精霊が宿る苔むした森を歩く【大峯】




森の住人達との出会い


2010年10月17日(曇時々晴れ)


レポはケルトさん
                             
11日の釈迦ヶ岳オフで広葉樹のグラデ−ションを見たので、これからまた素敵な森を散策できる季節到来だ〜と実感、翌週も森を散策したいと思いpiccoloさんにお願いして去年行って感動した素敵な森をリクエスト!!

春の新緑から夏は綺麗な沢、秋は紅葉している苔むした森に魅了され、毎年秋は深山の森歩き〜、ただ素敵な森への入口は道なきバリル−トなので容易には辿り着けない。

車中でこれから精霊の森を歩くという事で、”LIBERA(少年合唱団)”と”エンヤ”の曲で気持ちを神聖なものにする。

登山口には7時に到着、用意をして7時半出発〜、天気予報では晴れという事だったが、曇っていたので少し肌寒くフリースを着て歩きはじめましたが激登りが続くのですぐに汗ばむ、結局10分ぐらいしてフリースを脱ぐ、あ〜涼しい〜。

piccoloさんが「さぁ〜今日はここを降りて行こか!」と毎度お馴染みバリバリル−トの激下り〜(すっかりバリル−トにハマっている私)道じゃないところを降りて行くもんだから足元に気をつけながら、必死にpiccoloさんの後を行くと、”来た〜〜〜〜”ようやく精霊が宿る森”の入口に到着、いきなり苔むした世界〜足元に目を凝らしながらゆっくりと歩く。

すると木の根元に可愛いいきのこちゃんが鎮座しているキュ〜ン♪今日は、どんなふうに苔むした世界が見られるんだろう?どんなきのこちゃんと出会うんだろう?わくわく(*^_^*)
  キノコスライドショ−

コースタイム(全歩行距離約12km)
登山口07:30〜10:05精霊の宿る森散策(昼食)14:45〜16:05登山口

←ワクワク(o^-^o) 。
苔の緑が濃い〜綺麗〜♪目に優しい〜\(~o~)/苔フェチな私!触れると”ふわっふわ”厚みがあるから、ぬいぐるみを触っているみたい、いつまでも触れていたい(>_<) こんなに”ふわっふわ”な苔を触るの初めて!精霊の森の苔は中指を突き刺しても岩に届かないくらいの厚みがあるから弾力が凄い!こんなベッドで寝てみたい(*^_^*)
少し先を行くと、あっちにもこっちにもと様々なきのこちゃんたちが出没!きのこフェチでもある私♪そんなこんなで横道それまくり、キャ〜〜〜!いきなり楽しすぎる〜♪。
きのこの世界にとらわれる二人!広い森の中piccoloさんが右側、私が左側と二手に分かれてきのこ探しに夢中、いいのがあると「こっち来て見て〜」と今まで見たことないものも多く発見!お互い見つけると呼びあって写真を撮る。
←ヤマブシタケ。
するとpiccoloさんが一点を見つめ「ん?あれは、もしかして」と30mくらい先にある斜面の立ち枯れした木に向かって歩いて行く、「えっ何んだろう?」「さるのこしかけじゃないの?」と頑張って登って行く、「ヤマブシタケちゃうか?」とpiccoloさん、「うそ〜あの幻のヤマブシタケ?」木の上の方にあるから私には判りにくいが、視力のいいpiccoloさんは「間違いない!あれはヤマブシタケや採るぞ!」と近くにある岩に乗り片腕を伸ばしているが、あと5〜6cmが届かないみたい。

「肩車しよか〜」に一瞬躊躇するが、せっかく見つけたからには是非ともゲッチュウしたいのでpiccoloさんに肩車してもらうが、それでもあと少しのとこでヤマブシタケの石突きまで届かない。

←精霊の宿る森。
悔しい〜目のまえにして採取出来ないの!、piccoloさんが「岩の上に上がるよ」「もうちょっともうちょっと」やっと手が届くが、なかなか木からはずれない。

piccoloさんの立ち位置が危ういとこだからバランスを崩したら斜面を転げ落ちる〜!でも諦められない、もう一度頑張るが「あ〜〜ヤマブシタケが崩れそう〜」と採れそうだったが、半分木から外れて斜面を転げ落ちて行く。「しまった〜(>_<)やっちっまった〜」piccoloさんが綺麗な形で写真に収めたかったのにと嘆く・・・バラバラに崩れたヤマブシタケを残さず回収!木に残っていたのも採れて、とりあえず元の丸い形に集めてパチリ!キノコの本を見ていて一度はお目にかかりたかったキノコなので夢が叶う!袋に入れお持ち帰り〜。
深山なのです〜。
もう一つこれより一回り大きいのが3mくらい上にありましたが無理!。こんなことをしているので、時間経過の割にちっとも先へ進めていない、先にある森も散策しないといけないのに、この周辺だけで終わってしまいそうなくらいの勢いできのこちゃんを見られ、ヌメリスギタケ・ホコリタケ・〇〇シメジ等のお土産ゲッチュウV(^-^)。

今まで行った森でこんなたくさん見たことがない、去年は違う時期に歩いたから出会わなかったのか?とにかくいっぱい!マイタケも発見したが時期が終わっていた、来年ゲッチュウすると誓う(^^)/~~~でもそろそろ先に行かないと登山口に戻るのが遅くなってしまう、心残りだけど先に進む。

←ツキヨダケ 。
徐々に森が広がる\(◎o◎)/!またさらに良い感じ〜コメツガ・ブナ・ミズナラ・オオイタヤメイゲツ・ヒメシャラの巨木があっちこっちに〜、「高い〜〜〜」と見上げる、ところどころで黄紅葉していてグリーン・ライムグリーン・イエロー・オレンジ色のグラデ−ションが綺麗!清々しい気持ちになっていく。苔むした岩もまだまだ出てくるし、私好みの森!前に歩いたルートとは違うところを歩くとまた新しい世界が広がる、精霊が宿る森・・・素敵・・・。
1本の木に、何種類ものきのこが生えている、ツキヨダケ・他の名前はわからないけど、ツキヨダケは猛毒らしいが夜になると発光するらしくどんな光景になるんだろう?遠くからでもわかるのかな?一度でいいから見てみたい、こんなに群生している木がこの森には何本かあった。
←イモムシ。
巨大なさるのこしかけも発見!メチャ大きい!私が座っても大丈夫!f(^^;)。

上ばっかり見ていないで下も見ないとと思っていたら、倒木の上に綺麗色の小さな物体を見つける、透き通ったライムグリーンにオレンジ色の突起「わあ〜綺麗な色」「何だろう?」「piccoloさんなんか不思議な物体発見」と先を行くpiccoloさんを呼び戻す。

よく見ると動いている、スローではあるが這っている、「芋虫や〜!ゲッ!なんだけど、色が綺麗〜」と言うと「きっと蛾の幼虫やろう」とpiccoloさん、分かってても言ってほしくなかったなあ・・・・大きさは1.5cmくらいの小さな芋虫さんでした。

←大木と一緒に。
そろそろお腹がすいてきたなぁと思っていると水場に到着。
ここの沢の水を使って今日はミ−トソ−スのパスタとカルボナーラのマカロニとピザそしてサラダ、パスタで余ったミ−トソースを餃子の皮に塗ってピザソ−ス代わりに!オニオンサラダに入っていたオニオンスライスとおつまみサラミをピザの具にして手間なしピザの出来上がり!!山の中でイタリアン!美味しい〜、森を眺めながらの温かいコーヒーも最高!誰もいない森は静かで沢の流れる音だけなので神秘的!1時間くらい昼食休憩して、来たルートとは違うルートで戻る、森が広いから何処でも歩けて楽しめる。

あっそうだ、そういえば今日はこの精霊の森の中で聞こうとipodを持ってきていたことを感動が多すぎたのですっかり忘れていた、piccoloさんに言うと「今からでも聞けばいいやん」とお許しが出たので、帰りは”LIBERAとエンヤの曲を聴きながら森に溶け込むように散策・・・。
←いつまでも歩いていた〜い。
それぞれの曲と森歩きがすごく合っていて、さらに気持ちが高揚してくる、ほんとは3時のおやつにプリンプティングを作るつもりだったが、きのこ探しやのんびり森歩きで時間が押していたのでおやつ休憩はカットになってしまった。
今日は癒しの森を心行くまで堪能しました、またゆっくり楽しみに来ますね!と別れを惜しみつつ、精霊の宿る森をあとにするのでした。
ほとんど人が入らない森だけに素晴らしかった分、帰りはバリバリル−トの激登りが待っている(>_<)。
ハァハァ言いながら、激登りに耐え登山口には16時着。
これからもっともっといろんな森を歩いて行きたいと思う今日この頃(*^_^*)でした。
月末・来月と深まりゆく秋の素敵な森を散策するのだ♪♪♪。

←うっとりしてしまう!。
      piccoloの大きな声では言えない独り言

森・苔・キノコ中毒のケルトさんペ−スになっちまった〜(f^^)、実は囲炉裏オフ提案もすべてケルトさんなんですよ〜( ‥)、ケルトさんが、「piccoloさんの山歩きでは普段体験できない事を経験できるので、楽しんでいただけるのじゃないかな?」とオフ企画しています、これからも不定期気まぐれですがチマチマと企画はします。

色々案内したいのは山々?なのですが、公開できないお山もあり今回のレポでは山名を伏せてあります、何卒ご理解を〜m(_"_)m ペコペコ。

奈良の森もまだまだこんなに素敵な所があるんだ!と言う事を知っていただければと思っています。


色づきはじめました もう少しです 森の明暗
キノコをぶらさげて〜(=^^=) 妖精が… ゲッチュウ
ランチ ランチその2 たまには登場(=^^=)


















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