東谷〜白髭岳(1378.2m) 2004年04月18日(快晴)相方はおやじさん |
(奈良県川上村) |
ガイドブックやネットで調べると白髭岳へは北側の中奥〜と、西側の神之谷〜・東谷〜の二つ
のル−トがあるがどちらも、急坂・やせ尾根・アップダウンの繰り返しと紹介されている、これ
ならどちらも変わらないようなのでR169から一番近い登山口でもある東谷から登る事に決
める。
コースタイム (全行程約7時間15分)
東谷出合07:00→水場07:40→神ノ谷分岐08:30→小白髭09:00→白髭岳10:15
(山頂直下で昼食)10:50〜11:40→小白髭12:15→神ノ谷分岐→12:50→水場
13:35→東谷出合14:15
周辺地図 | 3D地図 | コ−ス断面図 |
←林道と作業道分岐。 R169を南下 上多古バス停を過ぎ吉野川に掛かる大平橋を左折、神ノ谷集落を抜けしばらくすると右カ−ブしたところで登山口へと続く作業道への分岐が左手に見えてくる。 枯れた沢沿いを10分ほど歩くと道は突き当たりここに2〜3台は駐車出来るスペ−スがある。 右折れして植林帯の中を緩やかに登り始める。 |
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←水場はここだけです。 すでに此処へ到着した時点で2人ともTシャツ1枚で汗だく! すかさず顔を洗い喉を潤す“う〜ん美味いわぁ〜”と余裕の会話。この先に厳しい急坂が待ち構えているのもすっかり忘れて(ヘ。ヘ) ←下山時 オ−バ−ヒ−トした頭を急冷している私。 |
←神ノ谷・東谷分岐 水場を後にして登り始めると、おやじさんが“あの上の方に見える稜線を歩くの?” 私“まさかあんな上やないやろ〜”と否定したが、それを覆す結果となる急登が現れ立ち止まり見上げて一言“軍手はめよ〜”ここからは切り株や根を掴んで一気に高度を稼ぐ事になります。会話も無くなり息切れも激しく酸欠の金魚状態!幾度となく下を見ると斜度は45°以上は楽にある(°◇°;) 体力の無さを自覚させられながら、ようやく稜線にある分岐にたどり着いた。(^u^;) ハァハァ・・・。 |
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←今にも落ちてきそうな岩場 分岐からの稜線歩きは比較的歩きやすく小白髭手前で少し急な登りがあるくらいだったのですが、少し危険な岩場がここです。 登りでは気付かなかったのですが、帰りに岩場の上に立ったとき2m程の岩に亀裂が入っているのを見つけ、いつかは登山道に落ちるような感じなので気をつけて下さい。\(〇_o)/ |
←薊岳をバックに小白髭にて 北側は伐採されており金剛山脈から明神岳方面までの眺めは最高。 東側の木々の間からは尖った白髭岳が頭を覗かせている、ここからだと1時間少し、時間に余裕があるので休憩中、一人の登山者が息切れもせず余裕の表情で登ってきた、やはり歳の差か!!(TωT)少しの会話の後その人は白髭岳へと向かったので、私たちも歩き出す事にする。 |
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←白髭岳 小白髭までせっかく高度を稼いでいたのに、ここからはもったいないぐらい下って行く事に!。 |
←痩せ尾根 下りきった所には幅が50〜60pほどにまで痩せた尾根道が2箇所ありますので、積雪・降雨時には注意が必要です。 |
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←ヨイショ! 痩せ尾根を過ぎると登り返しの始まりです、またもや岩や根を掴んでの急登です。息切らせ上を見るともうすぐピ−クですが小白髭から見た白髭岳は樹木に覆われていたはず!登り切ると山名プレ−トなど掛かっていない一つ手前のピ−ク。目と鼻の先に白髭岳は現れたが、また下って登り返さなければ!思ったほどの事も無く下りきると右手に少し開けた場所があったので、ザックをデポして空身で頂上へ向かうがこの登り返しも急斜面。息切らせ汗だく状態でやっと山頂に立つ!(^▽^)V |
←白髭岳(1378.2m) さほど広くもない山頂ですが、樹木に遮られている東側以外は展望良好です、また頂上には動物・人類学者、探検・登山家で、京都大学名誉教授、岐阜大学学長でもあった今西錦司先生(1902.1-1992.6)の1500山目の真新しい石碑もありました。 展望を堪能した後デポした場所へと戻り長〜い昼食休憩後、またまたアップダウンを繰り返しながら登山口へと引き返してきました。 近いようで遠かった白髭岳!囲炉裏でも山行記録は少ない山ですが、Eさんは3回も登られているのには(°д°;;) 私は…!ので1回で充分満足した山歩きでしたA^-^) イイアセカイタ・・ |
白髭岳山頂より白屋岳・吉野山・金剛の山並み |
小白髭よりジョウブツ山・薊岳方面 |
ヒトリシズカ | シャクナゲ |
シャガの群生 | 八重桜 |
スミレ?の仲間 | 蜻蛉の滝(落差50m) |