高城岳(810m)・三郎岳(879m) (奈良県宇陀郡)
2003年3月21日(快晴)
ここのところ週末になると寒く雨が降っていたが、朝から3月らしい陽気
に雲一つない青空が広がっていたので急いで身支度をして家を出る。
榛原町内では一番高い山で展望も良いとのことなのでお気軽山歩き
を楽しんできました。
アクセス 名阪国道針インターからR369を南へ高井バス停を仏隆寺方面に左折 100mで左折。 |
コースタイム
仏隆寺→20分→高城岳登山口→35分→高城岳山頂→40分→三郎岳山頂→
→30分→伊勢本街道→20分→諸木野集落→30分→仏隆寺
(全行程時間4時間)【歩数は約10.230歩】
周辺地図 | 3D地図 | コ−ス断面図 |
←仏隆寺下の駐車場 東には室生へ向かう室生古道が伸び、脇には茅葺き の水車小屋などもあって田舎情緒たっぷりである。 桜のシ−ズンには大勢の観光客が訪れるので満車 のときは高城岳登山口付近(2〜3台可)へ。 1台先行者がありこれから登られるご夫婦が準備をして 仏隆寺の石段を登って行かれた。 昨年桜の季節に一度来たのでわが家はすぐに左奥の 舗装路を高城岳登山口へ直行する。 |
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上俵の集落に入ると茅葺きの民家が所々に残っており 青い空に白い壁と茅葺き“こんな所に住みた〜い”と 夢のようなことを呟きながら歩いていくと、今度は大きな ログハウスが目の前に現れ“別荘かぁ〜”と羨ましく見 ながら通り過ぎると高城岳への道標が見えてくる。 |
道標に従い植林された中の登山道に入る 踏み跡はしっかりとしているので迷うことはない。 最初は緩い登りなのだが目の前には急斜面が 迫ってきて道もジグザグになり一気に高度を稼ぐ。 “ハァフウ”と息を切らせながら登ると比較的新し い鎖が掛けられた小さな岩場を巻くと右手に文字 の彫られた石碑が目に入るが、何と書いてあるか 読めない(´△`) ワカリマシェーン 先では子供が“頂上やぁ〜”の声。 写真を撮り東屋で休憩していると先ほどのご夫婦 も登ってこられ、休憩もそこそこに先行される。 |
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←高城岳からの榛原町と右後方は鳥見山。 金剛山脈〜大峰の山々も展望良し。 ここから三郎岳へは稜線縦走で3つのピ−クを越え て行くようになる。 それほど深くない鞍部を過ぎ3つ目のピ−クを越え るとやがて目の前の木々の隙間から三郎岳が見 え隠れし始めると高城山よりも少しきつい急登りに なり足元の霜柱を触ったりしながら気を紛らわせて 登り詰めると、二等三角点の狭いが開けた三郎ヶ岳 の山頂。 |
←三郎岳頂上 囲炉裏村村民になりバンダナも登場。 真東にわずかな木があるだけの大パノラマ v(≧∇≦)v 高見山から明神平へ続く北部台高の山並み。 北東は青山高原。 北は額井岳、貝が平山。 西に金剛山脈と生駒山系。 南に大峰山系とすぐ側に袴ヶ岳の特異な姿。 なんともいえない素晴らしい展望に見とれて しまう“緑豊かな時期にもう一度来よう”。 |
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山頂には3カ所から踏み跡が集まってきています。 北方向は仏隆寺下の室生古道に降りる道なんだが どうも踏み跡が不鮮明な所があるらしく歩きにくいよ うなので、南方向の諸木野方面に降りることにする。 真新しい鎖を頼りに急な下りを横歩きしながら降りる のだが足場が悪くつま先にもろに体重がかかり足指 が“痛〜い”。 でも子供は結構楽しんで下っているようだぁ〜 |
急傾斜が終わると“石仏”の道標があり脇道に入る。 左上を見上げると大きな石をくり抜いた石仏が。 石仏の右側に日蓮宗…となにやら字が彫ってある のだがはっきりとは分からない。 植林帯の中を進んでいると小屋が現れ、左は血原 橋バス停〜室生寺方面、右が諸木野なので右へと下る |
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←裾野道から高城岳三郎岳を望む 登山道に湧き水が流れはじめ歩きにくいが眼下に林道 が見え始めやがて合流。これが伊勢本街道と道標に書 いてある。 右に折れ諸木野川沿いに下り諸木野集落内で右折れ し三郎岳の裾野に沿って仏隆寺へとアスファルト道を戻る。 |
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