茸採山 PartⅠ【奈良】 しっとり濡れた森を徘徊 2016年09月04日(雨) レポはケルト |
8月いっぱいで沢遊びを終了、今月からはお山の恵み探索モードに入る。
予報は芳しくなかったけど、大きく崩れる事はないだろうと登山口駐車地に着いたけど、早々に雨が降り出しちょい本降り状態に…。
しばらく様子伺いしていたら小降りとなったので、傘さして出発~。
歩きだしてすぐサルナシ・アケビ・ヤマボウシ・マタタビといずれもたくさん実っていた。月末頃には熟しているでしょう。
今週は雨量が多かったので沢の渡渉が気になっていたが、案外スムーズに渡ることが出来た。
いくつかの渡渉をこなして沢で小休止してると、piccoloさんがびっくりしたような声で”あれ見てみ!”と言うので指差す方向を見ると沢中に鎮座する大きな岩の上に、高さ60cm幅10cmもない石が不自然に直立しているではないか~~(';')。
見に行くと自然に落ちてきたとは考えにくく、誰かが立てたのだろうと思えるが、それにしても発想と器用さが絶妙のバランス!!。
また直立した石の傍らで動かず佇むカエルちゃんがお似合いで微笑ましく思える。
炎天下の中を歩くことにならず、小雨がありがたい。濡れた森のフインキはいいし涼しい。(でも湿度が高いので汗ダク~)少しづつ秋になってるんだなぁと感じる。
途中の沢で、タオルを濡らし汗をぬぐい顔を洗うと気持ちいい~。1000mを越えれば心地いい風も吹いてくる。
相変わらず雨は降ったり止んだりで、傘を開いたり閉じたりを繰り返して登っている。
雲の隙間からは、明るい陽射しに照らされた麓の集落が見えている。
アキノギンリョウソウが咲いている、もう終わりかけなので黒くなり始めているが、茎の透明度はなんか神秘的。
稜線に出ると雨風がひどくなってきたので、しばらく大木の下で様子を見る。
止む気配がないのでレインウェアを着て森へと入って行く。
ここからは、二手に分かれて探索モードに。
早速、マスタケ発見まだ幼菌でいっぱい出ている。
ちょっと離れた場所の樹に小さいものがたくさん出ているのを発見、近付いてみると小さなキノコがこれでもかというくらいニヨキニョキと生えている。
なんてかわいいんだろう!!piccoloさんを呼んで見てもらうとその数の多さに驚いていた。
その後も鑑賞用かわいいキノコ達をいろいろと発見。雨で濡れているから艶があってかわいさを引き立たせている。
森の中は、この雨続きで普段見ることのない小さな流れが至る所で現れているし、周辺はガスでうっすらモヤっとしていて素敵な景観。
倒木にはシイちゃんが1本こんにちは!あらこの森にも出るんだ、この界隈でシイちゃんを見たのは初めて(^^♪これは期待できるかも。
あっちこっち徘徊するがなかなかマイちゃんが見つからなかったが、ようやくpiccoloさんが1株だけマイちゃん発見!1株だけだけど何も無いよりはいい。
その後、この界隈の神様にご挨拶、湿地帯の苔も綺麗な緑色でここはほんとに癒しの場でもある。
私はうっとり見とれている間にpiccoloさんはせっせと探索に。
しばらくすると合図が聞こえお呼びがかかる!。
そちらへと行くと樹の周囲にクロマイちゃんが7株出ていた!小さな株ばかりだけどね。
その後もかなり広範囲を探しながら下山モードとなるが見当たらなかった。
往路とは違う森を徘徊してるとpiccoloさんがシイちゃん発見!食べ頃のが10個程あったのでいただく。
シーズン初の茸採山は空振りにならず、また雨でしっとり濡れた“静かなお山の森歩き~♪”を楽しめ満喫しました~。
カリガネソウ | マスちゃん | |
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マイちゃん | ||
これもマイちゃん | ||