高原山1087.3m四寸岩山1235.6m〜イヤ谷(大峰) 



2007年07月16日(曇り後雨) 単独
                             
14日は先週に引き続きオオヤマレンゲ山行を予定していたが台風4号接近で近畿南部は大雨の予報なので中止する、16日には影響もなくなるので天女花と展望を楽しめる湯ノ叉〜明星ヶ岳〜七面の欲張り周回コ−スを予定し国道の道路状況も確認しAM5時自宅を出る。
R168を走行するとカ−ナビの画面はあちこちの林道も×マ−ク!林道殿野線を見てみるが表示ナシだけどもしかして〜と不安になりながらも車を走らせる、大塔町の先は通行止めの為対向車はUタ−ンしてきたのであろう?フィツシングボ−トを積んだ車数台とすれ違ったくらいである、川沿いの国道迂回路を見送るとすぐの大塔支所を左折後数百mの分岐で七面山方面は“この先崩土の為通行止め”封鎖(;>_<;) 、地図を見ると南の篠原宇井線からも行けるので国道迂回路を南下しR168に戻ったところで左折、え〜と林道は?右斜面から下ってきてるほそ〜い道があったが道幅せま〜い!切り返すが回れない!どっかでUタ−ンしてこなあかんなぁ〜と思ってたら横の店主が出てこられたので七面山登山口まで行けるか聞いてみると、“この道はまだ崩れてないけど凄い雨やったから崩れて帰れんかも…行かんとき〜”確かにその可能性大と納得f(^^;) そそくさと国道を戻るが何処か登れそうなお山は??(~ヘ~;)ウーン→下市通過→自宅は左折やけど直進(~ヘ~;)ウーン→R169そのまんま南下→そや未踏の高原山!道の駅川上で登山図を確認する、時間は8時半か〜四寸岩山までは行けるなぁ!高原洞川線へと左折、福源寺への看板に従い右折しクネクネ道を進むと突き当たる手前で福源寺着。
GPS軌跡ログ
クリックで地図

コースタイム  (全行程約7時間)
福源寺08:50→高原山10:00→四寸岩山11:30〜12:00→足摺ノ宿跡を過ぎた所12:50
→イヤ谷13:05→作業道終点14:05〜14:20→林道出合14:35→福源寺15:55

←四寸岩山まではほとんど植林帯。
‘トンチンカン!トンチンカン!’私じゃなくて!リフォ−ム中のようで一目見てそれと分かる職人さん達の車が数台あるだけ、支度をしているとお寺の人らしき方がやってきたので高原山の登山口を尋ねると敷地内供養塔横からとの事、時間はすでに9時前家を出たのは5時やったのにねぇ( iдi ) 昨年だったか囲炉裏のレポで熊目撃情報もあったかな?と思うので鈴を付け門をくぐる。
←高原山。
植林帯の中に続く道は15分の直登ですでに汗だく、おまけに濡れた枝が散乱していて足元要注意、その後一旦南西へ振ったかと思えば次は北へ!尾根斜面から尾根芯まではあっちこっちへウロウロ続く道である、40分で支尾根のピ−ク着で小休止、ここから高原山へと続く北西の尾根に乗り移る、なだらかなで歩きやすくなり20分ほどで植林に囲まれた高原山着でおにぎりをパクつく。

←植林から一変
ここから四寸岩山までは尾根歩きだが相変わらずの植林で少しがっかりしていると雑木林になりはじめ尾根も狭く苔生した岩やブナの大木も現れいい雰囲気に!いいやん!いいやんかぁ〜!このまま奥駈ヶ道へ合流するのかと思いきや進むとまたもや植林帯へと変わる(T△T)束の間の癒しでした 。
←まもなく奥駈ヶ道の稜線。
薄暗い植林尾根歩きは花や鳥の声も無くうんざり〜やぁ〜と思いつつなだらかな道を登り続ける、稜線はまだかと何度もGPSを見てしまう、まだやなぁ!もうちょい?もう少し!やっと木々の間から光りが差し込み植林を抜けると今までのくら〜い植林帯歩きの事などすっかり忘れさせてくれる大パノラマ広がる四寸岩山着、ここでもおにぎりパックン。

←四寸岩山。
南西の弥山方面は雲がかかっているので見えないが西の乗鞍岳のまだ向こうまでず〜と遠望できる、
葛羊羹を食べながらコ−ヒ−タイム、植林歩きが長かったので余計に休憩時間を取ってしまう、ここからもすべて未踏なので北上するか?南下するか?地図を広げて(_-_) ウーン大天井ヶ岳まで往復5時間弱!今からじゃ到底無理やけど時間の許す限り奥駈ヶ道を南下することに。
←絶景だよ〜。
右下には林道吉野大峰線が時折見える、ここらは車で楽に来る事が出きるんだなぁと徐々に高度を下げると足摺茶屋のある足摺ノ宿跡、道は小屋を通り抜けるようになっているのでついでに扉を開けて中を覗く、宿じゃなく茶屋という名前だからかベンチのみ設置されている。
岩の間をすり抜け下った場所でPM12:40分ここまでやなぁ〜、戻るとすんべぇ〜か。

←イヤ谷源頭部は広かったが…。
叉あの植林帯歩きはイヤやしなぁ!またもや地図とにらめっこ!この東斜面をイヤ谷沿いに下ればすぐに林道か!予定外の山域なので地図は50.000分の1しかないのでGPSと見比べるが等高線が微妙に食い違うようで判断しにくいけどロ−プも持参してるのでなんとかなるか!で何度も画面を見ながら斜面を下ると稜線から20分で水音が聞こえイヤ谷源頭部へ、最初は広い谷芯でルンルン歩きだったが下るに従いV字で狭くなり小滝も多く右岸斜面歩きとなる。
←高原集落から高原山。
前日までの雨量が多かったのか小さな支谷からの水量も多く何度も渡渉を繰り返しながら鹿道を辿るがやがて間伐材の倒木が多く跨いだりしていたがついに行く手を塞さがれる、あれぇ鹿道からいつのまにか外れてしまった(^^;)ゞ 対岸を見れば作業小屋跡らしき錆びたトタンが散乱している!左岸へと渡渉すると微かに杣道があり(^^ )辿り下ると稜線から約1時間20分で作業林道終点着で大休憩、早く下りれたけど激下り箇所も多く少々(;^_^AA チカレマシタ。
しかし植林歩きから比べれば変化に富んでいた!富び過ぎ?かなぁ〜未舗装の作業道から高原川沿いの洞川線をトコトコ歩く事1時間半で福源寺に到着、汗と泥まみれの服を着替え車に乗り込むと突然のドシャ降り!往路と同コ−スを戻っていたら…。

通行止めでしたぁ〜 四寸岩山から扇形山方面
四寸岩山から見る大・小天井ヶ岳 イヤ〜ンf(^^;) 谷
作業林道終点 巨大杉の多い高原洞川線
増水した高原川











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