三之公界隈の野湯を巡る【台高】





2009年02月01日【日曜日】曇り時々晴れ  
 
                             
古いエアリアに記載されているアワホラ谷沿いの破線ル−トでブナノ平へ行けないか気になっていた、周辺は伐採による斜面崩落が激しいので、破線ル−トも消滅しているかもしれないが行けるとこまで確認しに出かけよう。
しか〜〜し、目覚まし鳴るが止めてすぐに(mー_ー)m.。o○ zZZZ、次に目を覚ましたのは1時間後、あちゃ〜やってもうた〜取りあえず支度して車を走らせる、林道は積雪や凍結もなくおまけに完全舗装路となっていたのでスム−ズに08:00三之公林道終点着。
  周辺地図
           
コースタイム(全行程約7時間・全歩行距離約6km)
三之公林道終点P 08:05〜10:05ある谷その1野湯10:25〜11:10ある谷その2野湯(昼食)12:25〜林道崩落地13:40〜14:55三之公林道終点P

河原。
時折風が強く吹き抜けたりするが上着2枚で河原歩き、水量はさほど多くもないので浅瀬を選んで長靴で何度も渡渉を繰り返す、最初の谷へ入ればすぐに落差約50mの滝がありカメラに納め河原へと戻るがこの辺りから流れが速く浅瀬でも膝下の深さとなっており長靴での渡渉は無理、上流下流と渡れそうな所を探すが何処も同じ、冷たいやろな〜しゃ〜ないなぁ〜素足になり2mほどジャブジャブ!覚悟していたほど冷たくはなかった。
←ある谷その1。
その後は右岸の鹿道を辿ったり岩場をへつったりしてるものだから時間経過のわりに距離を稼いでいない、なんだかモチも下降気味!やはり寝過ごしたのがいけなかったのか!破線ル−ト探しは‘やんぴ〜’という事でBプランの野湯探しだぁ〜f(^^;)、昨年訪れた野湯のある谷までに2つの支谷がるので行けるとこまで詰めてみよう!
まずは地図にも名のあるそれらしき谷へと入ればすぐに硫黄の微かな臭いがする、川底を覗いて見るが湯の花らしきものは付いていないのでさらに上流へ、だが硫黄の臭いがしなくなったので通り過ぎたようだ、取りあえず詰められるところまで登ってみる事に。

←ある谷その1の野湯
ゴロゴロ岩を乗り越えたり斜面を這い上がったり詰めて行くと左岸の垂直岩壁から落差約20mの飛沫状の滝が現れ滝下で小休止、上流を見れば谷は左へカ−ブしさらに大岩も多く傾斜もきつくなっている、その先のV字状の岩壁から落差約15mの滝が見えるのでここまでとするCo○80付近m。
湯が湧いているのはここから下流だけのようなので戻る事に、Co○10m付近で微かな硫黄臭!足湯の谷とほぼ同じ標高!んん〜?どこじゃ〜本流ばかりに気を取られていたが本流際にある一際目立った色をした大岩の裂け目から溝状に水が流れ本流へと合流している、近寄ると足元の流れの小石に僅かだが湯の花が付着している、流れに手を浸ける、冷たくはないが温かくもない、裂け目を覗くと奥のほうから沸き出している、回り込んで大岩の上に登ってみるが見た目では本流とは別の流れのようなので野湯なのだろう。
←ある谷その1の野湯。
沸き出している雰囲気はいいんだけれど、これでは足湯もできないY(>_<、)Y顔パックだけしてツルツル美少年肌に変身して出合へと戻る(=^^=)。
河原歩き数分で昨年足湯した谷の1つ北の支谷、そこそこの流れがあるので入ってみるがものの数十mも進めば長靴での谷芯歩きが不能となる、木や岩を掴んで左岸斜面を這い上がり灌木の中を進んで150mほど入ったところで、あ〜しんど〜!(;^_^AA チカレマシタ’なんて思いつつ地図を広げ見る、この先は‘ウッ!もっとしんどそう!なぁ〜んも臭わないし’灌木掻き分け出合へと戻る。

←ある谷その2の足湯。
河原では現在も強風が時折吹き抜けるが防寒着を着るほどでもなく今も上着は2枚のまま、2月にこんなとこ歩いていて上着2枚!暖かすぎるんじゃないかな( ̄〜 ̄;)??今日はツララや薄氷もまったく見ていないのだった。

足湯できる谷が結局一番歩きやすいなだらかな谷、右岸左岸と何度か渡渉すればまもなくで野湯の湧き出る場所、ほんわりと湯気が立っているので手を浸けてみるこれなら足を浸けられる(=^^=)、足湯しながら昼食そしてコ−ヒ−タイム(2杯もf(^^;))ここは風も通らないのでゆったりのんびり1時間少し経過、居心地がいいので離れがたいが散らかった荷物をザックに詰め込み出合へと戻る。
←林道崩落。
まだ時間もあるので河原歩きで上流へ歩き始めるが風が吹き抜け寒い!ので林道へ這い上がる、風が直接当たらずヨカヨカ(=^^=)も束の間、林道先が3ヶ所崩落してるのが見える、1ヶ所2ヶ所と難なく通過できたが3ヶ所目は(;゜゜)足掛かりとなるような箇所がまったく無い!滑り落ち止まるのは30m下の河原!よぉ〜し!2回目の‘やんぴ〜’f(^^;)本日はここまで(^ ^;)ゞ。

また思い出せたら?来る事に、今日はもう一つの野湯を見つけたので良しとして駐車地へ戻る。

遠望のヒウラ滝 ヒウラ滝 こんなのは巻きます
飛沫状の滝 ある谷その1湧き出し口











[PR]動画