北部台高従走路  高見山大峠〜赤ゾレ山 ピストン(奈良県・三重県)    
                                              2002年6月2日(快晴)


4月に明神平〜国見山を目指して行ったのだが水無山で子供達が“もうあかん”
とギブアップしたので、今度は反対側から尾根を縦走してつなげようと試みる。
 ガイドブックによると国見山まで4時間弱。朝7時にスタ−トすればなんとか
往復できるはず…!!

アクセス
名阪国道針インターからR369を南へ
榛原町内からR166で菟田野町を経て
松阪方面に向かい高見トンネル手前から旧道に右折して高見大峠駐車場へ。


コースタイム
高見大峠駐車場→45分→名無しの三角点→20分→雲ヶ瀬山→35分→南のタワ→20分→
ハッピノタワ→25分→ハンシ山→20分→地蔵谷頭→30分→伊勢辻→40分→伊勢辻山→20分
→赤ゾレ山(往路時間4時間20分)  
【復路は3時間30分でした】【歩数は約28.000歩】

画像をクリックすると大きな画像を見れます。
周辺地図 3D地図 コ−ス断面図


高見大峠駐車場
駐車場から見る高見山は靄がかかっており
風が強く吹き肌寒く感じる。
朝7時15分にスタ−ト。


上の道標が各所に設置されているので
歩きやすい。駐車場右奥が登山口。
親…子…親の順番で歩く。


1021mピ−ク付近にある名無しの三角点?
駐車場からはしっかりと踏み固められた植林帯の中を
行くことになるが山腹の道で所々細くなっている箇所が
あるので足元に注意しながら進んでいく。

檜を伐採中の所で道が左右に分かれているので
テ−プの貼ってある右手へと進む。

歩き始めて45分でまだこんな場所に!
かなり遅れている〜。


野鳥観察の展望台?

登山道から三重県側を望む。
ワシタカ科の
”サシバ”“ハチクマ”など
を見ることができるそうだ。
秋には野鳥観察で賑わうらしい。
桧林の中を行くと遭難碑と地蔵さん。
Nさん16歳、1965年5月3日 暴風雨だった
そうだ。
緩い上り坂を登り切ると
“雲ヶ瀬山”に着く。(1075m)
手製のプレートが枝に掛かっているだけの狭い山頂
は、植林の中で展望はなし。
ここからは一気に下り坂!!せっかくここまでかせいだ高度
が“あ〜〜あ”帰りはこれを登らないと“ふぅ〜”
降りきると右手には高見山と眼下には集落と国道を眺められ
る箇所に。
先に進むと“南のタワ”この辺りから左手に鹿除けネットが張
られている。
勇壮な景観を見ながらの尾根歩きをして再び植林の中へ入
ると
“ハッピノタワ”ここで小休止(パンと飲み物補給。)


ハンシ山に到着。(1137m)
少し行くときつい登りになり子供のペ−スがかなり遅くなりだ
した。
駐車場では強風だったが登山道では、樹に遮られて心地よい
風となり気持ちいい〜〜。

ここも植林された中にあり展望はなし。
“明神平”AM6時頃に出てきた女性2人の登山客に出会う。
「もうここまできたんですかぁ!!」と思わず口に出る
「僕達が遅すぎるんですねぇ」 苦笑いされてしまった。
ここから子供を先頭に歩かす
「テ−プと道標を見て進め」
するとペ−スUP!!作戦成功!!


地蔵谷頭(1128m)
植林と自然林帯の中を進むと足元には“ぎんりょうそう”目に
つくようになってくるが、枯れかかっているのがほとんど。
稜線に出るとそこは別世界のような自然林帯!
とくに
“ヒメシャラ”が目立ちます。
見事なまでの美しさに感動!!
“池のタワ”から“地蔵谷頭”までは歩きやすい。

道はやや登りになりやがて大又から合流地点
“伊勢辻”
ここで御夫婦に出会う。
「明神平から大又へ戻ります」
「ここからは最高の眺めやから」
とのこと。


“地蔵谷頭”から“伊勢辻”までは植林帯
と自然林帯の間を進む。


伊勢辻山から西側を望む
“伊勢辻”稜線沿いに進むと丈の低いササが生えている
“伊勢辻山”(1290m)に到着。風も無く立木がないので
暑い!
しかし眺望は最高で、目の前の大又谷は見事でした。
左手遠方には大峰山脈らしき山々も。


“伊勢辻山”からは手入れされたかのような美しい草原地
を少し歩くとすぐに雑木林の中へと入っていき、登り始めると
まもなく踏み跡が分岐するが左
“赤ゾレ山”へと進む。
分岐からは10分もしないで頂上。

中央が
“水無山”その左が“国見山”
‘すぐ目の前に見えてきた〜見えてきた〜’(~▽~@)♪♪♪


赤ゾレ山(1300m)
AM11時35分
ここも眺望がよく目と鼻の先には
“水無山”“国見山”
ランチタイム!!も早々に済まし「あと少しで行けるぞ〜と」
と、このときは思ったのだが、写真のプレ−トが掛かっている
この樹の後ろに続いている踏み跡が間違いの始まり!!
テ−プをたよりに雑木林の中を下ること20分“赤ゾレ池”も
現れないし木々の間から見えていた国見山にも近づいていな
い!!コンパスを見るとなんと北東に向かっている
(地図を見ると名無しの山へ)   
\(@;◇;@)/
“赤ゾレ山”
へ戻るのに30分かかり今から“国見山”へ行って
たら体力も時間も余裕が無くなると判断しあえなく断念。
素直に
“赤ゾレ山”下にあった分岐点まで戻り、左に行けばよ
かったと後悔する。

サラサドウダン ツクバネウツギ フタリシズカ

まだ花の名前が判らないのがたくさんありますので、ご存知の方教えてください。
              ★⌒(@^-゜@)v ヨロシクデス

‘なんせ山歩きの初心者こんなこともあるかと間違ったことを家族には内緒にして、
来た道を戻る。
下りにさしかかると歩き方がまずいのか、それともステッキが無いからか膝とつま先に
負担が掛かり少し痛くなりはじめるが、それも馴れ始めるようになる。
 しかしだんだんと足の上がり具合が低くなってきたのか、しばしば樹の根に躓いたり
しながら
“ムササビ”は居ないかと樹を見上げながら緩い下り坂を進んでいるときでした
 
‘ツン’と躓いた瞬間下り坂なもんですから、勢い余って加速され前のめりになり
ザックが頭の直ぐ後ろまできたら余計に重心が前に移動され、さらに加速!
両手を前にツッパリだしてなんとか頭から地面に頭突きをかまさずに事なきをえたが、
真後ろの嫁さんは大爆笑(T-T)ノ_彡☆ばんばん!笑いが止まらん。
「ビデオに撮ってたらよかった〜」と。
こっちは持ちこたえるために10数歩も
‘キョンシ−の前のめり走り’をしたのに〜Y(>_<、)Y
膝を痛め2日ほど
‘びっこ’状態。道を間違った天罰かぁ?


☆教訓

‘横着しない’‘行けるやろう’‘前を向いて歩こう’。

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