地蔵谷〜国見山東斜面を散策
(台高)


【2007年06月23日】 
晴れ 単独 
今月はまだ地蔵谷歩きはしていないので取りあえず木梶林道へと車を走らせる、車高の低い代車なのでなるべく輪立ちを避けいつもの時間通り駐車地に到着、前回木梶川へ降りる道近くにあったユンボがここに移動して停めてある、すぐに一組の先客さんが歩かれて行った昨日までの雨で増水してるだろうからやっぱし長靴に履き替え地蔵谷出合へ、木梶川の水量も少し多く浅瀬を選んでチャプチャプ渡渉し対岸から取り付く。


岩場の間を流れるせせらぎも水量が多くちょいと違う雰囲気である。
しばらくして先ほどの先客さんに追いつく、伊勢辻山へ登るそうなので先行して二俣で休憩、“こっちですよ〜”と案内後ザックを置き周辺を散策、“水量が多いとこっちにも流れ込むんだぁ〜!フムフムホウホウヽ(~〜~ )ノ ”オタマジャクシも‘うじゃうじゃ’と動めいている“大きくなったら何カエルになるんじゃ?”小学生の野外授業並の観察後は左俣へ、ミソサザイの巣のヒナは?少し荒れていてヒナも巣立った後!見られなくて残念!今日は谷を詰めずに右尾根に乗っかる為にジグザク登り開始、尾根芯に出るが結構キツイ!結局縦走路までジグザク登りで汗だく(TωT)赤ゾレ山はパスして南下、“何処行こうか?そやそや伊勢山上さんが国見山の東で見っけた若返り水?を確認しに行こ〜と”国見山へのバイケイソウ群落の登りに差し掛かると周辺のブナの葉はブナハバチの幼虫に見事に食い尽くされている、調べるとブナハバチは2000年に学名が付けられたようで1990年代からあちこちで大発生するようになったみたいです。


ハルゼミの声を聞きながら山頂着、ハエが塩分欲しさ?なのかうるさく集ってくるので写真を撮り早々にウシローへ下る、展望はバッチリ!湧き水は反対の斜面を少し下った処だったとレポしておられたので東斜面へと移動して下ると水音が微かに聞こえる、少し南に歩けば地面から“おおぉ〜湧き水が出てる〜若返りの水が(=^^=)”若返る?先週長女に2人目のお子ちゃま誕生で正真正銘の‘じぃじ’を認めざるを得なくなったので‘長生きの水’やなぁ、ペットボトルに貯めグビグビ飲む、冷たくて美味い!GPSにも位置を登録!昼食はやっぱ森の中がいいよなぁとca1270m辺りまで下り国見山東斜面の森を北へトラバ−ス、木屋支谷の源流部で昼休憩、ハエは居ないがブナハバチがポトリ!“蕎麦の薬味は足りてるよ〜Y(>_<、)Y!”取り除きながらの昼食後はまったり休憩と散策。


苔生した倒木には美味しそうな色したキノコがニョキニョキ、抜け殻から出てきたハルゼミ軍団は鳴き競い、“トッキョキョキャキョク”と鳴きながらホトトギスは飛んでるし〜、時間を気にしないで時を過ごせてくれる森が近場にあるのは最高!独り満足しながら斜面歩きで馬駈ヶ場稜線を横切り赤ゾレ池の東から縦走路へ、木陰に腰を下ろし大峰までの眺望を暫し眺める。

腰を上げボチボチ地蔵谷から下る事に、いつもの場所から谷へズル〜ズリ〜しながら降下、もう少しで苔の巣やなぁ〜と思っていたらこの時間にメットを被った沢屋さん達が遡行してくる姿が見える“なんでこんな場所を??”私の顔を見て“piccoloさんや〜”よ〜く見ると囲炉裏のこごせさん達です、沢遊びがてら来られたそうです。

紅一点のpikkuさんが“一緒にコ−ヒ−タイムしましょう”とオ−プンカフェを臨時オ−プン!、“今日は駐車地でテン泊なので遅い時間なんです、明日は木原谷を歩く予定、良い谷ですねぇ〜”と気に入られた様子です、パウンドケ−キやゼリ−を頂き“ご馳走さまでした〜”と食い逃げf(^^;)で谷をゆっくりと下り始める、谷のブナはハバチの被害が無いので繁殖しにくい環境なのかな?五月蠅いハエもほとんど居ないのでのんびりと景色を堪能しながら林道まで戻る。


夏本番になればアブやブヨが出るだろうから対策を講じないと、刺されたらムチャ腫れるしいつまでも痒いしなぁ、携帯ベ−プは効果薄そうやし、殺虫剤を体に吹き付ける?ラケット型電撃殺虫棒を振り回しながら歩く?エイヤッ ヽ( ^^)〆 虫にめげずに涼みにやってくるぞ〜と呟き駐車地へ。


今日も良き山行となり大満足(^_-)v 。

                           
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