入之波の谷は滝の絶景連続~&降渓はキャニオニング♪【台高】



貴重な野生ラン…シロテンマと出会う


レポはケルト


2014年07月26日(晴れ)

ウンセ!コラセ!

去年初めて来た時は沢歩きコースを辿ったので見ていなかったけど、こんなに凄い景観が隠れていたとは・・・


一番乗りで駐車地着。8時に用意をして出発~左岸廃林道を30分歩くが、下はネオプレーンパンツを履いているので超汗まみれ・・・もうすぐ冷たい沢に入れるんだ、このくらい我慢・我慢。


終点の広場について小休止。「今回は攻めていくで~」のお言葉とともに入渓~「わあ~冷たい・気持ちいい~」ばしゃばしゃとはしゃぎながら進んで行く。


15m直瀑はかなり深い釜です

大阪の最高気温は36度との予報、ここは天国~初っ端から絶景が始まる!!水の色はアクアブルー。


渋い~渋い~何もかもかっこいい~ どんどん小滝をチャレンジして詰めて行く。飛沫が気持ちいい!4m斜瀑は左リッジをpiccoloさんのロープ助けで登る、昨年は少し手前からルンゼを巻き上がった。
詰め登るとめちゃくちゃ美しい景観。


次に6m斜瀑の滝、釜がめちゃくちゃ深くサファイアブルーだ。なんという美しさ!見惚れてしまう。


本流2段15mと枝谷25m段瀑の様子伺い中

続いて15m直瀑は凄い美瀑の滝!。ここの釜も深く5m前後はあるんじゃないかな?周りを岩で囲まれているので神秘的!


誰も居ないし反響が良さそうなのでオペラ魔笛より「夜の女王のアリア」の高音部を発声してみる。
なかなかいい感じ~気持ちがいい~こんな所で歌えるって素敵。次回は「Let It Go」を歌ってみよう。


ここは右岸高巻きで滝上は静寂な流れになり、しばらく行くとまたまた絶景~。


本流2段の下を通過中

右手の枝谷から25m段瀑 本流は2段15mと、雰囲気がまったく違う滝が~ なんて美しいんだ~~~~右側はプチ箱状廊下になっていて美しいコバルトブルー本流左の岩場を登って行く。1段目を登ると釜が~ 周りの岩が苔むしていて「妖精の泉」って感じ。


連瀑の滝になっているので登る度に釜が美しい色で水をたたえている。


去年はこの滝群が見えた所から、右岸高巻きしたのでこんな美しい景観が存在するのを知らなかった。
息が止まるくらいの広大な絶景~美しすぎる・・・。


上流側は落ちてもOK!

しかし、ここからハラハラ・ドキドキが始まる。


2段目へは右岸から少し巻いて登るところがえらいこっちゃなとこだったからだ。(T_T)木や根っこ・笹の茎などを掴み上がっていくがとんでもないとこいかなあかん。


ちょっとでも滑らしたらそのまま滝壷へ滑落、ただごとで済まない高さ。
ここは眼窩に見える景色が「きれい~」とか言ってられない。ルーファイしてるpiccoloさんもかなり慎重、何とか巻き終わり20mロープWで、丁度の高さを懸垂下降し2段滝上へと着水。


下流側に落ちたらNGや~

ここから対岸に渡るというそのルートを見てビックリ!堰堤のような岩の上を左岸へと渡り歩かねばならず、上流側は落ちても2m程だけど、下流側に落ちたらただでは済まない高さ!。


岩は狭い所で幅約40cm、ゆっくりと足を進め思っていたほどの恐怖感もなく左岸へ渡り、そのまま下山に使用する作業道まで巻き上がり、しばし小休止。


作業道を10分も歩けば、小屋跡から沢に戻り湧水帯へと出た。ここでランチ用の水汲み。


蛙のお子達

オタマちゃんたちが蛙になるべく手足が出てきている。 沢の奥の方ではさらに成長した体調1cmに満たない蛙ちゃんたちがたむろっていた。


それぞれ一生懸命泳ぎの練習や、岩壁に張り付いていたりとめちゃくちゃかわいい~この可愛さはたまらん。


泳いでいる蛙ちゃんすくいを楽しんでから上流へと向かう。


湧水の滝

穏やかな渓壮を眺めながら二股に到着。直進は支谷で本谷は右折れ、と言っても本谷には15m滝が流れ落ちていてなかなか見応えあり!昨年は雲っていたのでここは暗い感じでしたが、エメラルドグリーンの釜で少し遊泳を楽しむ。


少し下流の枯谷を登り薄い踏み跡を辿れば最終目的地のワイド30m大滝へと到着。ここでランチタイム。


ここの淵でも蛙ちゃんたちが泳いでいる。可愛い~1時間近くの昼食休憩後薄い踏み跡を戻ること約10分で湧水帯。小屋跡からは作業道を歩き林道終点まで約30分弱。


二股の本谷の滝

帰りは廃林道歩きではなく、ライフジャケットを装着してキャニオニングを楽しむのだ~本谷に降りてまずはスライダー遊び。ここもコバルトブルーの美しい釜だ。


いざ・いざ~ 5回くらい滑ってから下流へ移動、まだまだお楽しみは続くのだ~沢の流れに乗って流される~けっこう長く浮遊状態。


ワイド30m大滝

まるで空を飛んでいる感じにも思え、腕を広げて気分はピーターパン!

その後もスライダー出来る斜瀑や、飛び込み岩場がいくつも現れキャニオニングを満喫、とことん沢を楽しんでから15時40分駐車地着。
今日は最後まで貸切で遊べた~。

1時間程で来る事が出来るこの沢最高!!今シーズンの避暑地に決定!。



二段15mの二つ目の釜 二段15m上段から見る スライダー
浮遊~ ここはスライダー出来ない水流
二段15m必死の巻き!
湧水滝下流側 湧水滝
一番のスライダー岩 プカプカ~ ユラユラ~
たまには泳ぎます 連結スライダー
大変貴重なシロテンマ
オイラに何か御用?

               




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