秘瀑の滝観賞&ヤマシャクヤクを訪ねて♪【大峯】 ヤマシャクヤクの花園目指して~谷歩き~ 2015年05月10日(快晴) レポはケルト |
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7時に駐車地着。長靴を履いて、さあ出発~。
今日のお天気は快晴!!新緑広がる谷歩きは、清々しい。
谷に陽射しが入ってきて神々しく感じる、何とも言えない景観が何度も現れる。
新緑の明るい緑と岩に張り付いた濃い緑の苔、透明度抜群な水、それに雲ひとつ無い青空。
これだけ揃っている景観の中、歩けるのはなんという幸せ!!
岩場を乗り越え小滝を巻き、渡渉したり進んでいくと第一の見所である斜瀑5m滝が出てくる。
水量も程よく静まりかえる谷で、水流の音だけが岩壁に反響して鳴り響いていて絶景だ!!
ここは高巻きして滝上へと進んで行く。
また静かな谷を歩いて行くと第二の見所の大きな淵を湛える斜瀑25m滝へと出た。
ここで滝を眺めながら小休止。
岩場の隙間からすっかり伸びきった蕗の薹がいくつも出ていた。
この滝の高巻きは、この谷で一番難儀するところだ。
右岸の斜面を登っていくが、何回来ても高巻きするルートにすんなりと辿りつけない。
piccoloさんが左の方に回り込んでようやく辿りついた様子。岩壁の僅かな幅の棚に這い上がり、細い頼りない残置ロープと木を掴んで回り込むと、その先では岩がせり出しているので、各自ザックを降ろし空身で四つん這いで進む。この難所さえ越えれば後は楽楽。
滝上へと降りると穏やかな谷となり、右に左に渡渉したり巻いたりしていると、苔に覆われている所で白い物が目に飛び込んでくる、ギンリョウソウだ。
見渡すとあっちこっちに点在している。ここのは、鱗方葉が開いていて透明度が美しい。精霊の森で見たのとは違う美しさが宿っている。
第三の見所でもある泉に到着。陽射しがこぼれるように入っていて、エメラルドグリーンを際立たせ凄く神秘的で美しい、その景観にしばしうっとりする。
第四の見所、インディージョーンズの滝が真正面に現れた。何回来てもそのお姿は凛々しくカッコイイ!!。
滝の両側は垂直な岩壁でその中央に直瀑の滝、そのすぐ上流にも樹々越しではあるけど豪快に流れ落ちる滝があり、新緑の緑に光が射してよりカッコイイ景観になっている。
30分程、ここで小休止して景観を楽しむ。
少し戻り廃林道へと枝谷を登って行く。結構な急傾斜だけどゆっくりゆっくり登り30分程で廃林道へと出た。
廃林道終点地の枝谷でランチ用の水を確保、いざヤマシャクヤクが広がる森へと入って行く。
が、…すでに散ったあとで、お花がなぁ~い!ない…。探し回ってようやく1つだけ蕾発見、しかしよく見るとかすかに茶色く枯れてるようなY(>_<、)Y。
去年5/4は咲き始めを見る事が出来たのに、今年は早く散ってしまったぁ~!残念・・・しか~っし、ここにはもう一つのお楽しみの山椒がある。
山椒の若葉摘みで香りを満喫しながら気分を上向きに~ 楽しい~!!。
楽しい気分をひっさげ落差80m(テラス状下まででしたら100mあるかな)秘瀑の滝へ到着~。
青空広がる景観の中、水量もいい感じ、すんばらしい景観を目の前にランチタイム。
5月は本当にいいなぁ~ 新緑広がる斜面の景色も綺麗だ。
針葉樹の濃い緑と広葉樹の鮮やかな緑、緑の濃淡がめちゃくちゃいい!!
帰りは廃林道歩きで15時前に駐車地着。
新緑の谷歩き~ | ここから難所 | エメラルドグリーン |
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ギンリョウソウ | お気に入りの泉 | お気に入りの泉 別角度Ⅰ |
お気に入りの泉 別角度Ⅱ | 廃林道へはこの谷を登り詰めます | すでに終わっていたヤマシャクヤク |
山椒 | 秘瀑 | この斜面新緑も紅葉もいいですよ |
見事なまでのV字秘瀑 | ジャングル地帯 | カッコイイ~ |
廃林道からの眺め | 秘瀑80m+テラス下20m | |