宮ノ谷〜風折滝(氷瀑)〜高滝【台高】



   【2008年03月08日】
晴れ 
風に揺らぎそして氷瀑の滝としても有名な三重県飯高町の風折滝(落差約80m)ラストチャンスと思い高滝まで巡るハイキング気分で出掛ける。

宮ノ谷駐車地に先着は2台、昨年の四月末にこの山域で遭難された方の情報提供呼びかけの看板は設置されたまま、まだ発見されてなかったんだぁ。


歩き始めてすぐに遊歩道が崩落しているので一旦河原へと迂回するがその後水越谷出合まではいくつもの鉄製の〇号橋や〇号桟橋が設置されているので歩きやすい、今日は気温も上昇するとの事なので道中のんびり撮影は後回しにして先を急ぐ、犬飛び岩・鷺岩・蛇滝の案内板を過ぎるとお次は六曲屏風岩、対岸にそそり立つ柱状の岩肌を見上げれば立派なスズメバチの巣、河原の岩場に付けられた回廊橋を通過すればまもなく避難小屋のある水越谷出合、右は高滝経由で池木屋山、左の風折滝へ。


ここから先は未整備となりほとんどが河原歩き、ロ−プを掴んでの岩場の上り下りやザックを一旦降ろしての大岩くぐり抜けなどのアスレチックをこなすと本日一番の難所?約5mの岩場をロ−プ掴んでよじ登れば(自重を支えられない方は川の中をジャブジャブしなければ行けません)すぐに風折滝が見えてくる。


期待通りの氷瀑、下部はアイスブル−となりいくつものツララが輝いているようだ、落差に対して水量が少ないので時折風にあおられて途中で霧状に折れ曲がる、カッパを着込みヘッピリ腰で氷上を歩き滝下付近まで近寄ると全身に霧シャワ−が降り注ぐ、ここだけは氷点下のような寒さなので早々に遠ざかり熱いコ−ヒ−飲みながらのんびりと滝見見物。


様々に変化する滝筋を貸し切りで眺めていればなんと1時間を経過、もっと居座りたい気持ちを抑えザックを背負う、さぁ後はのんびり歩くだけ!川面の黒い魚影や小鳥などを目で追ったりしながら水越谷出合まで戻り高滝へ。


3箇所の階段と1箇所斜面が崩落した場所をやり過ごせば道は岩場の陰となり凍結、岩から落下したツララなどの氷塊に注意して進む、すぐに短い階段があり岩上に上れば高滝が現れた、ここから滝下は見えないが一直線に勢いよく流れ落ちる姿は迫力がある、落ち口付近は僅かに凍っているが滝の両側は岩肌丸出しである、小休止のあと水越谷出合へと戻り2畳ほどの広さの避難小屋で昼食、渓谷も春の陽気を思わせる日差しで暖かくなり‘氷瀑の風折滝’がラストチャンスだったと感じさせる。


コースタイム(全行程約5時間・全歩行距離約6.5km)

宮ノ谷P 07:55〜水越谷出合08:55〜09:35風折滝10:30〜水越谷出合11:10〜11:30高滝11:45〜12:00水越谷出合12:30〜宮ノ谷P13:05

                           
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