茸採山【台高】

何度も足が止まる支尾根

夏は沢歩きばかりで、6月から山登りをサボっていた。気がつけばすっかり秋モードで、山の恵み探しの季節到来！。

林道を歩くと周りの木々が瑞々しくて、すっかり”いい感じ～”。
ちょこちょこっとかわいいキノコたちも生えている。

ここ最近雨が多かったので、もしかしたらいいことあるかも！！登山道には湧水もコンコンと出ていて、その周りの苔も瑞々しく輝くような緑で和ませてくれる。

小株みっけ～

登山道を外れて急斜面の支尾根を何度も休憩しながら登り詰め、お恵み探しの為ここから二手に分かれて歩き出す。

するとそれらしきもの発見！！こんな早くに見つかるかなぁ？と半信半疑。トンビじゃないよね？無線でpiccoloさんを呼ぶ。
「これマイちゃん？」「お～これはマイちゃんやで！」と小振りだけど、いきなりマイちゃん2株ゲット！

なんか幸先いいなあ～(^^♪。

ニセかバカマツタケ？

さらに分かれてあっちこっちと広範囲を探すが中々見つからないまま合流する。

森の中では黒く腐ったトンビマイちゃんの大群生がいっぱいあるがマイちゃんは現れない。
でも森が瑞々しくて素敵だから、歩けるだけでもウキウキ！！

支尾根を下るとpiccoloさんが「あった～」と叫ぶ。またしても小振りだが2株ゲット！

大当たり～

以前も小振りなのを見つけて、来週あたり採り頃じゃないかと取り置きしたところ無くなっていたので、小振りでも雪国マイタケと同じくらいの大きさだからゲットしとこう。

ここから二手に分かれて森をさまよい下っていると遠くから笛のなる音が（途中で無線機が没になってしまった）”あった”の合図だ。

そちらへと移動してみると「12株あるで～」「何？12株も～～～」ほとんどが採り頃採られ頃で、結構大きいサイズもあり1株1株丁寧に採る。

採り頃

これ全部、ザックに入るかなぁ？なんとか上手く収まってくれた。お恵み探しはこれにてお仕舞！

気がつけば12時を過ぎていたので、ランチ用の水確保の為沢へと下る。倒木に座りランチタイム～。

お天気はいいし、いい風は吹いているし、森は瑞々しいし、ザックはパンパンだし～。ハエが五月蝿いのが難だけど・・

ランチタイムを終えてから、この界隈に二体ある守り神様へと挨拶に行く。

ここで少し休憩します

「お久しぶりです、久々に登ってきて素晴らしい恵みを、ありがとうございます」丁度、二体の守り神様にも陽射しが射しこんでいて周囲の苔も輝いている。ここに来るとなんとも言えない気持ちになる。

マイちゃんでパンパンになったザックを背負って、森の中をゆっくり登り返してから枝尾根を下ると沢の音が聞こえてきた。沢を横切り、再び登り返して登山道に復帰する。

山の恵み探し、第一回目から物凄く運がいい。山の神様が憑いていてくれてるような！。