高見山 (標高1248.3m)奈良県宇陀郡
2003年2月01日 天候 曇り時々晴れ 気温−1℃
春〜秋に高見山へ登ろうかと思っていましたが、この山は霧氷・樹氷がなによりも有名でしたので
初めて冬の軽登山挑戦の候補場所として温存していました〜(m~ー~)m
今回この高見山に登るために増えたアイテムがあります。
4本爪のアイゼン…低山なので4本爪ですが、登る山に合わせたアイゼン選びが必要かと。
シングルバ−ナ−…頂上では氷点下ですからお湯を沸かして熱いラ−メンとコ−ヒ−を!!。
をザックに詰め込んで、R166を南下し菟田野町を過ぎ周りが山に囲まれだしたかと思うと
路肩には雪が残っている。
トンネルを抜けほどなくすると目の前に白い帽子をかぶったような高見山の頂が見えだしてきた
“ここから見るとけっこう尖ってきつそうな感じ〜”と思う間に登山口前に到着(AM8:25)
すでに10台ほどが国道沿いに駐車している、少し広くなった路肩に車を停め準備をしていざ出発!
今日は子供がインフルエンザ、嫁さんが腰痛の為お留守番ですので初めての単独となる。
アクセス 名阪国道針インターからR369を南へ榛原町からはR166で菟田野町経由 で登山口まで。 |
コースタイム 4時問40分(全行程時間)
杉谷登山口→50分→小峠→20分→杉谷平野分岐→60分→山頂→40分→大峠
→25分→小峠→35分→杉谷登山口
周辺地図 | 3D地図 | コ−ス断面図 |
国道の路肩にはまだ氷状態の雪が残っており雪もチラホラ と降り出してきた。 窓を開けると“ちゃっぷい〜〜” 高見山の頂は真っ白なので期待できそうです!! 登山口は民家の横から始まっておりここから小峠までは 伊勢南街道を歩くことになる。 歩き始めにはちょうど良いぐらいの上りなのだがこの街道が 相当古い証か、所々道が深くえぐられている。 きつい上りではないのに10分ですでに息が切れ‘はぁ〜ふぅ〜’状態。 歩き初めて20分で汗がしたたり落ち防寒着を脱いで上着2枚だけで ちょうどいい感じぐらいに。 |
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道は雪や氷で覆われて少し滑るがまだアイゼンを付けるほどのことも ないので街道の説明板などを読みながら快調に進んでいくことに。 ←約50分で林道に突き当たりここが“小峠” お茶を口に含み一休みするが汗をかいた身体に冷たい風が当たり 無茶寒いので早々に歩き始める。 往路は林道を横切り看板前の登山道を歩きましたが、帰りは林道から 戻ってきました。 ここから平野分岐までは自然林帯の中ジグザグに高度を一気にかせぐ 上りが20分ほど続き開けたところに出ると分岐点に合流。 右に折れしばらくすると尾根道。すると強い風で木々に積もった雪があお られて体中に降りかかる!!足下も滑ることが多くなりここで防寒着とア イゼンを装着する。積雪は約40p |
分岐から20分も歩くと積雪は60p以上になり 木々に積もった雪の重みで道は樹氷のトンネル状態になり、身体 をかがめて進まないと木に接触すれば首筋に雪が落ち“冷て〜” と声が出てしまう。 また踏み跡から少しでもそれて歩いたなら膝上まで足が入ってしまう。 |
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分岐からはだらだらとした上りが結構長く続き、積雪も多く樹氷見物 しながら何度も撮影モ−ドで立ち止まったり雪で遊んだりしながら 頂上を目指します。 そうこうしているうちに前方の上が開けているので“おっ頂上かなぁ?” と進んでいると展望台が見え始めてきました。 |
分岐から頂上まで1時間ですが変化に富んだ冬景色を見ながら でしたので時間が過ぎるのを忘れるほどでした。 展望台には立派な双眼鏡が据え付けられていますが、カチン コチンに凍結していました。 ガスで周囲は真っ白なのでとりあえずお昼を先に食べよう!。 |
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展望台の下は避難小屋になっており中を覗くとすでに15人位 が昼食の真っ最中!奥に一人分の空きスペ−スがあったの でお湯を沸かしラ−メンとおにぎりそして食後のコ−ヒ−と、 山のフルコ−スでお腹も落ち着いたし混雑してきたので急ぎ 荷物をまとめ外に出るとガスも無くなり 雲も切れ始めてきました。\(@^o^)/ <キャッホー!! |
山頂にある高角神社の祠前で写真を撮ってもらいました。 時間もあったので約1時間ほど樹氷見物などしながら下山。 |
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帰りは大峠を経由して下山することに。 山頂からは雪で登山道が狭くぞくぞくと上ってくる登山者 に道を譲りながら何度も立ち止まるが、雪が足へのショック を吸収してくれるので一気に下れて早〜い。 ←後ろを振り返ると国道から見えた尖った山頂と違ったなだ らかな姿が!! 大峠までは40分で到着 まだこれから登る人が‘わんさか’いるではないか!! ここえ降りるまでもかなりの人数に出会ったのに改めて樹氷 の高見山人気を伺えました。 ここから小峠まではなだらかな下りの伊勢南街道を歩くこと になります。 |
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