ゼエノ谷〜木屋谷〜地蔵谷(台高) 



2007年03月04日(晴れ) 単独
                             
2月は激務+腰痛で休日も無く仕事一筋の寂しい毎日、3月は少し余裕が出来たので早速歩きに出かける。
前回木梶山からゼエノ谷へと下ってきたので、今日はゼエノ谷源頭部まで詰めて馬駈ヶ場の稜線を横切り木屋谷へ降りた後は、国見山北北東の森へ登り返し縦走路を北上、赤ゾレ付近から地蔵谷へ降下するコ−スで歩く、これは前回のレポを見て下さったヤブコギの達人Yさんから“それは私の足跡です”とメ−ルを頂き木梶界隈をよく知られた方々が集まる掲示板に招待されお邪魔虫!皆さん思い思いのル−トを歩かれているのを参考にさせていただいたり、ル−トを教えてもらったりとありがたい掲示板ですm(_"_)m 今は毎日読み逃げ(f(^_^; スンマセン)ばかりしています。

風景スライドショ−

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3D地図 コ−ス断面図

コースタイム  (全行程約7時間弱)
鳴滝展望駐車場08:00→ゼエノ谷出合08:25→馬駈ヶ場稜線10:20→木屋谷10:50
→国見山北北東尾根11:20→馬駈ヶ場(昼食)12:00〜12:20→赤ゾレ池12:45→
地蔵大岩13:15〜13:30→林道14:25→鳴滝展望駐車場14:40

←ゼエノ谷。
高見トンネル東口から木梶林道へ、地道になりゆっくりと走らせるが腹を擦りそうな石を取り除く為何度も停車し駐車場着、先客の初老男性が身支度をしておられ“ここから縦走路に上がり伊勢辻山行けるんでしょうか?”と聞かれ地図で説明するが私も先日ヤブコギネットで教えて頂いたばかり(^^;)ゞ 近々歩く予定のコ−スでもある。男性の後ろ姿を見送り林道を進む。
林道終点からは木梶川沿いの杣道を歩くと木原谷との出合、川を渡渉し尾根を少し登りゼエノ谷の杣道(水平道)を進む。
←ゼエノ谷。
谷も広くなってきた辺りで谷芯へと降り谷沿いを歩く
逆光の谷は神秘的な雰囲気で岩の上を流れる水のせせらぎは白く光り輝いて見える(゜▽゜;) こんな情景を独り占め出来るなんてo( ^_^ )o らっきー♪なんて感じながら進んでいると谷がかなり広くなりワイヤ−ロ−プや一斗缶が放置された(飯場跡らしい)所に、テン泊したくなるようないい場所やなぁ〜ここでザックを置き周辺を散策、20数回シャッタ−を押す羽目に!この場を離れたくない気持ちを振り払い谷沿いを歩き始める。

←ゼエノ谷
“おやぁ〜釣り人が居るやん!”近寄ると先方も驚いたようで、“何処へ行くん?この先に道は無いでぇ!”“このまま谷沿いを馬駈ヶ場まで、帰りは地蔵谷を下ります”この界隈を管理しているK造林の方だそうで、仕事の合間に放流したのを釣られているのだとか。
少しの会話後お別れして何度も渡渉を繰り返しながら谷を詰めて進むと、前回木梶山(左俣)から下ってきた二俣へ今日はまっすぐ進んで行く、小さな谷が左右からいくつも合流しているので都度地図とコンパスで確認、やがて谷幅が狭くなり水量も少なくなってきた、左の斜面は植林され薄暗い。
←ゼエノ谷源流部。
現在地は( ̄-  ̄ ) ンーここかな?V字に深くえぐれ雪が吹き溜まっているこの小さな谷を詰めて行けばいいか!見た目よりかなり急斜面で‘ズボッズボッ’と足は沈み息切れ“ゼェ〜ゼェ〜ゼエノ谷!30pは溜まっているよ〜長靴でよかった〜”なんて呟きながら右尾根に這い上がれそうな場所に辿り着き木を掴んで尾根に乗っかり登り始めるとすぐに植林帯の中の杣道に出る!なんと反対側から続いてきてるやん!あの二俣であっちに行ってたらすんなり登られたかも〜惜しかったなぁ〜f(^^;) 。

←高見山、登り詰めたカヤトの斜面から
杣道を歩くとすぐに植林帯とカヤトの境目となり稜線までカヤトの斜面が広がっている、ありゃ!馬駈ヶ場の稜線に出る予定だったんだけどなぁ〜谷歩きもまだまだ未熟なので現在地を見誤ってばかりf(^^;) 稜線をトラバ−ス気味に馬駈ヶ場山へ進む。さぁお次は木屋谷だぁ!適当な所で降下する、ヒメシャラやミズナラが多く感じいい斜面、水音も大きくなり流れも見え始め難なく着地、ここも広い谷でブナも多く新緑の時期は見上げればライトグリ−ンだろうなぁ!谷沿いを少し詰めるとこの先尾根に乗っかるのはきつそうなのでここらで南の尾根へと上がる事にする。
←馬駈ヶ場山。
尾根はなだらかで広く適当にどこでも歩ける、振り返れば馬駈ヶ場の稜線と結構もっこりしている馬駈ヶ場山、大木が点在する国見山北北東平を散策しながら馬駈ヶ場で昼食、縦走路を北上してまたもや地蔵谷へ急降下、の〜んびりまったり谷歩きで下っていると
2つ目の十字狭を過ぎた辺りで朝出会ったK造林のおっちゃんが釣り糸を垂れていた、なんと50匹程の釣果!“ではお先に〜”と下っていったがすぐに追い抜かれたのは言うまでもありません(=^^=) 今日は縦走路で2人の登山者に遭遇しただけでしたし、大自然を堪能できる谷歩きで気分リフレッシュV(^-^)
PS:この界隈まだまだ違うル−トで楽しめそう!落葉して見通しの利くうちに1回でも多く訪れ、新緑のライトグリ−ンに輝く谷歩きを満喫してみたいと思っています。


でけぇ! 毎度お馴染み赤ゾレ山池
ゼエノ谷 ゼエノ谷
木屋谷 地蔵谷

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