高見山(1248.3m)
2004年01月25日(曇りのち雪)
囲炉裏オフ会
(奈良県東吉野村)
                             

久しぶりのオフ会参加、集合場所の地元駅まで徒歩5分、改札出口で待っていると
すぐに電車が到着しザックを担いだ登山者が一斉に改札を出てくるが、あまりの多さ
に圧倒されてしまった、一般の方は1割ぐらいだろうか!駅も樹氷シ−ズンにはこん
なに賑やかになるんだ〜と改めて実感しちゃいました。
登山者もまだらになるがまだ現れないので見逃したのかと思い、バスタ−ミナルへと
移動、まもなくオフ会一行(8名)もやってきて初顔会わせもあるので、自己紹介して
高見山樹氷号バスへと乗り込む。
約40分で杉谷登山口着、復路のバス乗り場はたかすみ温泉がある平野なのでそちら
へと下山することになります。
準備していると、車で先に来ていたEさんNさんとも合流し11名となり登山口へと移動
すると、階段は凍結していたのでここでアイゼンを装着、私は4本爪 他の方は6本〜
12本爪(°◇°;) ゲッ強者揃い。

樹氷のスライドショ−

コースタイム  (全行程約5時間)
杉谷登山口10:20 →小峠11:30 →大峠(昼食)12:10〜12:40 →
山頂13:25〜13:45 →杉谷・平野分岐14:10 →平野登山口15:20

画像をクリックすると大きな画像を見られます。
周辺地図 3D地図 コ−ス断面図

←登山口から40分。
ここまではさほどアイゼンが必要でも無かったのですが、初めて装着した方も居られ足慣らしにはなっただろうか?。

下に見える林道を突き当たりまで行けば“間欠泉(冷泉)”があるのをEさんが教えてくれ、以前何処かのHPで見たのを思い出し一度見に行かなければと今後の予定にすることに。

曇ってはいるがたまに薄日が射す天気なので防寒着を脱ぎ初める人も。
←小峠
この先からは足元の雪質も柔らかくなり雪山登山の雰囲気
が味わえ、周りの枯れた木々も雪帽子をかぶり見事である。

午後からは天候も悪くなるらしいが、今の所その気配すら感じられないなどと思いながらも、ゆっくりとしたペ−スで大峠に近づくにつれ次第に風雪が強くなってきた。


大峠のトイレ
右手に駐車場が見え始めるとまもなく大峠、この積雪にも関わらず満車なのには驚いた。樹氷の山の麓の峠で風がよく吹き抜ける事!雪がほぼ真横に降っている、たくさんの人が少しでも風当たりの弱い場所を確保して昼食している、我々も場所を探し辿り着いたのは、トイレの横。“臭う〜?”“うん、少〜し”この強烈な風雪を少しでも避けられるならこの際構って居られない状況。私は風上の角でお湯を沸かすが、あまりの寒さでうどんもすぐに冷めてしまい、流し込むように食べる。

←道を外れて直登の練習?
食べてる間もみるみる体中に雪が付く状態なので、荷物をまとめ山頂を目指すことにする。

ベンチのある広場に着くと、周りに風を遮るものが無いので一段と風雪が強く、顔面雪雪パ〜ンチ!をいっぱい喰らいながら
黙々とジグザグに登っていきます。
山頂直下
頭上にまで覆い被さっていた樹木が無くなり右手が開けた所にまでくるとあと少し、この先を直登すれば山頂です。

←山頂
山頂はさぞかし人で溢れているだろうと思ったが、我々がゆっくりしたペ−スだったので、すでに下山されていて案外空いていました。




←高角神社
記念写真の後、避難小屋に行くと、前日から三峰山へ行きテン泊してこちらに来た囲炉裏の別メンバ−4名と合流するが、帰りのバス時間にあまり余裕が無いので、早々と下山する事にします。全員揃っての記念撮影は出来ませんでした。(T∇T)








←エビの尻尾 (高見山でもっとも有名な樹氷)

山頂から下るとすぐに立派な樹氷が目に飛び込んでくる場所に来るが、時間に余裕が無いのか皆さん撮影しないで先に進んで行く!(・_・) ん?
立ち止まって撮影してるのは、Eさん、D!さん、私の3人だけ。
何十枚も撮ってるうちに、皆さんの姿が見えなくなったので、早足で下り追いつく


←渋滞ぎみ
バス時間に余裕が無いので下るペ−スは幾分早めとなるのだが、前を行く別グル−プがなかなか道を譲ってくれないので、幾度となく、立ち止まる事になる。

←道荒らし?慣らし?(^w^)

ザックからシ−トを取り出し雪遊びするEさん。

谷に落ちそうになったり、木にぶつかりそうになっても、ひた
すら楽しんでいました。後ろを歩く人からは“踏み跡が無くな
り歩きづらい〜”の声も。
平野分岐で、マイカ−組は杉谷へ我々バス組は平野へと分
かれて下る。降雪も多くなり雪も残っているが小屋のある所
で山経験豊富なKさんの“アイゼンを外そ〜か”で全員取り外す事にし、山頂からは1度も休んでいないので休憩もする。


平野登山口

長目の休憩後、前を行くグル−プの最後尾を歩く人が急に“痛ぇ〜!”と前へつんのめりながら不自然な転け方を何度も繰り返している、見るとアイゼンのツメが鉄格子に引っ掛かっている!
Kさんはこの事を見越していたので、早めに外すよう指示してくれたのだ、さすがベテランです!。下手したら足を挫いてしまう恐れもありますのでご注意下さい。皆の体がうっすらと白くなりかけてきた頃には平野へと下山でき、バスもタイミングよく来たので乗車し地元駅へと戻り、軽く腹ごしらえしながらまたの再会を約束して解散しました。
 囲炉裏の皆さんありがとうございました(⌒ ⌒)(_ _)ぺこ


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