木梶林道〜地蔵谷出合〜赤ゾレ山標高1300m〜馬駈ヶ場〜木梶山標高1230.2m【台高】


囲炉裏公開オフ


2008年11月02日(晴れ) 
 
                             
昨年、囲炉裏オフ企画で好評のようでしたので今年もオフを企画、木梶林道は9月から車での進入禁止となっているので林道入口のスペ−スに駐車、ウォ−ミングアップを兼ねた長い林道歩きとなる。
  
 GPS軌跡   コ−ス断面
  
コースタイム(全行程約9時間・全歩行距離約18km)
木梶林道 09:15〜地蔵谷出合10:20〜12:25赤ゾレ山(昼食)13:20〜13:35馬駈ヶ場北尾根の大ブナ13:40〜馬駈ヶ場P1316m14:05〜14:40木梶山14:50〜木原谷出合
15:50〜16:30南ノタワ16:40〜17:50木梶林道

←雲ヶ瀬本滝。
林道を横切るキワラ谷の木梶不動滝前で最初の滝見、水量は少なく岩肌をなめるように水が流れている、紅葉はもう少し後のようである。
いままでは車で乗り入れていたので短く感じた林道も、歩いてみれば結構な距離であるが、木梶山北尾根の色づきはじめた斜面をゆっくりと眺めながら足を進めるのも悪くはない。

林道二つ目の滝、雲ヶ瀬本滝前にやってきた、青空バックにグラデ−ションの紅葉と緑が入り交じり最高の滝見となり、皆さん滝に引き込まれるかのように見とれている。
←キツイなぁ〜。
林道から見る大きな滝の締めくくりは鳴滝、遠目に見ても豪快な滝であるが滝の半分は木々に隠れている、帰路の時間に余裕があれば稜線近くから見下ろす鳴滝と秋景色を眺めていただく事にして地蔵谷出合へと林道を進む。
林道脇に居座る大岩横から河床に降り地蔵谷右岸水平道へと踏跡を辿る、バリル−トを歩き慣れていない村民は“キツイなぁ〜”とか“こんなん楽しい〜♪”と様々。

←はい、ポ−ズ。
苔むした谷と穏やかな水流を見てはじめて訪れた方からは“いいわぁ〜綺麗やわぁ〜”と口癖のように連発、谷芯歩きに備えて6名中5人が長靴、今回の為に買いに行ったという方も居られる。二条の滝でお揃いショット、十字峡のCo950で小休止、木々のグラデ−ションも鮮やかで青空も澄み森が凄く明るく感じる。
赤ゾレ山へと向かうので左俣へ、滅多にお目にかかれないオオダイガハラサンショウウオを探すがやはり見つけられなかった、夜行性らしいから以前見たのはかなり運がよかったのでしょう。
←台高の山並みに見とれています。
次の案内地はミソサザイの苔の巣、もうかなり荒れていて一部は崩れかけている、今年はリフォ−ムされなかったようだ。
谷の傾斜も徐々に増してくると三俣となり真ん中の谷の右岸よりを歩けば見えるゴリラ岩、数m歩く場所が違えばゴリラには見えない。
昼食用の水を確保してから左岸斜面へ取り付き縦走路に乗っかり赤ゾレ山へ、少し霞んではいるが眺望を楽しんだ後は南に下り池手前の東斜面で風を避け昼食とする。

←385cm大ブナ。
赤ゾレ池横から縦走路を少し歩き馬駈ヶ辻のピ−クをトラバ−ス、この樹の傷は鹿の角研ぎ痕ですよと説明する、最近この痕を熊の爪痕と間違われ写真紹介しているサイトもチラホラ、でっかい手した熊やなぁ!こんな手で叩かれたら体がバラバラになるやろ〜と思いながら見てしまう(^ ^;)ゞ。
馬駈ヶ場の稜線北斜面にザックをデポ、zippさんが公開してくれた大ブナ地図の木梶本谷左俣左岸尾根の385cmブナを表敬訪問すべく標高で50mほど下る、枝が折れているのは惜しいが385cmの胴回りは木梶界隈では現在2番目で堂々としたものである。
←ゼエノ谷を見下ろす。
木梶界隈がはじめての村民も居られるのでP1316馬駈ヶ場のピ−クを踏んだ後14:08に木梶分岐手前、時間があれば435cmのブナを見に行くのだがタイムリミットである、分岐手前でショ−トカットして木梶山稜線カヤト道へと合流、ゼエノ谷の紅(黄)葉を見下ろしながら木梶山着。
山頂から北西へと下る登山道のCo1200mから西の支尾根を下りゼエノ谷の炭焼き窯跡横に着地、ここから連瀑まではなだらかな谷芯歩き、連瀑を過ぎれば左岸水平道を辿り木原谷出合まで一気に歩き通す。

←水平道より鳴滝
鳴滝展望駐車地が16:15分、縦走路下の水平道へと登り鳴滝を見下ろす時間もなんとかある!ので空身で約100m登る、夕暮れでよりいっそう深みのある谷の秋景色を満喫、縦走路の南のタワまで足を延ばせば“この道の謎解きができた!”という村民も。夕暮れが迫ってきたので林道へと足早に下る、駐車地に着く前には闇下となるがほぼ予定通りのオフとなり山を楽しんでいただいたご様子。

木梶林道脇 地蔵谷 地蔵谷
地蔵谷 まもなく縦走路 赤ゾレ山
鹿の角研ぎ痕 木梶山 ゼエノ谷着地
ゼエノ谷水平道 木梶林道より












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