒くなってきた。 |
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←南側の展望デッキ 今日は霞んで眺望は良くなかったですが、台高山脈や大峰山脈 金剛山まで望めるそうですので次回のお楽しみ!!。 途中追い抜いてきた2組4人も到着し、少し会話を交わして先に 戒場山へと向かう。 |
額井岳頂上東側の残雪は西側よりも多く急な下りと踏み跡は凍結 しているので、しばし道をはずして木の間をぬうように慎重に下りはじめ て15分ほどで水資源開発公団の無線反射板の立つ切り開きに出る。 ここからまだどこまで下るのだろうかと思うぐらいの深い鞍部。 やがてほぼ平坦な尾根道を突き進むと、少し狭くなった岩尾根や自然林 の楽しい道になってくる。 たしか戒場山が80mほど低いだけなのになぁ!!この登り返しが きついような。 |
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戒場峠を過ぎ道標に従い尾根を登るとまもなく周りが拓けて明るくなり 振り返ると額井岳の雄姿が見えるが、それもつかの間ですぐに植林帯 の中へと入り緩やかに登り続ける木に架けられたプレート類が目 に入ってきた。その下には三等三角点があった。戒場山に到着。 時間に余裕があったので頂上南斜面周辺の雪に残された動物の足跡 (うさぎ)を少したどってみたりしてみるのも楽しかった。 時間もお昼だったのでコンビニおにぎりをほおばりながら戒長寺に向かっ て東側へと下り始める。 |
すぐに明るい伐採地に飛び出し振り返ると額井岳の雄姿が目に入る 道標に従い植林帯の中を一気に下っていくとやがて戒長寺の駐車場 のアスファルトが見えだし寺の横に出る。 戒長寺は聖徳太子の創建と伝えられ、藤原時代には地方の戒律道場 として栄えたそうです。境内には隣接して戒場神社もあります。 国の重要文化財の『銅鐘』、奈良県の天然記念物である“オオハツキ イチョウ”“ホオノキ”などの見所もあります。 |
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戒長寺からは東海自然歩道(舗装路)をのんびりと歩くのですが この辺りもまだ標高が400mほどあるので、田畑の向こうには台高 の奥深い山々がはっきりと見える。昔ながらのなが〜い民家や田畑 も気分を落ち着かせてくれる。 ←しばらくすると左手に東屋が見えてくるとそこが“山部赤人の墓” 高さ2.1mの五輪塔がありこれが山部赤人の墓だと地元では言い 伝えられているそうです。 |
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