不動橋〜赤滝〜宇無ノ川〜白藤滝落差約40m【大峯】





2008年09月15日(曇り後雨) 
 
                             
先月8月30〜31日不動橋手前の広場でテン泊予定で出かけるが、局地的な豪雨で宇無ノ川と周辺の谷は濁流となっていたのであえなく撤退、日帰りとなったが宇無ノ川を白藤滝まで滝巡りしながら遡行してきました。

レポを書いている時間がないので文はケルトさんにお願いしました(^ ^;)ゞ。
 GPS軌跡           
 
コースタイム(全行程約9時間半・全歩行距離約20km)
不動橋手前広場07:30〜中ノ川出合08:10〜08:30赤滝08:45〜片口谷出合11:40〜11:55雨滝12:05〜12:15白藤滝(昼食)13:10〜15:50南谷出合16:05〜17:00不動橋手前広場P

←廃屋とガラクタが散乱。
奈良の大峰にある宇無ノ川沿いの滝鑑賞をするべく谷歩きに行きました。
途中、川の中を泳ぐかもしれないということでわくわくしながら、現地へ〜天気は曇り、暑すぎず涼しいなかの山行、7時30分に駐車場を出発!林道を1時間くらいかかって最初の赤滝前、ここで記念撮影などしながら少し休憩後さらに林道を奥へと進むと、ピッコロさんが「ここから谷の方に下りて行く」と言って、昔、飯場があった廃屋を横に見ながら、一升瓶がいっぱい捨ててあって危ないなあと思いながら、谷の方へ。
←不思議な世界。
降りてきたところには、川の流れで摩耗された大きな岩が不思議な世界を作っていました。

上部は紫色に染まっていて、形は桃のように丸みを帯びた形になっていて、2・3mくらいの大きさの岩が谷のある一部分だけにあり、なんだか微笑ましい景観。巨大な桃のような物体が転がっている〜みたいな。

そんな岩たちをよけながら、滝探検へ〜。

←水に浸かりながら岩をくぐります
何度も渡渉しながら、石の上は茶色くコケっていて滑りやすくなっていたので気をつけながら進んで行く。
どんな滝が待っているんだろう?
ピッコロさんの予定の中に3つの滝が見られることになっていたから歩みは、しんどくてもその先の景色が楽しみだったので、早くみたいという気持ちが背中を押すように岩々を乗り越え、時にプチクライミングがあったり、岩場をへつったり、上がりきれない岩場は、ピッコロさんに引っ張りあげてもらったり、どうにかこうにか前へ進んでいくと目の前に出現した光景は、すばらしい滝(名無し滝)が右横と前には二段の滝。まったくフンイキのちがう感じでその場の空間は圧巻でした。激している。
←この先はどちらへ…。
二段の滝は、大きな岩場を割いて流れてきた川が轟音と共に流れ出てきて、その淵のエメラルドグリーンのきれいな色に目を奪われました。思わず浸かりに行って、泳ぎたい〜と思いましたが、胸まで浸かったら、冷た過ぎて無理〜と思いとりあえず浸かっている写真だけ撮ってもらいました。
すごく神秘的な空間!!でも目的の滝は、まだまだ奥の方だということでどこからこの二段の滝を越えて行くかとピッコロさんが道探しに行ってくれるがなかなか帰ってこられないので、大丈夫かなあと心配していました。

←二段の滝。
だいぶ経ってから戻ってきて、左巻きで行くけど途中で危ない箇所があるとのこと。
 それを聞いて「えっ〜どうしよう」と思いましたが、これを乗り越えたらまたこれ以上に素敵な景色が見られるんだと、行く決心が固まり、念のためピッコロさんが持ってきていたザイルでつながれ、右岸をよじ登って前進〜上流にあがったら、また静かに流れる川の景色になり先を急ぐ。
だいぶ経ってから戻ってきて、左巻きで行くけど途中で危ない箇所があるとのこと。
それを聞いて「えっ〜どうしよう」と思いましたが、これを乗り越えたらまたこれ以上に素敵な景色が見られるんだと、行く決心が固まり、念のためピッコロさんが持ってきていたザイルでつながれ、右岸をよじ登って前進〜上流にあがったら、また静かに流れる川の景色になり先を急ぐ。
←広〜い河原。
けっこう大変な道のりだったから、ほんとびっくりです!! しばらく進むと焚火の煙が見えてきて、そこに女の人の姿が見え、先に行くピッコロさんが話しかけていて、聞いたところ、同じ囲炉裏の”M”さんということでこんなところで囲炉裏の方に会うとは、またもびっくり!Kさんと来られていて、今Kさんは、魚釣りに行ってると!途中で会うかもと。
ちょこちょこっと話して、私たちは、目指す雨滝の方へ〜 片口谷出合付近でビールを飲んでくつろいでいるKさんと遭遇!またちょこちょこっと話して、上流へと進む〜雨滝に着いて、すごく目立たない感じでひっそりと雨が降るような感じで滝は流れていました。滝にうたれる場所に立ち、写真を撮ってもらい、目指すは最後の白藤滝へ〜雨滝から10分くらいのところに、最後の白藤滝はありました。

←雨滝でシャワ−。
その滝もひっそりと静かな感じで落差は約40mくらいあったのかなあ?記念撮影を終えるとちょうど12時なので本流へと戻り昼食タイム!!ラーメンを作って少し冷えた体を温め、コーヒーを飲みながら休憩していると雲行きが怪しくなってきたので、ぱぱっと片付け下山〜、片口谷出合に戻ったところから本降りになってきて、「やばい〜」と急ぎ足!
苔でコケないように気をつけながら(うん?シャレ?)、下って行くとMさんがまだいらっしゃって、Kさんが魚を釣りに行ったまま、まだ戻って来ないと・・・
しばらく一緒に待ちましたが、足が遅い私達は先に下山をすることにしました。
←白藤滝。
雨も小降りになってきたけど、あまりに急いで歩いたのでスタミナ切れになり、まだ半分もきてないのに「どうしよう〜」と、 「あっそういえばおにぎりが1つ残ってた〜」と思い出し、パクつく!なんとか持ち直し、往路と同じくザイルで繋がれ危険な場所を下りてきて、二段の滝前で一休み。
 そこからはしっとりとした景観を楽しみながら林道へと上がる所まで戻ってきたので少し休憩、対岸の岩壁の上の方にスズメバチの巣を発見!えらい高いところにあるなあ〜と、しかも大きい!ピッコロさんいわく、古い巣だからスズメバチはいてないと、なんて目がいいんだろうと、その視力の良さに驚く!なんだかんだとあとは林道歩きだけ〜、頑張って車のとこまで歩かないと!なんとか最後の力を振り絞って、林道も上りとなりしばらく行くとやっと車が見えてきて、なんとかもった〜と。

←宇無ノ川。
今回は、昼から天候が怪しいということでほとんど休憩を取らずに歩き、川の中、岩の上り下りで結構消耗が激しかったです。
でも、そんな大変な山行だけど、それを乗り越えた時のすんごい景色が待っていると思うと、中毒になったようにまた行きたくなります〜 次の探検が楽しみです!!
赤滝 名無し滝 名無し滝












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