奥山谷~口ワサビ谷左岸尾根周回 【台高北部】







レポはケルト


2017年12月03日(晴れ)

ワサビ谷

紅葉も終わり、すっかり冬だ。
お山歩きも色がない世界になってしまう中途半端な時期。


ヨッシーさんの、キノコ散策をしたいというリクエストにお答えするためお山へ。
今回はYASSANもお久しぶりに同行。


道の駅で合流して、R169で高見山を見ながら山越えして木屋谷林道に入る。
雨量観測所に駐車、7時過ぎに出発。


奥山谷出合

YASSANは膝の調子が悪く踏ん張りもあまり効かないとのことで、今日ものんびり歩き。
ゲキ登りや下りはないようだけど大丈夫だろうかと少し心配。


ヨッシーさんはこのルート2回目なので、どんなところかわかっているから大丈夫だろうと思っていたら、登山道に入ってしばらく足もとが細い所が続くのでちょっとしんどいねと弱気な発言。
2ヶ月振りの山だったのでした。


私達はその場その場の景色を楽しみながら、木屋谷右岸道をいつも通りゆっくり進んで行く。


奥山谷

乾留工場跡を説明したら、お二人共興味深げに見ていた。


私も山友から戦時中に関係のあったものが作られていた事を聞き、最近は独学でいろいろ調べたりしているのです。

山散策をしていると古代に遡る歴史にも導かれた。不思議なことが起こるもんだとしみじみ感慨深い。(点が線で結ばれていくようなことがあったのだ。)


巨樹様にご挨拶します

残置ロープで谷に降りて奥山谷出合、去年はしょうもない所で片足をドボンしたので注意しながら渡る。


小休止の後、鹿道くらいしか幅のない所を歩いて行く。
途中、崩れた場所は残置ロープが張ってあるけどかなり古いので木の根頼りに慎重に進む。


足元がずーっと枯葉で覆われているので先頭のpiccoloさんが足で落葉を払いながら進んで行く。


自然の造形

YASSANは大丈夫かな?と時々振り返るが、元々バランスが良い方なので大丈夫そうだ。足を痛めているのに凄いな。
ヨッシーさんも気遣って、YASSANの後ろを歩いたりと気配りしている。


倒木を乗り越えたり潜ったりしていると、倒木の空洞に溜まった水と落葉が凍っていてアート作品と思わせるような状態に出くわした。落葉の浮き方がなかなかな模様になっていて綺麗だ。


広葉樹の木々は全部落葉しているので寂しい感はあるが、こういうのを見せてもらえるのもありがたいな。


マナコ谷道の尾根と三峰の山並み

だんだん巨木も出てくるのでいいフインキになってきた。


道々何かキノコが出ていないかと気にしながら歩く。大きな白いサルノコシカケを発見。
でも期待するキノコには出会えない。YASSANがこれは何?と聞かれたので見たらクリタケが3本出ていた。


ちょっと見た目が良くなかったのでスルー。でも先々期待出来るかも。

ランチ休憩をしている時にヨッシーさんとYASSANがおそろいの保温ジャーを見せてくれました。


口ワサビ谷左岸尾根へ

なんて仲がいいんだろう。なんかこのお年の友情って素敵だな。


登山道を桧塚奥峰方面へと歩く。広くて歩きやすい。お天気がいいので気持ちよくポカポカ陽気のなか歩ける。
樹々には葉が無いので見通しが凄くいい。


今回は奥峰へとは行かずに逆方向の尾根から下山。ここは5月にシロヤシオが満開になる尾根だ。


ゆっくり下山したおかげで、翌日は筋肉痛になる事もなかった。


口ワサビ谷左岸尾根

ヨッシーさんYASSAN、同行ありがとうございました。


今年はこれで山納かな? piccoloさんの気まぐれがない限りは!!。






                


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