前鬼川の写真をピッコロさんに見せてもらって、なんてきれいなコバルトブルーの谷なのかしら〜 ヒウラ谷など素敵なエメラルドグリーンの谷を見てきたけど、コバルトブルーはまだ見たことがなかったので行ってみたい〜(*^_^*)と思ってはいたが蛭に会う可能性もあるとか?で去年から足踏み状態。 でもやっぱり見たい〜(>_<) 蛭にあったらハッカ水かけてもらったら大丈夫!と行く決心がつき、いざコバルトブル−の前鬼川へ〜。 |
コ−ス | スライドショ− | |
---|---|---|
コースタイム(全行程約6時間・全歩行距離約6km) 林道終点P 08:25〜09:10二段10m滝09:30〜10:20湧水帯10:50〜11:25垢離取場(昼食)12:30〜12:0湧水帯13:00〜13:20ナメ床13:40〜林道終点P14:35 |
---|
←黒谷の吊り橋。 この日は天気に恵まれたがまだ少し肌寒く、8時頃に駐車場に到着。 前鬼林道ゲ−ト手前の黒谷に掛かる吊り橋を渡ってすぐ谷へと降り少し下流へ戻っていく。 久々の谷歩き、いろんな楽しみどころがあるとピッコロさんから聞いていたので、わくわく!! 15分くらい歩いたら本流に出た、下流側には崩れた吊り橋が見え、これからの探検にはもってこいの光景。 崩れた吊り橋とは、逆の方向に遡行開始、さっきまで歩いていた黒谷は暗かったが、本流は川幅が広く視界が広がったので気持ちがいい!。 |
|
←二段10m滝。 しばらく歩いて行くと釣り人に遭遇、長い釣り竿を片手になんなく大きな岩を越えて行く。すごい、慣れてはる〜と「おじさん、凄いですね〜」とちょっと会話を交わす。 第一弾の見どころ、コバルトブルーの釜が見えてきた。 上ってきた方向からだと全貌が見えにくい。なんとかいい位置に行くように渡渉し右岸へ。若干斜め前から見る二段10m滝は水量も多く圧巻! コバルトブルーの滝壺は今まで見たことがなかったからその美しさに感動しまくり!! なんて綺麗な色をしてるんだろう(*^_^*) 泳ぎた〜い!!でも気温は低く少し肌寒い。 |
←透きとおってる〜。 めちゃくちゃ暑かったら泳ぐのに〜、また暑くなったら泳ぎに来ようと思い直し写真を撮りまくる、ここでバンダナショットも撮り、しばしうっとり〜。 左岸に戻ると滝を巻き上がる為のロ−プが垂れ下がってあり、それを使ってよじ登り滝を巻いたあと落ち口近くの岩上へ下りる。 滝の上から下を眺めると、どこから見ても綺麗だわとまたも写真を撮りまくり。 |
|
←約120mのナメ。 この滝から上流は今日の見どころ第二弾、長さ120mにもなる滑床が現れる〜、滑床フェチな私はここでも感動しまくり〜川幅がすごく広いし、ここも圧巻! 溜まりにはオタマジャクシちゃんたちと1年ぶりのご対面、浅いのでわんさかと気持ちよさそうに日向ぼっこしてるような、こんなにわんさかいてたら、オタマすくいが出来るなぁと素手ですくって遊ぶ。 天敵が居ないせいか、のんびりちゃんみたいですぐに手の中に入る、なんてかわいいんだろうか、そののんびり加減に愛おしさを感じる。 |
←カッパ滝。 おっとこんなことをしに来たわけではない、先に行こう。 すると今度はイモリちゃんたちを発見、気持ちよさそうに泳いでいるなあと横目で見ながら足を進める。 突然大きな岩がゴロゴロで、ここから自然のアスレチックが始まる。 大きな岩をがんばって乗り越えるが、脛をぶつけて今日もいっぱい青たんが出来るなぁとどんくさい私に比べピッコロさんはいつものように身が軽い!お尻もかるそう〜〜f(^^;)。 途中、大きな岩の上を水が流れて小滝状態になっている、何か目に止まるものがありよく見ると岩の上の部分にひびが入っていて、水がその隙間から流れ落ちているのでカッパに見える、この岩をカッパ滝と勝手に命名!。 |
|
←箱状廊下。 頑張って乗り越えて行くとピッコロさんが「もうすぐだ〜凄い景色が出てくるよ」と言うと間もなくで、神秘的な景色が目に入ってきた。 第三弾は噂のミニナイアガラ滝の登場!!左岸の四方八方から湧水が流れてきて本流の箱状廊下へと流れ込んでいる。流れてくる湧水の川もそれぞれ表情がちがう、「凄い!凄すぎる〜!!奈良の奥深くには、こ!こんな神秘的なところがまだあったなんて!」感動どころではない!「あ〜〜〜〜〜神様、生きててよかったです〜 」ここでもあっちゃこっちゃと写真を撮りまくり。 肌寒くなかったら、湧水のミニ滝に打たれるのに〜〜 ここも暑くなった時に来て、絶対に打たれてる写真を撮ってもらおう!次回の楽しみにとっておこう。 ここで感動に浸っていると3人組の男の子たちがやってきた、挨拶を交わすが彼らはここで立ち止まらず先に行ってしまった、私たちも今回の目的地である垢離取場を目指してまた大きな岩を越えて行く。 |
←垢離取場。 久々に岩場を歩くとお腹が減る減る、ちょっとヘロヘロ状態になってきたので、もう持ちこたえれないと昼食前にも関わらず持ってきたパンを頬張りエネルギー補給!。 11時25分垢離取場に到着〜、先に行った男の子たちも各々食事中、私たちもここで昼食タイム!川のお水でラーメンを作り今歩いてきた景色を思い出しながらのんびり休憩〜。 男の子達は休憩も終わり“お先です”と言い残し川を下りて行った、なんて気持ちの良いハンサムボ−イなんだろう(*−−*)ポッ。 |
|
←ブル−の水面とグリ−ンが鮮やか。 それからしばらくして釣り人のおじさんもやって来た,ちょこちょこっと会話を交わす。 さぁ私たちも戻ることにするのですが、登山道だと尾根まで登るのが大変ということと、蛭に出くわす確率が高いらしく蛭大嫌いな私は往路を戻るのがいいとピッコロさんにお願いして谷を下って行くことに。 下りは行きとはまた違う表情に見える、ナイアガラの滝近くで写真を撮りながら小休止、ここで若者5人組とすれちがう。 やはり下りは大変、岩のとこが滑りやすく何度か滑って尻もちをついてしまうので慎重に足元に気をつけて行く。 やっとのことで滑床まで来て小休止、ここまで来たらちょっと安心なのでまたまた小休止。 |
←渡渉の緊張場所。 二段10m滝近くまで下って来たが、落ち口近くを渡渉しなければならないが、朝よりも流れが早くなったような気がする。ピッコロさんが先に入って、足場を確保してくれ「落ち着いて渡り〜」と言われたのであせらず、流れに足を入れるが、どんくさい私は流れに足をすくわれて、真ん中でバランスを崩し四つん這い状態、立ち上がりたいが流れがきつく思うように立てない。焦りが出てきて、「このままじゃあ、まずい、ピッコロさんが支えてくれてるのに、すぐ後ろは滝の落ち口、早く立たなきゃ、ピッコロさんもバランス崩すことになる、どうしよう(@_@)」「落ち着き、落ち着けば大丈夫やから」とピッコロさんの声。その声でなんとか落着きを取り戻し、立ち上がれ左岸へ渡れました。ここの渡渉の幅は2m程なのですが、流れがものすごくきついので危険個所です。ここともうひとつこんな場所があったように思う。 |
|
←今年は前鬼通いしてしまいそう♪。 14時25分、無事に駐車場まで着けて、ひとまずほっとしました。 今回は、少し肌寒かったので、泳ぐことは出来なかったですが腰あたりまでは浸かったりしました。 でも、ほんとにここに来られてよかった〜(*^_^*)コバルトブルーの淵に滑床、ミニナイアガラの滝にカッパ滝!と見どころも満載、遊びどころもいっぱいあり遡行してるといろんな景観に変化するので、凄く楽しめるコースだなぁと思いました。今度来るときはシュノーケルと水中メガネを持参して、泳ぎまくりたいと思います!奈良の山は、神秘的なところが多い!ますます奈良の山が大好きになる私でした。 |
大岩の下を潜り抜け | 尻すべりできそ〜 | 天然プ−ル |
巨岩帯 | ナメ小滝 | 箱状廊下と湧水滝 |
湧水滝 | 湧水滝 | この透明度! |
変化に富んだ→ | →((((((((( ・_ ・)テクテク→ | →景観は最高です |
ササユリ | 不動七重の滝 約120m | |