茸採山 PartⅢ【大峯】



貴重なヤマブシタケたぁ~くさん


レポはケルト


2015年09月27日(晴れ時々曇)

苔むした森だぁ~いすき♪

違う山域の茸採山にも足を運んでみた。
前日に雨が降ったので今日もしっとりとした素敵な森に入れそうです。


ただこの時期はスズメバチにも用心しないといけないので撃退スプレーを持参。黒色を避けた服装がよいと思います。


尾根と斜面トラバースの二手に別れ森歩きを楽しみながら歩いていきます。


そよ吹く秋風は気持ちいいのだけど、かなり湿度が高いようで汗がすご~く出てくる。


かわいい苔

入山15分で大きなマイちゃんが2株も!!凄い~まだ残っているんだぁ!。


採りあげて確認、するとカビの胞子が見えた・・・もう1株にも・・・・これはだめだなぁ、雨が降りすぎてカビッたのかなぁ。


でも入山すぐで見つかるなんてラッキー、先行きは良さそうです。


観賞用の可愛いキノコ、紫色のものや苔とのコラボ、素敵な写真もいっぱい撮れます。


ヤマブシさん

エッグタルト、パンケーキ、マルボーロに見えるのもあったり、本当キノコちゃんたちは面白いです。


苔たちも様々な種類があるので、倒木にびっちり生えているのを見つけては、どんなのが生えているのかじっと見入ってしまいます。


登山道脇の樹を何気なく見ていると、50m程下にいるpiccoloさんから無線で“目の前の樹にあるのはヤマブシタケ違うか?”見上げるとまさしく!ほんまにエエ視力やわ。


マムシ君もいます

その後も稜線に向かって登っていると、斜面の樹にヤマブシタケ4株が生えている!!。


しかし地上から4m程上に生えているので、届きそうなしっかりとした枝を拾ってきてオリジナル秘密兵器を取り付け15分程格闘の末、4株ゲット。色・大きさは過去最高品。piccoloさん恐るべき執念の賜物。


登山道に復帰するもまもなくで、40m程下の斜面を指差すpiccoloさん。確認しに下るとまさしく!今度は私が格闘して上手いこと採れた!!。


ツキヨタケは“ダメよ~ダメダメ”

と思ったらコロリンコロリン!ヤマブシさんはあっという間に斜面を転がり落ちていってしまった。ショック・・・なかなかのブツだったのになあ・・・。


それでもまた発見したりで、今回はヤマブシさんとの出会いが多い。


今シーズン、ツキヨダケはあまり見てなかったので少ないのかなぁ?と思っていたがここのお山にはこれでもか!って言うほど1本の木にたくさん生えているのをいくつも確認、しかもデカイ。


秋ですねぇ~

パッと見は食べられそうですが、中毒する方が毎年出ている要注意の毒キノコです。

もう11時半だ。ランチをいただきましょう。
丁度いい倒木に座り稜線の景観見ながらゆっくりと食べたいのだけど、ハエが五月蝿くて仕方ない~Y(>_<、)Y。


キノコと苔ばっかり見ていたので気がつかなかったが、樹々も点々と紅葉が始まっている。


型崩れしなかった分だけ

貴重なきのこと言われているヤマブシさんを思いのほかゲット出来た喜びで一杯だ。しかも白くて大きな株。


ちなみにヤマブシタケは、中国で四大山海(他はフカヒレ、ナマコのいりこ、熊の掌)の珍味の一つとされ、宮廷料理用の食材として珍重されたという。


薬用として女性の更年期障害の症状を改善する効果やアルツハイマー型の抗認知症効果など素晴らしい特性があるようです。



おしくらまんじゅう~
エッグタルトみたい~
クッキーみたい~ ジャガイモみたい~  仁丹みたい~
マルボーロみたい~
パンケーキに見える~
モコモコ~
真っ白です~
帰りましょう~

               




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