高取山(583.9m)〜明日香村

2003年11月30日(曇り時々雨)
(奈良県高市郡)
                             

昨年は車にMTBを積み込み石舞台古墳近くの駐車場に車を置き、明日香村をほぼ1周した
ので、今日は近鉄壷阪山駅から高取山を目指し石舞台を経由、奇妙な石造物を見ながら飛鳥
駅に戻るコ−スをハイキングしてみました。
 自宅を出るときは雨が今にも降り出してきそうな真っ黒な雲が、空一面に広がっていましたが
傘をさすほど降ることもなく、里山の紅葉も丁度見頃でした。

奇妙な石造物スライドショ-

コースタイム  (全行程約5時間10分・歩数約23500)

壷阪山駅9:10 →登山道入り口分岐9:40 →壺坂寺9:55 →五百羅漢10:20 
→高取山11:00〜20 →猿石11:30→栢森(昼食)12:00〜30 →マラ石13:10
 →石舞台13:20→亀石13:50 →猿石14:10 →飛鳥駅14:20 

画像をクリックすると大きな画像を見られます。
周辺地図 3D地図 コ−ス断面図


←高取の城下町

壷阪山駅からは国道ではなく、旧街道を歩くことに。
今も低い軒さき格子戸の古い家並みが長々と続く、両側が石畳の街道は風情があります。新築された散髪屋さんも周りの家並に合わせた造りになっていました。
←壺坂寺へのハイキングみち

旧街道から一旦車道を500mほど歩くと、壺坂寺へのハイキングみちの案内がある山道へと進んで行きます。
沢沿いの道なので夏場はひんやりして涼しそうな感じ!すぐにお不動さんがあり、少し休憩する。


壺坂寺
壺坂寺手前で少し急な上りや階段がありますが、駐車場入り口脇になんなく出てきました。


寺への入り口前を右に曲がり車道に出るとまもなく高さ20mの大観音像が右上に現れます、インド産の大理石で創られているそうです。
しばらく車道を登って行くと五百羅漢への道標がある山道へと入って行きます。
←五百羅漢(香高山摩崖仏)

壺坂寺の奥の院、香高山にある石仏群。

←凹凸の巨岩一面には無数の石仏を刻みつけたおそろしいほどの執念!。
←両界曼陀羅
十一面尊や五社明神等が整然と並べられています。

ここで道が二手に分かれていますが、石仏の前の山道を行きます。
V字型にえぐれたりした山道、車道、山道とを繰り返していると高取城址の大きな石標が立っています。これを過ぎると石垣が見られるようになり城内に入ったんだと実感。


←天守閣跡にありました

いくつかの門跡を通り過ぎクネクネと上がって行く、右に左にと何度曲がっただろうか?こんなに広いの高取城址!かなり大きな城だったんだと少し驚いた。
←本丸跡下

本丸跡から吉野・大峰の山々が一望出来るのですが、天気が悪く真っ白で何も見えずじまい。


←高取城址内のモミジ
数人のカメラマンが三脚据えて風が止む一瞬を狙っていました。
昼食にはまだ時間が早いので明日香村に向けて下り始める事にします。
三之丸跡にある分岐までまで戻りそのまま直進して下っていくと猿岩と呼ばれている奇妙な石像のある分岐に、直進は壷阪山駅、栢森(明日香方面)は右折れなのでそちらへと下るのだが、竹林は荒れ放題、この道を歩く人は少なそうな雰囲気がする。
←猿岩〜栢森への道かやのもりへのみち
自然林から薄暗い植林地を抜けると飛鳥川分岐の栢森に合流。 ちょうど12時なので畑の脇で昼食にする。
ここからはしばらく飛鳥川沿いの車道をトコトコ歩いて行くのだが、この季節にTシャツ姿で歩いている私らが異様なのか、車の中からの熱い眼差しが気になるなぁ!。途中、男性のシンボルを綱で型どった男綱(型くずれしてましたけど)マラ石など見ながら、石舞台古墳に寄り、橘寺を経由して亀石・鬼の雪隠・猿岩も見物。
おみやげに畑で直売していた柿をザックに詰め込み飛鳥駅へと到着。

明日香村の棚田 石舞台古墳


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